バカとテストと召喚獣・第13話
ああ、なるほど、非常にうまくまとめた。
一点を除いて散りばめた要素も全て納得出来る形で回収し、近年まれに見る綺麗な最終回だと思う。
優子が空気読まずに雄二の召喚獣を倒してしまったのでFクラスは敗北してさらに設備が劣化。とうとうみかん箱が画板に。美波、精神的に大打撃。
こんな敗北に我慢出来ないと言う明久だが、雄二は試召戦争を点数だけでなく戦略で戦ってきた以上、こう言う負け方もまた受け入れるべきだと言う。確かにそうだが、どうしても明久は納得出来ない。
学園長の所に行ってどうしても敗北が納得できないからAクラスと再戦させて欲しいと言うが、学園長はルールをたてにがんとして受け入れない。そこにAクラスの翔子と優子がやって来てAクラスとしても納得できないので再戦させて欲しいと言うから、てっきりAクラスにFクラスへ宣戦布告させるのかと思った。宣戦布告できないのは敗者で勝者にはその制限が無いんでしょ。どこにも書いてない気がするが、設備交換を前提とするから上位クラスは下位クラスに対する宣戦布告権利がそもそも無いのか?ここだけが引っかかったんだよね。
そこで学園長は妥協案を出す。
そもそも明久がAクラスに試召戦争を挑みたい理由は何なのかと問うて。
だから例外的な一騎打ちの報酬が「勝った場合はひとつだけ望みを聞いてやる」と言うのを聞いて明久の望みったらもうあれしかないと思った。
試合は明久対翔子のサドンデス。簡単な問題から始めて先に間違えた方が負け。弱気だった明久が葉月に励まされて一夜漬けながら勉強した知識で何とか序盤をクリアして行く。葉月、最終回に出番あったか。
何を隠そう今期のOPではバカテスのOPが一番好きで、その中でもこの葉月の笑顔がたまらなく好きだった。
しかし明久、本当に何も知らん状態だったんだな。πも分からんのか。
明久に勝ち目があるとしたら例のあの問題しかない。だが、翔子は一度間違えたのだからもう間違って答えない筈。一方で明久はどっちが正解だったか忘れている。両者の答が違うと言われて絶望する雄二だが、間違えたのは翔子。そう、だってそう教えたのは雄二なのだから。
一騎打ちに勝った明久が望んだのは「瑞希にもう一回振り分け試験を受けさせて欲しい」と言うもの。明久は第1話で体調不良で瑞希が振り分け試験をまともに受けられずFクラスになってしまったのをずっと不満に思っていた。そして他のクラスの生徒から瑞希がFクラス相応だと言われる事にずっと反発していた。だから明久が望むひとつのお願いはこれしか無い。しかしそれは瑞希が望むものではない。だから瑞希は驚きつつも明久の望みだと言う事で仕方なく振り分け試験に。
これで瑞希が本来の力でAクラスになってしまっては話にならないと思ったので名前を書き忘れるとか、回答欄を1個づつ間違えるとかそっちになるのかなと見ていたがちゃんと名前書いてる。西村先生もざっと見て十分出来ていそうな感触を得ている。しかし答案用紙が回収された後でどうしても一カ所だけ直したいと懇願する瑞希。
絶対瑞希はAクラス入りだろうと思っていた所に「再・振り分け試験名前を書き忘れて0点でFクラス」と戻ってきた瑞希。
一人しか受けないテストで名前を書かなかったからFクラスなんて言語道断と学園長をバカ呼ばわりする明久。当然これは断然却下。不満たらたらで戻って来た明久に全員が笑ってバカと褒め称える。わざわざ名前を消した瑞希の気持ちが分からんバカめw
( ;∀;)イイハナシダナー
バカテスは軽いノリでその上で今回の様なきれいな構成があったので私としては今期の中でとても高評価。
エイプリルフールなのかどうなのか分からないが、続編があればイイナ。
ところで、このピザ、誰よw