戦友会 ③計画1号艦
|Posted:2024/12/27 09:52|Category : 未分類|
戦艦大和会に入会していた祖父の遺品が出てきました。おそらく会員章と思われます。
戦友会は各地にあったようです。そして、昭和60年頃までは活発に活動されていたようですが、当然の成り行きで次第に減少しています。祖父が残したスクラップブックに綴られた資料も、昭和59年の会員名簿を最後に終わっています。
戦艦大和の就役は昭和16年12月16日。祖父の軍歴表に記された大和への乗艦命令は昭和16年9月5日ですから、就役前から何かしらの準備をしていたと推測されます。就役当時は左右にも副砲が搭載されており、その担当だったと聞いています。その後、昭和19年3月まで大和に乗り組みをしていた記録が残っています。
現在、戦艦大和会としては大和が建造された呉に残っているだけと聞いています。戦艦大和会では毎年4月7日、呉長迫公園にある「戦艦大和戦没者之碑」前において追悼式を行っています。
今回出てきた会員章は直接戦争に結びつくものではありませんが、このようなものが存在すること自体、日本が戦争していたことの証であり、現在の平和が当たり前のものではないと感じることができます。
広島県呉市にある「大和ミュージアム」も開館20周年を迎え、施設・展示のリニューアル工事に伴い令和7年2月中旬から令和8年3月下旬まで、約1年間全館休館する予定となっています。
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