出版界が現在抱える問題に関するやりとり
- izumosobarieato
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いぜんつぶやいた漫画業界のマーケティングについて。http://togetter.com/li/48694 今までにないマーケットを作り出して、的確な値段で適切な数を供給するというのが本来のマーケティングと書きましたが(つづく)
2010-10-12 00:28:10それが出来ていないのに売れない売れないって言ってるだけじゃないの?という疑問を証明してしまった一つの例。http://p.booklog.jp/book/9867
2010-10-12 00:29:56この作家さんはラジオ番組という幸運な取っ掛かりと、ネットの波及効果、そしてご自身の足で稼いだ宣伝(出版社は在庫を提供しただけ)で増刷まで漕ぎ付けました。逆に言えば、本来のマーケティング活動を行なっていればこれだけ売れるコンテンツを見殺しにしようとしていた事になります。
2010-10-12 00:33:25ただ本屋さんに並べるだけで、陣取り合戦をするだけで売れる時代はもう過ぎ去ったという事ではないでしょうか。
2010-10-12 00:35:51@macchiMC72 新しいメディアによる告知が不安定であることも挙げられるのかな、と言う気がします、そうなるとどうしても取次、書店からの反応のみを気にせざるを得ないと。
2010-10-12 00:44:02@macchiMC72 と言う事は、出版側でも色々な告知、販促を試してみるべきで、そういう辺りを模索していたのが今回たまたま当たったとは言えると思います。
2010-10-12 00:45:27@macchiMC72 であるなら、コレをたまたま、に終わらせず、以下にして需要を掘り起こすかのケーススタディと見るべきじゃないか、共思うのでした、市場が不明だと辛いと思うのよね、今回掘り起こされた市場はどの様な市場なのか分析をしてみる価値があるんじゃないかしら。
2010-10-12 00:47:31@izumosobarie そうですね、不安定なものにお金をかけるのは不安というのも一つの見識です。ですが、今回の件が個人の幸運と努力によるシンデレラストーリーであり、出版社は何一つ具体的な事をしていないという事は注目すべきかとおもいます。
2010-10-12 00:48:29@izumosobarie このあとこのような宣伝・営業のスタイルを出版社がとるようになるなら、おっしゃるとおり今回の件はケーススタディとして残ると思います。でも、自分はそれについては悲観的です。
2010-10-12 00:50:29@macchiMC72 今までの経験がおありだと思うので、悲観的になるのも無理はないと思います、その辺りはどうしても地道に出版社の中の有志がやっていくように仕向けるしかないでしょう。>有志が居るかどうかはともかくとして。
2010-10-12 00:52:40@izumosobarie 悲しいかな中の人は会社員ですから、まず間違いなく「ボランティア」な活動にならざるを得ません。なぜなら、売れるかどうか分からないものには会社は基本お金を出さないからです。そして個人の活動に限定される限り、この売り方はなかなか広がらないでしょう。
2010-10-12 00:56:12後、ネット上の宣伝営業スタイルはどうしても双方向性になりがちです、相手が探しているものとこっちが売りたいものがマッチングしないと反応しない、そう思うのです。
2010-10-12 00:57:01@izumosobarie はい、おっしゃるとおりです。押し付けを嫌うのもネットの特徴ですね。この件の場合、きっかけがネットではない事も注目すべき点かもしれません。
2010-10-12 00:59:01@macchiMC72 ぶっちゃけると効率悪いと思うんですよ、こちらが売りたいものを持っていることをそういうものを欲しがっている人が見つけて売り込んで始めてこの手の宣伝営業スタイルは成り立つような気がしますね、話は全然変わりますがローカルイベントの告知等やっててそう思うんです。
2010-10-12 01:00:06@izumosobarie Amazonで急上昇しても結局出版社は動かない(動けない)まだ作家さんのレポ漫画が全部公開されていないので推測ですが、増刷の決定打となったのはイベントでの直販の成績でしょう。これも注目すべき点かと思います。
2010-10-12 01:03:35@macchiMC72 であるなら、分業体制を敷くしかないのかな、と。例えばラジオTV雑誌等での発進するだけの告知は出版社でむしろ個人で自分の作品に関するラジオなりネットなりでの情報発進も考えて実行していく必要があるのかも。>そういう点で言えばラジオの垣根は低いよなと。
2010-10-12 01:04:21@izumosobarie 足で稼ぐというのが効率が悪いというのも分かります。ただもう本屋に並べるだけの商売が破綻しかけている以上、それ以外の売り方をいい加減考えないとダメなところに来ていると思ってます。ていうか営業内容が本屋に並べるだけって・・・。
2010-10-12 01:05:55@macchiMC72 アマゾン様はまだ万能じゃないですからね、出版業界内でもアレを目安にしているところは珍しいんじゃないですかね。どちらかというと、二巡目、三巡目のロングリテールにああいうネット書店他の存在価値があると僕は思いますが。
2010-10-12 01:06:52@izumosobarie うーん、どうなんでしょう。出版社はともかく、自分がセルフ営業で神保町のコミック売り場を回った時、話を聞いてくれた本屋のコミック担当の方は揃って朝一のアマゾンチェックは欠かせないと異句同音に言っておりました。それで入荷数を増減させていると。
2010-10-12 01:09:40@macchiMC72 そうは言っても本は多分書店に並べてナンボだと思いますよ、ただ、それを差っ引いてもアマゾン他のロングリテールを狙える販売システムが出ている事を考えに入れるとそういう所に対応するだけの体制の変更が出来るかどうかは出版社の将来に関わってくると言う点は同意します。
2010-10-12 01:11:142006年の話です。ロングリテールの供給にアマゾンが貢献しているというのはそのとおりですね。最後まで拙著を扱ってくれたのは、ジュンク堂とアマゾンだけです(^^
2010-10-12 01:11:22@izumosobarie 書店に並べるのが主力というのは変わらないでしょうね。ただしそれではもう保たない所まで来ているので、専門性の高い題材などは業界そのものに売り込む、という「本屋以外で売る」選択肢を真剣に開拓していかないといけないのでは?と考えます。
2010-10-12 01:14:31@macchiMC72 田舎のコミック専門店でもアマゾンチェックの話は出てます、ただ、そうまで依存するかどうかと言うより、トレンドのチェックも兼ねているそうです、田舎ですしね。
2010-10-12 01:15:46@macchiMC72 うん、多分ソレはもう暫くしないと東京辺りでも「本屋以外で売る」選択肢が出てこないんじゃないかと。地方にいて思うのはそういう流行等の差ですね、昔より少ないとは言え、厳然としてそういう差は存在します、多分その辺のズレがお互いにあるんじゃないでしょうか。。
2010-10-12 01:18:53@macchiMC72 後はアレかなあ、出版数の伸びに市場の大きさがついて行ってないのかも、むしろ縮小しつつあるのに出版点数は飽和気味、みたいな。
2010-10-12 01:20:28ここでの呟きが個人的内容に過ぎたのでアカウント名を変更凍結の上、別のアカウントを新設、移行する事にしました、移転先はTLを参照下さい。なお他所との関係上アカウントの削除は行いませんが発言も最小限になります、以上ご了承下さい。