■蘭姉ちゃんにしか聞こえないのは仕方の無いコト来海家の家族写真は撮りたがりのお父さんがいるおかげで、いつも父親抜きの写真に出来上がってしまう。この写真家のジレンマを断つべく、来海家は家族旅行に出かけました。カメラ担当として花咲さんがオプションです。
そういう役割で家族水入らずの場に潜入か、なるほどぉ…。
流之助さんが以前お世話になったコトがあるという農家の堀内さん宅にて宿を借ります。
ちなみに実際どのようにお世話になったかについては最後まで謎のままだった…。
何か話し辛いとても哀しい過去だったのかもしれない。堀内さんの奥さんについて一切誰も触れない件と絡んでいるのだろうか(いやまて)。
しかし堀内さんのお父さんと娘さんは親子喧嘩の真っ最中。
自分が嫁に行ったら独りになってしまう父を案じて一緒に街へ行こうと誘う娘と、畑を守り続けると突っぱねる父。
プリキュア行く所に萎れた心の花あり。
こんな田舎に来てまで心の花が…これはもはやプリキュアが事件に遭遇するというよりも、プリキュアが事件を呼び寄せているとしか思えません。つまり名探偵の方程式と一緒。もうお願いだからコナン君は旅行もキャンプも行かないで!
そんな蘭姉ちゃんに、流之助さんは父親の思いを伝えようと試みますが上手くいかない。
来海ママは自分たちの馴れ初めを話しつつ、お父さんに任せておけばよいと言う。
お父さんは写真の向こうにいる人や物に愛情を持っている人だから。人の心が分かる人だから、なんとかなるなる。あ、バニラくださーい。
流之助さんは写真の向こうにある想いを撮って写真に収めている。写真にはそのキャッチしたハートを込めているという事か。
堀内さんもまた愛情込めて野菜を作っている。その野菜にはやはりハートが込められている。
父の深い愛情とはこれこのように詰め込まれているのである、貴様ら思い知れ!というコトか…。
でも仕事にそれを込められても子どもはそっち側に接点が無いから伝わり辛いよなぁ…この辺が家庭をホームとして描けるお母さんとの違いなのかしら。お父さんてのは哀しい生き物なんだな、うん…。
流之助さんは愛情あふれる堀内家を見て、こんな父親になりたいと思った。そう変わりたいと願った。
家族写真を自分で撮り続けるのも、そこから発しているコトなのかもしれないですね…。
それにしても、そっけない態度は安心して嫁に行かせる為だった、という理由はずいぶんあっさりだったような…。「私お嫁に行かない!」というくだりが出てきたときは「のび太の結婚前夜ktkr!」とか期待してしまったので、どうにも食い足りない気持ちが残ってしまったです…。
そっけない態度がどうして安心して嫁に行かせるコトになるのか、もそっと言葉を重ねて欲しかったような。うむぅ…。
堀内さんと流之助さんを父親として同期させながら父の愛というモノを描いたお話なんでしょうけども…結局、堀内さんのお話なのか流之助さんのお話なのか、どちらのお話なのかがよく掴みきれなかった、という印象がボクの中では蠢いてしまうのでありました。
うむぅ…まぁ、そうだね、うん…(え)。
■妖精の方が先に登場なのかー花咲さんに「えりかのお父さんは凄いですね」と言われて「別にそうでも…」と応えていた来海さんが、最後には「お父さんって凄い!」と言ってくれるお話。父の日プロパガンダエピソード(おい)。
てか、来海家の家族写真は結局撮ったのか撮っていないのかよく分からないのかよ。
家族写真の欠如から発したお話なのに、他所の家の家族写真を撮って終わったのか…なんというミスリード。ヤラレタッ。
あと、もも姉の出番の無さにちょっと胸が熱くなった(え)。
久しぶりに出たくせ一人だけ軍手もせず、農作業する気ゼロというあのやる気の無さ…。
油断してると美希たんの弟の二の舞じゃなかろうか…気をつけて。
次回は新しい妖精さんのご登場。
菊池こころさんも遂にメインキャラかぁ…。
⇒
ハートキャッチプリキュア 各話レビュー
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コメント
モデルは日焼け出来ないんです・・・
先週はプリキュア休みだったはずなのに、地域によって違う内容のお話があったみたいですが、私は所用で忙しかったので見逃しました・・・ 残念!!
さて、一人野良仕事もせず料理の腕前も今イチだった、もも姉さん。まあ仕方がないですかね、モデルの仕事には家事も野良仕事もありませんからね。それに、畑なんかに出たらいくら体は長袖の野良着で隠しても、畑からの照り返しで、大事なお顔が日焼けしちゃいます。プロ意識の強いもも姉さんの事、例え死んだってやりませんよそんな事。
それといつもの如く、豪華なゲスト、闇キュアさんこと某少年探偵君の彼女ですか。何かそのうち本当に、綾波さんが出て来そうですね~ 私としては、某少年探偵君のライバルの関西人探偵君の彼女の中の方に出て頂いて、
「あんたバカ?」
と言って頂きたいのですが。元愛天使さんですしね。
追伸:来週はついに追加妖精が出るとの事ですが、中の人は本当に菊地こころさんなのですか?
菊地こころんの例のシーンの時に発するセリフが今から楽しみです。ちなみに、色は黄色のようですが、噂の小麦さんの相方になるのかな?
2010/06/23 12:35 by タカくん URL 編集
堀内家の奥さんの件は目をつぶるとして…
それにしても、前回の公園で漫画を読むクモジャキーといい、今回の写真撮影のために田舎へ赴くコブラージャといい、まったく砂漠の使徒は自由奔放というか…あの組織には学校も試験も何にもないのでしょうか(え)。
さて、先日の食わず嫌い王ですが、水樹さんが堪忍袋ネタでがっつりイジり倒されてましたね。
更には、勝負に勝ったことで危うくお蔵入りになりそうだった罰ゲームのネタ「ブロッサムの名乗り」まで披露させられて。本当にとんねるずはその辺をわかってるというか人が悪いというか…GJです。
2010/06/23 17:09 by おおふ URL 編集
ハートをキャッチ! トキメキ農作業
フレッシュで敵のターゲットが一般人になってからその点が浮き彫りになってますよね。事件が起きるのは主人公の身近ばかり…というのはこの手の作品の宿命でしょうか。まあ初代から出かけるたびに敵さんが襲ってきてたのでそんなに変には感じませんが。
次回で新たな妖精が登場するって事は、例年のパターン通りだと3~5週後に新必殺技なり新フォームなり新戦士が登場するんでしょうね。
砂漠の使徒も新たな動きを見せるのでしょうか?来週以降の展開が楽しみです。
2010/06/23 20:30 by 銀河水晶 URL 編集
次回生まれる妖精
妖精が増えるということは、追加戦士もそのうち登場するということだと思いますが、その前にまず敵に動きがあって(例えば真のボスが出てくるとか、或いは例えばブロマリが遂にダークさんにボコボコにされ後遺症で変身機能に制限がかかるようになるとか(←例えばですよ)で)、ブロマリだけでは太刀打ちできない危機的状況になるとかが起こるのでは?最近ブロマリそのものには変化が余り無いので、ブロマリ自体のドラマチックな展開を期待しております。
2010/06/23 22:09 by 通りすがりの人 URL 編集
あれで、再び写真家の人の気持ちが解りました。
2010/06/23 23:28 by ペガ URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
実際劇中にてもも姉が作業に従事しなかったのはモデル業を鑑みてという意味だったのだろうとは思うのですが、ただでさえ出番が無いのにそんなコトじゃダメなんだよぉ! もっとガツガツ食い込む気持ちでないと出番は更に減るんだよ、チクショウ!
もも姉はえりかの理想像ポジションだから安泰なんて思ったらそこで試合終了だよ!(え)
>おおふさん
来海パパじゃなくて堀内さんが直接言葉を重ねて説得するのだったら、また違ったのかもと思うのですが、今回は来海パパのお話だから花をそっちに持たせて…とか色々あってモヤッとした何かが残る印象だったような。素直に堀内家だけの方がスッキリしていたかも。でもそうなると来海パパ要らない…。難しい問題です。
はやく食わず嫌いにナージャさんも出して欲しいですね。
>銀河水晶さん
希望が花という町限定だったならまだしも、あんな田舎に来てまでデザトリアンに遭遇だなんて…プリキュアには死神がついているとしか思えないわ。偶然四国でショッカーに出遭ったみたいな感じですね。ヒーローはつらいよ…。
この辺りから去年同様、追加戦士キャンペーンが始まるのでしょうか。去年はそれで美希たんのメイン回がえらいことに…。まぁ今年も来海さんのメイン回は元から少ないけど。
>通りすがりの人さん
いっそ砂漠の使徒を来週辺り全滅させて、再来週に全く新たな敵さんが出てくればイイんですよ!
で、新たな敵に苦戦しているところに「私のターン」と言って現れる新戦士!
ヤバイ、強い、カッコイイ!!
展開が斬新過ぎて今まで誰も見たこと無いコレ!!
>ペガさん
堀内さんの奥さんは死んだのか別れたのか逃げたのか、まるで説明無しでしたねぇ…。
なにか子ども向けでは説明できないエピソードが隠れていると察してあげましょう。
ハッ、まさかサバーク博士の正体は…!(え)
2010/06/24 00:40 by TJ-type1@管理人 URL 編集
ダイナミックエリカ
>ちなみに実際どのようにお世話になったかについては最後まで謎のままだった…。
ありがちな話だと、流之助は戦場カメラマン時代に瀕死の重傷を負った所を堀内に助けられ、それをかくまった為に堀内母が軍に殺された。
流之助が脱出する時に託された赤ん坊がえりかだった…みたいなパターンでしょうか?
そんな「お父さんはすごいぞ」エピソード。(え)
そういえば、カメラマンが贖罪の為に変身する巨大ヒーローものがありましたね。
あれは朝からキツかった…大好きですけど。
2010/06/24 22:41 by オニギリ URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
やっぱり子どもに見せるには憚られる、そんなエピソードが裏には組み込まれていたんですね…。
てゆーか戦場カメラマンだったかなぁ? うん、まぁいいや。
身体に残った鉛の欠片のせいで、余命何ヶ月みたいな泣かせる話があるんだろ? 分かってるって。
Jさんはカメラマンだったんですか…いや見てないから。てゆかJだけじゃなくてZOも、真は当然のように観ていないですよ、ええ(ぅぇぇ)。
思い返すと仮面ライダーなんて全然観て来ていないのだと思い知ります…。
でも東宝怪獣だったらオレに適う奴はいないぜ、とカンフー少年ぽく言ってみようかな(やめろ)。
2010/06/25 21:53 by TJ-type1@管理人 URL 編集
堀内母は、心の大樹を探しに行って、そこで月影という姓の男性に出会い、恋の花が咲いてしまったのですよ。きっと最終回あたりに二人で戻ってきて、キュアムーンライトに新しい力を授けてくれるのに違いありません。
オニギリさんがおっしゃっているのはおそらくウルトラマンネクサスだと思います。
2010/06/25 23:10 by makiray URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
バーベキューの時と違って、今回はちゃんと喋っていたのに…それでも気付かれないとか、もも姉美味しすぎる…。
もも姉の株急上昇だコレ。
ネクサス…?
カメラマン・巨大化・ヒーローでググッたらJさんが出てきたので、てっきりJさんかと…。
「Jは観ていないからカメラマンでピンと来ないのは仕方ないな」と思ってたけど、「ネクサス」は普通に観てたハズだ…おかしいなぁ。
まぁでもネクサスじゃ覚えて無くても許されるか(おい)。
2010/06/25 23:31 by TJ-type1@管理人 URL 編集
絶望!私たちは嫌われ者!?
コナンでも毛利小五郎が当初は有名人になりましたが、次第に行く先々で事件が起こる事から一部から疫病神も扱いも受けていました。
プリキュアも後半はプリキュアが守ってくれると肯定的に持ち上げるプリキュア派とプリキュアがいるから事件が起こると否定的に持ち上げる反プリキュア派に分かれる可能性もありそうです。
次回の20話以降ストーリーが一気に進みそうなのでそういう人物も時期に出てくると予想しています。
2010/06/26 21:27 by Voiceters URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
日本全国で起こる殺人事件の何割かがコナンがらみらしいですね。もうホント旅行中にコナンくんに出くわしたら、もうあきらめるしかない…。
アンチプリキュア派というのはつまり、プリキュアの戦いに家族が巻きこまれ「あんたもプリキュアに家族を殺されてみなさいよ」などと言って怪獣を育てたりするのでしょうか。
怪獣は触手でプリキュアを攻撃するぞ! あ、なんだいつもどおりか。
2010/06/27 21:19 by TJ-type1@管理人 URL 編集