さばげぶっ!・第1話
これはサバゲーアニメです、と言う注釈以上に、これはなかよし連載作品ですと言う注釈の方が衝撃的かと思う。なかよしですよ、なかよし!まあセーラームーンとかレイアースとか連載した前歴はあるけど。
サバゲーアニメって言うと、部活で他校と対戦したりするうちに部内でギスギスした雰囲気が漂って暗い話になる、と言うネガティブなイメージが某作品で植え付けられてしまったが、そのトラウマを克服すべく、この作品はまじめにサバゲーやらないと宣言したおかげで何か楽しい。ちょっと恋愛ラボっぽいノリも感じる。
梧桐(あおぎり)学園高校にへの転校生園川モモカ。転校初日に電車で痴漢に遭うが、それを助けに?入った銃保持者の鳳美煌と出会う。これが実は同じ高校の先輩。その先輩がトンデモと知るのはもっと後の事。
転校慣れしているモモカは無難な転校生のふりをしてクラスのポジションを確保しようとしたが、美煌を見かけて後を付いて行ってしまったのが運の尽き。さばげ部に捕まって体験させられた挙げ句、射撃の腕を見込まれて美煌に入部させられようとする。名前を聞き合って、変わった名前だからちょっとここに書いてくれと言うのには少しワロタ。ところが本人が持参しなかったから入部は認められない。
美煌に見込まれたおかげでモモカは美煌からの特別扱いを受ける。これが一部の生徒の反感を買ってモモカへのいじめと冷たい目。それに対して美煌がいじめの本人達を諭すのだが、モモカは謝られても困ると言ってやられたらやり返(ry
お昼のパンが台無しになったのを見た美煌が迷惑かけたな、これは私からの代償だと渡したパンに薬が入っていて、気を失ったモモカを操って本人が入部届けを出した形に。先生、それ受け取るなよw
晴れてさばげ部の部員になったモモカは部長に呼び出されて渋谷で待ち合わせ。しかし、私服で集まったさばげ部のみんながイケてるので(特に経堂麻耶はモデルだし)、それに混じって見られるのに快感を覚える。でも行ってみた先は「サバゲ野郎ze」。
ここで早速2チームに分かれてサバゲを行う事になった。美煌とモモカのチーム対摩耶と春日野うららと豪徳寺かよのチーム。この対戦でモモカのセンスが光ってモモカチームの勝利。サバゲにはまりつつあるモモカであった。対戦後の風呂で美煌が恐ろしい秘密を明かす。18歳未満が扱えない銃を美煌が特別に許可されて使えると言う理由は美煌が留年して既に18歳を超えていたからだったw
これがなかよしアニメ!
実は信じられなくてKindleで「さばげぶっ!第1巻」を買って見てしまった。第1話相当の部分だけ。そうしたら、深夜アニメ向けに相当変えられている。モモカの転校した高校は「当然女子校だ!」なんて事はなくて原作では男女共学。いじめをした二人への復讐にこんな場面は無い。
さらには最後のサバゲ対戦は、美煌とモモカと摩耶だけが店に行って、他のチーム(男性チーム)と対戦している。
原作読者を最初から切り捨ててのアニメ化か。
珍しいパターンだ。
でもおかげで面白いよw