【VIP】勇者「仲間に女入れるのはおかしい」
盗賊「え? でもよ。むさくるしくね?」
戦士「んだんだ。オラは女の子もほしいだ。出来れば僧侶がいいだ」
商人「ぼ、僕は戦士ちゃんがいいなデュフフ」
勇者「お前らさ、よく考えてみろよ。そりゃな? 俺だって、全員に一人女があてがわれて、
かつ、性的に思いのままになるんなら女いれるよ? でも違うだろ。別につきあってるわけでもない女に気ぃつかいながら旅とかしてぇか?」
盗賊「途中で付き合いだすかもしれねーじゃねぇかよ」
勇者「お前ら夢持ちすぎだろ。100歩譲って付き合え出したとしてもだ。旅してんだから、風呂も入ってない、無駄毛の処理もしてない女抱きてぇか? 明日死ぬかもしれねぇのに」
戦士「そういわれてみっと…けんど、それでもいねぇよりは…」
商人「どういうことなんだなデュフフ」
勇者「俺たちは町に行くわけだ。それこそ世界中の町によ。旅人が多い上に、モンスターのせいで未亡人や孤児も多いこのご時勢、どの町でもかならずあんだろ。アレが
。いや別にフプロに頼まなくても、こっちは賢さや強さで一般人をはるかに超越し、世界を旅する勇者一行だぜ
。土地土地の素人さんも釣れ放題だろ」
盗賊「あー…」
勇者「だろ? 道中が長ければ、いっそ娼婦を買えばいい。ナンパして回ったり、風俗いったりするのに仲間に女いたら邪魔以外の何者でもないだろ」
戦士「なんるほどー。勇者天才だべー」
商人「しかし、そこまでお金が続くのかなウフフ」
勇者「そこは俺に任せとけ、旅に出るときに王からたっぷりもらっておいた。
当然だよな? こっちは世界を救うためにたった4人で旅にでるんだからよ」
王「さあ行け! 勇者よ」
勇者「え?」
王「え?」
勇者「マジですか? たった四人で、全人類の命運背負って、旅たつのに、たったの100Gですか…薬草何個かかって終わる額ですよ。
そうですか。わかりました。じゃあ俺、旅に出るのやめます」
王「そ、そんな」
勇者「別に1兆Gくれとはいってないですよ。だって今年の国家予算20兆でしたよね?
公共事業にあんなに金使ってるんだから、世界をすくわんとする俺に100億Gくらいくれてもいいんじゃないですか?」
王「だって、昔から旅たちは100Gってきまってるし…」
勇者「過去の慣例にとらわれていては、名君とはいえ ませんよ。
ご心配なく、見事魔王を倒した暁には、王の助力が大きかったことを声を大にして言います。
支持率もあがるかと思いますよ」
王「でも10億って…」
勇者「ビタ一文まける木はありませんよ。旅費2千万、武具代2千万、報酬4億、遊興費95億6千万G!!」
勇者「いやならいいです。俺より適切な人材をがんばってみつけてください。
18年前に魔王をあと一歩まで追い詰めた、勇者の息子である俺より優秀な人材がいるとは思えませんがね」
勇者「ってなわけでな10億Gもありゃ足りるだろ。とりあえず。一人2億ずつわける。あとの2億で旅の資金だ」
盗賊「に、2億だって!?」
戦士「すげぇだ!!」
商人「なんでも買い放題だデュフフ」
勇者「なっとくしたか? よしじゃあいくぜ」
町長「と、いうわけで、町の北の洞窟にすむモンスターが悪さしてるんじゃ」
勇者「よしわかった。討伐してきてやる」
町長「ありがとうございます!! で、あの…謝礼はいかほどお支払いすれば」
勇者(ああ、なるほど、王から100億せしめたことが知れ渡ってるのか)
勇者「謝礼などいらん。民を守るのが俺の仕事だ。明日の朝には済ませてやる。
代わりといってはなんだが、明日の
夜には祝宴を開いてくれ、金は俺が持つ」
町長「あ、ありがとうございます!」
~移動中~
盗賊「お、おい勇者、いいのかよ? タダでやるなんてよ」
勇者「当然だろ。人気をたもっとかねぇと土地の女食えねぇだろ。それより商人」
商人「な、なんなんだな?」
勇者「2千万預ける。明日の朝までに爆薬を用意しろ」
商人「?」
勇者「頼むぞ。戦士は新しい武器買ってこい。金はあるんだ」
勇者「お前は俺と一緒に今日中に洞窟に入る」
盗賊「いい!? 二人でかよ」
勇者「心配すんな。戦闘は避ける。ずっと逃げる。構造を把握して、宝箱とってくるだけだ。聖水は大量に購入してる。たっぷり浴びていこう」
翌朝
商人「ば、爆薬かってきたよデュフフ。900万まで値切った」
勇者「さすがだ。貸せ」
盗賊「? なにやってんだ?」
勇者「サッカーしてるように見えるか? 爆薬しかけてんだよ。この洞窟は外側から爆破する。中の魔物は轢殺か圧死か爆死だろうな」
勇者「問題あるか?」
一同「…いや、ないかな」
ちゅどーん。
敵をたおした!
せんしはレベルが上がった!
しょうにんはレベルが上がった!
盗賊はレベルが上がった!
勇者「よし帰るぞ」
勇者「飲むぞコラァっ!!」
盗賊「ひゃっほーい!!
町民「今日はほんとにめでたい日だ!! 勇者様ご一行ばんざーい!!」
勇者「よせやい。みんなの喜びが俺たちの喜びだぜ! な?」
戦士「そのとおりなんだな」
しばらくして
盗賊「ねぇ、君、ちょっと離れて二人で飲まない?
盗賊は町娘に声をかけた!
勇者「俺の宿にこい」
勇者は踊り子に声をかけた!
盗賊「ふー」
勇者「よお。満足したか?」
盗賊「愛してるとか言われちまったぜ」
勇者「そりゃウゼェな」
盗賊「何でだよ?」
勇者「そのうち分かるさ」
盗賊「お前は?」
勇者「仮にも踊り子なら、フェラくらい仕込んでほしいよな」
盗賊「お、おお…。そうか」
勇者「出発するぜ。次はこってりしゃぶらせたい」
~娼館と酒場の多い国~
この国の娼館及び酒場はすべて国有である。
貧民出身の人間は国有の夜の施設で働いているものが多いが、
多大な上納金を国家に献上しているため、いつまでも貧しい。だが、娼婦以外に生きるすべは無い。
~その王宮~
王様「私の娘の王女が魔王軍の幹部にさらわれて、塔に幽閉されてしまったのじゃ!助け出してくれないか? 勇者よ!」
戦士「なんと! その王女の年齢はいくつだか?」
王様「今年で17になる」
戦士「なんだ、そったらBBAには用はねぇだ」
勇者「口を慎め。戦士。いいでしょう。我々が救出に向かいます」
王様「おお! やってくれるか! 成功のあかつきには姫の婚約者に加えよう
!」
勇者「結構です。それよりも実費をください。おい商人」
商人「でゅふふ。この国の今年度の予算は多分…こんなところでござるよ」
勇者「では2000億Gで結構です。手付け5千万、残りは成功報酬でお願いします」
王様「! 法外な」
盗賊「可愛い娘なんやろ? 王族の誘拐事件の身代金額の相場を考えれば格安だと思わへん?」
勇者「いやなら結構。他をあたってください。一人娘が魔物に蹂躙されてもいいのなら」
王様「むむ…仕方あるまい」
勇者「あぶく銭ってのはいいもんだな。一晩でに5千万G全部使っちまおう」
戦士「幼女を買いてぇだ。幼女買ってもいいだか? 勇者どん」
勇者「幼女はダメだ。ロリ体型の娼婦でガマンしろ」
盗賊「しかしよ、勇者。今回は金とるんやな?」
勇者「あたりまえだろ。王族ってのは理不尽に金持ってるもんだ。みろよ。この国の人たち、裕福そうにみえねぇだろ。なのに城はやたら立派だったし、王はデブだった。あんなヤツからはしっかりもらわないとな。」
商人「デュフフ。勇者殿は鬼畜でござるなぁ。しかし一晩で五千万となると、やりたい放題でござる」
勇者「おう。お、そこのバニーの姉ちゃん。近くによれ」
姉ちゃんA「なーに?」
姉ちゃんB「まぁ、いい男」
勇者「とっとけ」
勇者はバニーのビキニに札束をねじ込んだ!
踊り子「…ゴクリ」
勇者「さて、俺はこの子たちと先に宿に戻るぜ。お前らも楽しめよ」
王女が幽閉された塔に赴く勇者一行
盗賊「…で? 今回はどう攻めるんや? さすがに爆薬はまずいんちゃう?」
商人「王女様まで死んでしまいそうでござる」
勇者「商人、俺が言ったもの、準備できたか?」
商人「マスクと油壺なら用意したでゴザルよデュフフ。そこの投石器につんであるでござる」
勇者「そうか」
勇者は大量の布を油に浸してから丸め、次々と投石器にセットした。
戦士「勇者どん、なにしてるんだべ?」
勇者「バスケしてるように見えるか? 火攻めだ。戦士、お前の怪力で油の染みた布は射出しろ」
盗賊「ほんきなん?」
勇者「当たり前だろ」
盗賊「でも王女はどうするん?」
勇者「火事の主な死因って知ってるか?」
戦士「焼死だべか?」
勇者「いや、ほとんどは一酸化炭素中毒だ。煙を吸うと昏倒して、しばらくして死ぬ。魔物も例外なくな。そして蘇生薬は死体の損傷が少なくて、死後数時間くらいなら蘇生可能だってことは知ってるな?
そしてあの塔は石造りだ。放っておけばある程度燻した段階で火は消えるさ。今日は夕方から雨も降るしな」
一同「…ゴクリ」
勇者「あの塔の魔族、王女がいるから荒っぽいことはしないって調子こいてやがる。
バカ正直に塔に入って一回から上っていく必要はないさ。王女もろともぶっ殺してやる。あとで王女だけ蘇生させて、俺らが助け出したことにしようぜ」
戦士「景気よく燃えてるべ」
商人「あったかいんだな」
盗賊「お、雨だ」
勇者「そろそろ終わっただろ」
勇者一行は火の消えた塔に入り、昏倒している魔物をひとりひとり踏み殺しつつ、最上階へ、
ボスキャラ「…くっ…きさまら…よくも」
戦士「なにかいってるべ」
勇者「ほっとけ。盗賊、とどめ」
盗賊「せやな」
ぐさっ
ボスを倒した!
瀕死の王女を救い出した!
せんしはレベルがあがった!
しょうにんはレベルがあがった!
とうぞくはレベルがあがった!
王女「うう…。ここは…?」
勇者「お気づきになられましたか。私は勇者。王女をお慕いし、魔物から助け出しました。やつらが塔に火をはなったときはあせりましたが、命をかけてお救いいたしました。無事でよかった」
王女「まぁ!なんてステキな方!」
~その日の夜~
勇者「助け出しました」
王「よくぞやってくれた!」
勇者「では謝礼をいただきましょう」
王「…うむ」
勇者は金を受け取った!
勇者「では王。この金でこの国の娼館をすべて買いたい。娼婦もすべてだ」
王「?」
勇者は国の娼館を買い取った!
勇者「ここは今や俺の所有物だ。好きにさせてもらうぜ。心配すんなチップとはまた別だ。おれたちはケチじゃねぇぜ」
勇者一行は数十人の娼婦とともに巨大なジャグジーに入った!
泡風呂につかり、美酒美食を味わい、両手に女体を抱く
勇者「たまんねぇなおい」
戦士「一番幼い子はどの子だべ?」
商人「ローション買ってきたでござるよ」
盗賊「やりたい放題とはまさにこのことやな」
娼婦A「あら、英雄といえども殿方は、やっぱり好きなのねぇ」
娼婦B「盗賊さん、わたしの好みだわー」
娼婦C「こんなに固くしちゃって、エッチなんだから」
勇者一行は三日三晩の酒池肉林を楽しんだ!
娼婦「え? 勇者様、ずっといてくれるんじゃ…ないの?」
戦士「おらたちは魔王さ、たおさねばなんねぇだ」
娼婦たち「え~?」
商人「涙は禁物や」
娼婦「じゃあ、この娼館は? 勇者様がオーナーなのよね? 上納金は送ればいいの?」
勇者「いらん。経営とかめんどくさい。おれは金が欲しくてお前らを買ったわけじゃない。たんに楽しみたかっただけさ。だからここの権利はお前らにやるよ」
娼婦「!? じゃあ…」
商人「でゅふふ。これからはアガリはすべて自分たちで管理するといいでゴザルよ」
娼婦「うそみたい…」
勇者「せいぜいがんばれよ。足を洗ったらまた抱きに来てやる。俺は素人娘が好きなんだ」
娼婦たち「…ありがとう。もしこの町にまたきたら、また私たちみんなで相手してあげるよ。今度はタダで!」
勇者「みんなかよ。いくら俺でも、体がもたねぇよ」
勇者一行は次の町に旅だった!
盗賊「あ、あれ、キラーパンサーの群れや。キラーパンサーが群れ作るなんてめずらしな」
勇者「そうだな」
戦士「どうするだ。ありゃ多分、人間を襲うやつだど、始末するだか?」
商人「デュフフ。そういえば一応勇者一行でゴザルしなぁ」
勇者「いや、ほっとけ。それより、あれだけの群れがあるってことは、近くに村があるぜ。しかもパンサーに定期的に家畜やらなんやらを略奪されているとみた。いこうぜ」
~村~
寒村、特に名産品もなく、貧しい村。
村長「キラーパンサーの群れが定期的に現れて、家畜や娘を襲うんじゃ」
勇者「それはひどい。予想もしていなかった状況だな」
戦士「困っただなぁ」
勇者「俺たちが退治してやるよ」
村長「それは誠か、ありがたい、天の助けじゃ! どうお礼すればよいか…」
勇者「村に若い娘はどのくらいいるんだ?」
村長「…40人くらいかの?」
勇者「正確に」
村長「たしか…48人じゃ」
勇者「この前、大きな町で女の子たちが歌と舞踏の公演をやっているのをみてね。
かなり面白かった。また見たいがあの町まで戻るのは面倒くさい。劇場設置費用やらなんやらは俺がもつ、村娘に芸を仕込んでおいてくれ。それを見せてくれるのが謝礼だ」
戦士「48人の中には11歳くらいの子もいるだか?」
~後日~
村娘「あいうぉんちゅー♪」
勇者「なかなかいい仕上がりじゃねぇか。よしよし」
村娘(一番の美少女)「あ! 勇者様!」
勇者「素敵なダンスですね。元気が出ますよ(キラーン)。
アナタの笑顔を見ていると魔王を倒すための孤独な正義の旅にあれたこころが癒されるようです」
美少女「そ、そんな…(ドキドキ)」
勇者「アナタのためにも、僕らはキラーパンサーを討伐に行きます。…正直、危険な闘いになるでしょう。帰ってはこれないかもしれません」
美少女「勇者様! お願い、帰ってきて! わたし、待ってますから、ずっと、待ってますから!…わたし、勇者様のことが…」
勇者「その先は戻ってから。…たとえボクの命が尽きても、この村は、キミは守ってみせる!」
~翌日、森の中~
戦士「よくもまぁ、あんな恥ずかしい芝居ができるだな勇者どんは」
勇者「女はあーゆーのが好きなんだよ。バカだからな。戻ったら100パーやれるな。ありゃ。一度アイドルの処女を抱いてみたかったのさ.。たまにはガキも悪くない」
商人「ボクはもうやったでゴザルよ。デュフフ。お肌がすべすべで、締りも最高でデュフフ」
戦士「でもどうするだ? あれだけの数をやるのはめんどうだべ」
勇者「んなめんどくさいことするかよ。前にやつらを見た近くに水場があっただろ? そこに向かうぜ」
~水場~
勇者「盗賊。あれ」
盗賊「ほれ」
戦士「それはなんだべ?」
勇者「ヒ素」
盗賊「この前、街の研究所から盗んでおいた」
勇者「ヒ素をいれる~、ららら、水にいれる~。そうだ~パンサー、油断をしている~。
心やさしい~ららら、勇気の子~…」
~数時間後~
キラーパンサー「ぐぇ」
勇者「うひゃひゃひゃひゃ、どいつもこいつもぶっ倒れてるぜ。人里襲って野生を失ってるから毒物がわからないんだよ。所詮畜生だとこんなもんか。さて」
商人「な、なにしてるんだいデュフフ」
勇者「野球してるように見えるか? 皮はいでんだよ。パンサーの皮は高く売れるからな」
~その日の夜、村~
美少女「ぽに~てえる~」
勇者「じゃーじゃー!!」
数分後
勇者「キミのために、命がけで闘ってきたよ。そして僕らは勝った。なにかを守りたいという強い気持ちの勝利さ」
美少女「…勇者さま…!」
勇者「今夜、ボクの部屋に」
美少女「…(こくっ)」
勇者は美少女の処女をいただいた!
勇者「おい村長。村娘の公演はこれからも続けろよ」
勇者「美少女、夢に向かって頑張るキミを応援してるよ」
勇者(この女が有名になってたくさんの男どもに好かれて、処女論争が起きたら、スゲー優越感で気持ちいいだろうな…)
貧しかったこの村は、村娘48の公演がその後有名になり、豊かになった!
勇者たちの冒険はまだ続く。
まさかの毒殺wwwwwwwwwww
ゲスい!
~酒場~
この辺の山賊はかなり荒くれ者で人々に多大な迷惑をかけている
山賊1「ぎゃはははは!! 俺たちゃ最強だぜ!」
山賊2「金も女も酒も奪えばいいしな!」
山賊3「この前レイプした女の亭主、ガタガタ言うから殺しちまったぜ!」
山賊4「ガキは奴隷市場に売り飛ばしたしな!」
山賊5「あ? 飲み代だ? ふざけんなよ。誰が払うかよ!」
騒がしい店内。一般の客と店員はおびえて何もいえない。そこに居合わせた勇者
勇者「…」ゆっくり立ち上がる
山賊「ん? なんだてめぇ?」
勇者(にこっ)
パリーン!
勇者は笑顔のまま酒瓶で山賊1の後頭部を殴りつけた!
山賊2「てめっ!」
パリーン!
山賊2の頭も殴りつけた!
山賊3「この…!」
戦士「暴力はいけねぇだ!」
戦士は剣で山賊3の太ももを貫いた!
商人「でゅふふ。所詮人間でゴザル」
商人はしびれ薬の袋を残りの山賊にたたきつけた!
勇者「ふんふん♪」
勇者は血だらけになり、ピクリとも動かない山賊の持ち物をあさる
他の客「…」
勇者「お、結構、金もってんじゃん」
金を抜き取った!
勇者「ほら、これこの人たちと俺たちの飲み代と店の掃除代」
勇者は山賊の金で自分たちの料金も払った!
盗賊「で、そいつらどーするんや?」
勇者「次、討伐予定の魔物の谷に放り込もう。こいつらが食われてる間に横をスルーしてボスを始末する」
商人「どうせなら、こいつらに濃硫酸の入った小瓶でも飲み込ませてから食わせるでござる。魔物のお腹がじゅーじゅー。デュフフ」
勇者「ナーイスアイディア」
勇者たち気絶している山賊を引きずり、立ち去った!
~魔物の谷~
勇者たちは気絶した山賊の頭を人質に山賊団30名を捕獲!縛り上げて魔物の住まう谷底に放り投げた!!
山賊「ひ、ひいい!! 助けてくれ! この縄を解いてくれ!!魔物に食われる!!」
戦士「谷底のほうでなんか言ってるべ」
勇者「ほっとけよ」
盗賊「それにしても人間があんな大きい瓶を丸呑みできるとは驚きや」
山賊「改心するから! 迷惑かけてごめんなさい!! 真人間になりますから!!」
勇者「?ちょっと何言ってるかわからないですね」
戦士「あー、ありゃなんか勘違いしてるべ」
盗賊「別に悪党を成敗したつもりじゃないんやけどな」
商人「まぁ、誰でもよかったけど、ちょうどムカつくやつがいただけでござる」
勇者「ああ、そういうことか。ちょっと何いってるかわからなかったわ」
山賊「ひいい! もう人の金を奪わない! 女も抱かない! 酒も飲まないから!!だから谷からそこに引き上げてくれー!!」
勇者「?そんな風に生きてもつまらなくない?」
山賊「はいぃぃぃ!!」
勇者「ははは。じゃあ君たちのアジトにある財産、囲ってた女の数、奪った家畜の頭数教えて?」
山賊「財産は、大体1億Gくらい、女は50人くらい、家畜は豚と牛が15等くらいです」
盗賊「微妙やな」
勇者「残念。救出ラインには惜しくも及びませんでした」
山賊「ひいいいい!!」
戦士「ま、来世があるべ」
勇者「まぁ、おれも鬼じゃない。ここでセカンドチャーンス。盗賊」
盗賊「了解や」
盗賊は投げナイフで山賊たちの縄を切り解いた!
さらに谷の上から山賊たちの武器を投げ入れる
勇者「生き残りたければ、その魔族全滅させろよ。運命は自分の手で切り開くもんだぜ!」
商人「いいこと言ってる風なんだなデュフフ」
戦士「まぁ、30人の山賊が死に物狂いで闘えば、なんとかなるべ。あ、こっちに這い上がってこようとしたら殺すべ?」
勇者「そうね。とりあえず弓でもかまえるか」
山賊「ひいい!! こうなりゃヤケクソだー!!」
勇者「わーお、ブラボー。魔族全滅じゃん!」
盗賊「山賊さんもたいしたもんや。ケガして身動きは無理みたいやけど、全員生きとるとは驚きや」
勇者「んじゃ、さくっと縛り上げて、公的機関に突き出すか。賞金首だし、がっぽりかせげるぜ。ほんと助かったわ。さんきゅーな」
山賊「……」
勇者「おっしゃ、お前ら、今日は山賊さんの賞金額で遊ぼうぜ。
女は一人5人まで。酒は5リットルまで。
宿には26時までには帰ること! 宿に帰るまでが夜遊びだからな!」
戦士「幼女は女にはいるんだべか?」
盗賊「ビールは酒にはいるんか?」
勇者たちの冒険はさらに続く!
移動する一行。後ろから走っておいかけてきた。
魔法使い(女)「勇者様! 勇者様だよね!」
勇者「違います」
魔法使い「嘘言わないでよ! 必死に追いかけてやっと追いついたんだから!」
勇者「仮に勇者だとしたらなんなんですか?」
魔法使い「ボクも仲間に加えてよ!」
勇者「仮に俺が勇者だとして、嫌です」
魔法使い「どうしてさ!」
勇者「ジャマだからです」
魔法使い「く、ボク、魔法使いとして優秀なんだよ! きっと役に立つよ」
勇者「いやそういうことではなくてですね」
魔法使い「人々の生活を守るためにこの身を犠牲にできるよ! 魔王を助けるためならツライ旅も耐えられるよ!」
勇者「いや、そういうところがジャマなんですよ。仮に俺が勇者だとしたら、自分たちばかりがつらいこと押し付けられるなんていやですね。せっかくだから面白おかしく旅しなきゃダメです。だって誰よりも負担が大きいんだから。その分好き放題やんなきゃ」
魔法使い「…でも、前の勇者は、あなたのお父さんは、、すごく一生懸命戦って、
自分傷ついても、誰かのためにがんばって、立派な」
勇者「黙れよ」
魔法使い「(びくっ)、で、でも…」
勇者「黙れって言ってんだよ。もういいか? いこうぜ、お前ら」
戦士「勇者どん? どうしただ?」
盗賊「どないしたん? ムキになるなんてらしくないやないか」
商人「デュフフ。なるほどなるほど」
立ち去る一行
魔法使い「ちょっとまってよ!、ボクあきらめないからね!」
勇者「ついてくんな。娼館に売り飛ばすぞ」
ウザいからだ!
~地下迷宮、最深部~
魔王軍の幹部、女魔族三姉妹と立ち会う一同
三女「にんげんのくせにここまで、くるとは、ほめてやるです!」
勇者「いや、つーか入り口で火を炊き続けたら、煙で勝手に魔族の大半が死んだからな。ラクだったよ」
次女「卑怯ものめ!」
盗賊「ははは、次女は勝気キャラなんやな。たまらんわ。あーゆーのヒーヒー言わせるのが好きやねん」
戦士「はぁ…はぁ…」
勇者「ははは。そうか、魔族とはいえ、三女は見た目どうみても幼女だもんな?」
戦士「勇者どん、オラ、オラ、もうダメかもしれねぇだ。ガマンできねぇだ」
勇者「じゃ、俺は長女もらおうかな。ありゃEカップはあるぜ」
長女「ひっ、そう簡単にはやられませんことよ」
勇者「しかもお嬢キャラ、やっべぇ、ギンギンだわ」
商人「今回は譲るでゴザルよデュフフ」
三姉妹「そういうことは私たちを倒してから言え!勝負だ!」
勇者「ははは。勝負だって、ハハハ。馬鹿馬鹿しい(ごそごそ)」
勇者「卓球してるようにみえるか? 入り口に待機してるバイトに知らせるために
ロープを引いたんだよ。
この部屋狭いよな? 容積計算したらわずか25×25メートルしかねぇの。で、この迷宮、密閉率高いよな? さすが魔法石製。で、ここ一番深いよな?」
次女「何を言っている!」
勇者「今地上の入り口ではバイト君たちが、聖水を順次流し込んでる。そうだね。大体1億G分くらいかな? 蒸留して純度もあげてるよ。
あ、蒸留って知ってるかな?ワインとブランデーの関係な
すぐにこの部屋は一杯になる。ま、立ち泳ぎすれば俺らは呼吸は出来るけど」
三女「なんてことを!」
勇者「魔族さんは多分、ぐったりしちゃうだろうね」
戦士「動けなくなるとあれだべ、なすがままだべ」
三姉妹「ひい…!」
勇者「いっぱい悪いことしたよな。つまり覚悟できてんだよな?」
盗賊「因果応報やな。まあ、おれらも偉そうに言えへんけど」
勇者「ガッツリやって、魔力封じてから、炭坑の男たちに売り飛ばすわ
汗臭い飢えたマッチョたちに前から後ろから、体中の穴という穴を…ククク 」
すでに聖水で満たされた室内
戦士「冷たくて気持ちいいべ」
次女「体から、力が…!」
長女「魔力が…消えて行きますわ…」
三女「こわいよぉ…」
勇者「炭坑行き、嫌か?」
三女「いやだよぉ…」
勇者「なら、俺の下僕になれ」
勇者が下衆に見えて勇者こそこの世の中の成功者の真理
次女「人間の下僕なんかに…!」
勇者「いやならいいんだよ別に。炭坑のほうで性奴隷としての喜びにめざめるかもしれないしな」
三女「せいどれい…いやだよぉ。おねぇちゃん」
戦士「オラたちに数回やられて、下僕になるのとどっちがいいだか? オラ幼女には優しいだよ」
盗賊「まぁまぁ、正味のとこ、悪い話やあれへんで? 仕えるのが魔王か俺らかっちゅー違いだけや。絶対俺らのほうが人間味あるで? まぁ当たり前やけど」
勇者「あと10秒で答えろ。9、8、あ、やっぱ3秒にする。2、1、ゼ」
長女「…!わかりました」
商人「でゅふふ」
その後、聖水で気を失った三姉妹を引き上げ、毒物を投与。商人が仕入れてくる薬品を定期的に摂取しなければ死んでしまう体にされた(実は勇者のついた嘘)
三姉妹は、勇者一行の下僕となり、情報収集や後方支援、愛人もかねることになった!
勇者たちの冒険はさらに続く!
~数ヵ月後、宿屋~
勇者「長女ー。コーヒー入れてちょ」
長女「はーい。勇者くん、お砂糖は?」
勇者「3つ、甘いの。すっげ甘いの」
長女「あらあら。もう、勇者くんったら子どもみたい。可愛い。
うふふ。おねえちゃんが入れてあげますね」
勇者「ははは。でもこっちは?(ベロン)…オトナだろ?」
長女「もう! 勇者くん。まだお昼ですよ!」
勇者「そのワリには釘付けじゃないか? 欲しいんだろ?」
長女「…//」
勇者「お前ら姉妹は明日からは情報収集で別行動だ。今日は一日中可愛がってやるよ。いや、まずはその大きな胸ではさんでくれよ」
長女「…もう! 勇者くんったら!」
勇者たちの冒険はさらに続く!
妖精「この不死鳥ラーミアの卵を孵化させるためには、オーブを集めることが必要なのです」
勇者「ふーん」
戦士「別に鳥とか興味ねぇだ」
商人「飛行船買えば済む話やん」
勇者「まぁまぁ、俺はこの卵に興味深々だぜ」
妖精「おお勇者よ! それではオーブを集め、不死鳥ラーミアをよみがえらせくれるのですね!」
勇者「?(コン、コン、パカッ)
妖精「!?」
勇者「商人、フライパンとバター」
妖精「!!!??」
商人「ペターライトのフライパンに最高級の香り高いエシュレバターでゴザル」
勇者(じゅーじゅー)
戦士「勇者どん、オラは玉子丼がいいだ」
盗賊「俺はニラ玉やな」
勇者「バカだな。いい卵はプレーンオムレツにするに限るぜ」
妖精「ラーミアが、ラーミアが…」
勇者「出来上がり、さ、あったかいうちに召し上がれ」
商人「うーん。滋養あふれるいい卵でゴザル」
盗賊「むっちゃ旨いやん。こりゃ雄山もびっくりや」
戦士「こってりとしていて、それでいてしつこくない…勇者どんは料理が上手だべ」
勇者「んー。でりしゃす」
妖精「なんてことを…!!」
勇者「え? だって鳥だぜ。他の鶏はよくてなんでラーミアはダメなんだよ。命は平等だろ。食いたいものを食うのは勇者イズム」
妖精「しかしラーミアは一羽しか…!」
勇者「絶滅危惧種の動物を保護するのは人間の傲慢だね。人間だって動物なんだから。ぼーくらはー未来の地球っこー」
妖精「あなたの父上は…立派な」
勇者「メシがまずくなる話はやめれ」
勇者たちの冒険はさらに続く!
魔物「うひゃひゃひゃ! 人間を殺すのはホントおもしれぇなぁ!よし、次はあの親子だ」
母親「ひぃ!、 この子だけは、この子だけは…!」
子ども「うわぁーん!」
魔物「んー。そうだなぁ、よし、じゃあ這いつくばって地面を舐めれば、ガキだけや助けてやってもいいぜ?」
母親「はい、なんでもします、なんでもしますから!」
這いつくばる母親
踏みつける魔物
魔物「マジでやるとかwwウケるwwやっぱ人間って下等だわww」
母親「子どもだけは、子どもだけは…」
子ども「おかぁさんをいじめるなー!!」
魔物「はぁ?(グサッ!)」
子ども「…う…」
子どもは魔物に刺された!
子ども「…う…う…」
母親「うわああああああ!! どうして! どうしてぇ!!」
魔物「は? だって子どもって肉が柔らかくて刺すとキモチいいんだよな。
人間なんて痛めつけて遊ぶおもちゃだろ?」
母親「約束が…」
魔物「バカじゃねぇの?。ま、二人とも殺してやるからさ。まずは足を引っこ抜いて、
目ん玉えぐりだして。で、この親子が死んだらまた次の人間だ」
町民(かわいそうじゃが、わしらには何も、何もできん!)
町民たちは恐怖におびえて動けない!
母親(助けて、誰か、助けて…!!)
~街の入り口~
勇者「あー、腹減った」
戦士「街についただ。今日は宿にとまれるだよ勇者どん」
盗賊「あれ? なんか魔物の気配がするな」
勇者「ああ、情報よかくるの早かったんだな。準備に時間かかりすぎたか」
仮面ライダーの悪役も書いてた?
魔物「まずは子どもの目ん玉からだ!!」
勇者「あ、魔物だ」
戦士「魔物だべ」
盗賊「魔物やん」
商人「魔物でござる」
魔物「あれは…話に聞いてた勇者一行か!」
母親「ああ…! 神様…!! 」
町民「おお!!勇者様だ!! 天の助け!! どうか勇者様、この街を救ってください!」
勇者「?」
戦士「ほら、勇者どんのこと勇者と思ってるんだべ?」
勇者「あー、なるほど。人違いです」
町民「!? そ、そんな…」
魔物「ははは!! 勇者様は俺にびびったか! とんだ腰抜けだぜ!」
戦士「いやだって、ボクただの旅人ですし」
町民「この町はもうおわりだ…」
勇者「いやいや。すぐにあきらめちゃいけませんよ! ボクは勇者ではなく行商の者でしてね! 今日はたまたま武器や薬を大量に用意してるんです。
鋼の剣やクロスボウ、回復薬に蘇生薬! もはや戦闘は戦士や武道家だけの仕事ではありません。大切な人を守るのはアナタだ!!
武器と薬の勇者セット!この声をお聞きの方には特別! 今ならなんと!
このキメラの翼もお付けして、2割引、2割引の10万Gでお届けします!
送料別途頂戴します!」
盗賊「この緊迫した状態や、どうせ死ぬんやから武器買って闘ったほうがええんちゃう?」
戦士「ホントびっくりだ! オラ、ただの農民だども、この剣は使えば、軽く振るだけで ほれ!」
戦士は魔物の腕を切った!
魔物「てめっ、イキナリなにを!」
戦士「この通りだべ! これでメアリー(仮名)の心もゲットだべ!」
商人「今までの剣とはわけが違うデュフフ。一家に一台、勇者セット!」
ざわざわ…ざわざわ…
町民A「よし、俺は買うぞ! あんな魔物、おれたちの力でやってやる!」
町民B「そうだそうだ! 俺もやるぞ! あんま人間をなめんじゃねぇ!」
町民C「おれは3セット買うぞ!」
町民D「素敵よ! ダーリン」
魔物「あ、ちょ、ちょ待っ」
戦士「動いちゃなんねぇだ。首はねっど」
魔物「ぐ…」
勇者「押さない押さない! 人数分ちゃんとあるからね!」
~数分後~
勇者「みなさーん。武器はお持ちになりましたか?」
町民たち「おおおお!!!」
勇者「ではそのキレ味、試しちゃってください! 多少のケガなら回復薬もセットには入ってますからね!」
町民×100「うおおおおお!!」
ワラワラ、わらわら、
魔物「ちょ、100名とか、ちょ、落ち着、待っ いて!」
町民「よくもやりやがったな!!」
魔物「このや…」
町民「おれのおじさんも魔族にやられたんだ!」
魔物「それおれじゃねぇし! おい足はやめ」
町民「舐めんなコラぁ!」
~数十分後~
魔物「……」
商人「黒ひげ危機一髪みたいになってるでゴザル」
戦士「ありゃ死んだべ」
勇者「数の暴力って怖いよな」
町民「やった…おれたちやったぞ!! やれたんだ! もう魔族だからっておびえたりしないぞ! 大切なものは自分で守るんだ!」
この後、この街の住人は自警団を結成。自力で魔族の侵攻をさまたげる街のモデルケースとなった!! 魔族と個人で闘える絶対数が少ないなか、これは人類の希望ともいうべき成功例だった!
勇者「あ、料金徴収します。1セットあたり50万Gです」
町民「え? 10万Gって…」
勇者「送料別途頂戴します。魔物の血がついた武器のクーリングオフには応じません」
戦士(原価7万の武器ってことは秘密だべ)
勇者は稼いだ金でまたも豪遊した!!
勇者たちの旅はさらに続く!
しかしどこか憎めないw
貧困地域では食べ物を与えるより、食べ物の作り方を教える方が数倍価値が高い
賢者(男)「勇者よ! ようやく追いついたぞ!」
勇者「どちらさんですか?」
賢者「私は賢者、世を憂い、魔王の打倒を望むものだ!」
商人「沸点低そうな人でゴザル」
盗賊「育ちよさそうやな」
勇者「立派ですね」
賢者「キミの道中のことは調べさせてもらった! 娼館を買い上げたり、町民に魔物と戦わせたり、あまつさえ魔族を愛人とするとは…! なんたる外道! 勇者にあるまじき行いだ!」
勇者「?」
賢者「勇者や賢者たるもの、私欲を捨て人民のため、身を犠牲にして闘うものだろう!
おのれ、その行いを悔い改め、今後は清く正しい勇者として旅を続けるならよし、さもなくば、私が!力づくででも修正してやる!」
戦士(あー、これめんどくさいパターンだべ。でも強そうだ。勇者どん、どうすんだ?)
勇者「(ポロポロ…)」
盗賊「おお? 勇者泣いてるん 腹痛いんか?」
勇者「賢者さん、ぼく、目がさめました…!今まで間違ってました! これからは、キチンと献身的に旅をします! 賢者さんのような立派な人の言葉のおかげです!」
賢者「そ、そうか。それならいいんだ。では今後は私も仲間に加わろう、魔王の城も近い、私の力が必要だろう!」
勇者「はい! よろしくお願いします!」
賢者「うむ! よろしくな!」
勇者「じゃあ賢者さん、ここから南に伝説の勇者の剣がある塔があるんですが」
賢者「さっそくそこへ向かうか?」
勇者「いや、賢者さんちょっといって取ってきてください」
賢者「! 私ひとりでか?」
勇者「はい、僕らは近くの町の人を救うためにすぐにでも向かわなきゃ。でも剣も必要だし、、これを頼めるのは賢者さんだけなんです!」
賢者「む…、わかった。そういう事情ならば仕方あるまい。そちらも気をつけてな」
勇者「はい!」
立ち去る賢者
戦士「どこの町に救出にいくだが?」
勇者「え? 今日はカジノで遊んで女をナンパする予定だろ? このへんの女の肌はすべすべだぞ」
盗賊「救いにって言うてたやん?」
勇者「そら、若い女体が男を欲してるんだから、静めてやるのも救いのうちだろ。ほらいくぜ」
商人「でもあの賢者さん。ひとりじゃ死ぬかもしれないでござる」
勇者「本望だろ」
戦士「恐ろしい人だべ」
勇者「ゲースゲスゲス(笑い声)」
ナンパされた女「あぁ…もう、ダメ…。あなたの言うこと…なんでもきく…」
勇者「メラ(ぼっ)」
勇者はマルボロ(8ミリ)に火をつけ、くわえた!
勇者「アンタもなかなかよかったぜ。ふーっ」
バン! ドアが開く
賢者「勇者! 伝説の剣を取ってきたぞ…なっ!?」
勇者「あ、賢者さん、おつかれっす。あ、剣あざーっす」
剣を取る勇者、腰布一丁だ
賢者「キサマは…キサマは…!」
勇者「?」
賢者「あれほど、マジメになると…あの涙は、嘘か!!」
勇者「(ケラケラ) バレちまったら仕方ない。だが俺は自分を変えるつもりはないぜ。
みんなに尽くして、尽くして、闘って闘って闘って、それだけで何が楽しいんだ?」
賢者「それが名誉だ!英雄の誇りだ!」
勇者「あーくだらない。それで死んで終わり。なんてつまんねぇ人生。三流だぜ」
賢者「なんだとぉ! では私利私欲のために好き勝手に生きるのを良しとするのか!? あの人の息子ともあろうものが…!」
勇者「親父のことは言うな。んで、私利私欲だけで生きるヤツは2流。フツーだ。
魔王がいて、人間が苦しめられてるこの時代、どいつもこいつも2流。でもこれは仕方ない。みんな苦しいからだ。
で、一部のバカが3流だ。こいつらのせいでいつまでも平和な世界はこないの。
だって人間は自分の幸せを殺して無理しつづけられないから。それだと力がでないから。
そしてそれに気づいていないから
だから俺は酒も女もバクチも詐欺も美食もなにもやめん!
多少人様に迷惑かけてもしらん! そいつらがガマンすればよし! だって俺は勇者だから!
俺様が幸せならそれでいい!」
」
賢者「外道が!!」
勇者「外道結構だね。道の外のほうが楽しいことが多いんだぜ。あんた学校の帰りに寄り道したことないのか?
いいだろう。俺もごちゃごちゃ言われるのは嫌いなんでな。今晩10時、昨日の湖で決闘といこう。アンタが勝てば、俺は今度こそアンタに従う」
賢者「その言葉、嘘はないな!」
勇者「腐っても俺は勇者だぜ?それに俺は俺の思いに誇りがある。けして敗れはしない!」
賢者「…よし、では今晩。覚悟してこい!」
バタン! 出て行く賢者。ちゃんと剣は置いていってくれている!
勇者「さ、女、もう一回だ」
女「…早くちょうだい…」
~その晩~
賢者「勇者よ。私が思い知らせてやる…! 」
感心なことに五分前行動で決闘場所にいる賢者!
1時間後
賢者「…」
賢者「…」
~同時刻、隣町への街道~
戦士「勇者どん、その剣、どうしたんだべ?」
勇者「これ? 伝説の剣だぜ。賢者さんがくれたんだ。魔王城も近いし、ラッキーだったわ。マジいい人」
盗賊「へー、アノ人、帰ってきたんや。今どこにいるん?」
勇者「えっと? あれ? どこだったかな。どっかで俺をまってるよ。
腐っても鯛とかいうじゃん? あれおかしいよな。腐ってたらいくら鯛でも食えないっつの」
商人「でゅふふ」
戦士「がはは」
盗賊「ははは」
勇者「げすげす」
勇者が一枚上手なだけ
勇者「メラ(ぼっ)」
仲間から少し離れ、葉巻(ロメオvジュリエッタ)に火をつける勇者!
勇者「ふーっ…(イライラ)」
戦士「勇者どん、イラついてるだな」
盗賊「ま、この山中で、もう32時間も女抱いてないからやろうな」
商人「デュフフ。限界でゴザルな」
そこに、現れた影!
魔法使い(女)
魔法使い「勇者! 今日こそボクを仲間にしてよ!」
勇者「!(ぱーっ!)笑顔)」
戦士「すげぇ笑顔だべ」
盗賊「もう女なら誰でもえぇんやろ」
勇者「仲間!? うんうん。いいよ! さ、座って座って! ラム飲む?
キャプテンモーガンのプライベートストックだよ!」
魔法使い「ふぇ!? え、いきなりどうしたんだよ」
勇者「いやー。キミみたいな可愛い子をシカトしてたなんてどうかしてたよ!わかった! 俺、君の事を愛してしまったからツレなくてしてたんだ!」
魔法使い「そ、そんな、ボク、照れるよ…」
戦士「とんでもねーこと言ってるべ」
商人「ほっとくでゴザル」
勇者「そうだ! ちょっとお願いが。他の仲間たち、最近不眠症でさ、ラリホーで寝かしてあげてくれる?」
盗賊「ちょ…(ぱたっ)ぐー、ぐー」
魔法使い「ボクうれしいよ! 勇者の仲間になれて」
勇者「…そうだね。俺もうれしいよ。ゴクリ」
魔法使い「…? 勇者?」
勇者「ぼかーもう! ぼかーもう!!」
がばっ!
魔法使い「勇者…! ダメ、、ダメだよぉ…ボク、そんなつもりじゃ…」
勇者(レロレロ、ツツ-)
魔法使い「んあっ…だめ」
勇者(バサッ、バサッ、グッ、ずぷっ、ズン…ズン!!)
魔法使い「ひゃあっ…深いよぉ…もっと…ゆっくり…」
勇者(パン!パン!)
魔法使い「あぁ…!ボク、ボク、変になっちゃうよ…!」
翌朝
勇者「ふー。まさか処女だとはな」
魔法使い「すー、すーゆうしゃぁ…ボク、ゆうしゃのこと、大好きだよ…」
勇者「よく寝てるな。よし手紙残して………
置いていくか!」
生贄の町は魔王軍幹部、竜王の城に近く、毎年、町の娘が竜王にさらわれる。義侠心のある町のものはそれを拒み、竜王に挑んだこともあるが、
竜王は強く、ただただ一方的に殺戮されて終わっていた。
商人「活気のない町でゴザル」
盗賊「ま、魔王の居城に近づいていきゃ、こんなもんやろうな」
勇者「そりゃぁな、だって生贄とかだしてんだろ? しかし竜王ってやつはロリコンなのかね」
戦士「ロリコンをバカにしちゃなんねぇど」
生贄になる娘は竜王自らが選ぶ、本人が泣き叫び、両親が嘆こうとも、その光景を竜王はニヤついて眺め、サディスティックな喜びを満たすのみだ。
~一年前~
竜王「よし、今年はお前に決めた。名誉に思え」
娘「いや…いや…お父さん、助けて…」
父「やめてください。どうか、どうか連れて行くのはおやめください」
竜王「ほう? では代わりにどの娘を? お前には娘が他に3人おろう?」
父「…ゆるしてください、ゆるしてください」
竜王「ふーむ。では、この娘を連れて行くのはやめよう」
父「!」
竜王「(ゴキャッ)」
竜王は娘の首の骨をおった! だらりとたれる娘の体。
父「わあああああ。娘ーーー!!」
竜王「ふはははははは!! お前が連れて行くのはよせというから、予定を早めてやっただけだ。ではこの娘の妹をつれてこい。城で遊びつくしてから殺してやる」
こんなことが幾度と無く繰り返された。恋人を守ろうとした男
妹を救おうとした兄。例外なく残忍に殺された。
~現在、竜王の間~
竜王「愚かな人間の勇者よ。自ら死ににくるとは」
勇者「?」
戦士「『ワシはものすごく強いから戦うと死ぬのはわかりきったこと、なのにくるとは』って意味だべ」
勇者「あー。そうなんですか?」
竜王「そうだ。ゴミクズのように殺してやる」
勇者「それは困ったな。じゃあ、帰ります」
竜王「なに?」
盗賊「ま、死ぬのは嫌やからな」
竜王「ワシを倒すのが使命ではないのか? ふざけているのか?」
勇者「え? あ、まぁそうですけど、自分の命のほうが大事ですから。帰っていいですか?」
竜王「逃がすと思うのか?」
勇者「商人」
商人「煙幕でゴザル。デュフフ」
煙が立ち込める室内。竜王の視界が回復したころにはすでに勇者たちはいなかった。!
~後日~
竜王「おい! 腹がへったぞ! 食い物をもってこんか!」
魔族部下「そ、それが…」
竜王「どうした!」
部下「食料調達班が、もう3日も戻ってきていません。
外部からの輸送隊もなぜか到着が遅れています。城内の食料は食べつくしてしまいました!」
竜王「…どういうことだ…?」
~竜王の城の周り~
勇者「(むしゃむしゃ)」
戦士「さすが竜王の城に運ばれる予定だった食い物。うまいべ」
盗賊「また勇者の料理が絶品やな。この一角ウサギのソテーなんて絶品やでホンマ」
勇者「バイトの皆さんも食べてますか?」
バイト「うまいっす!」
~3日後~
竜王「おい、水をもってこい」
部下「そ、それが…」
竜王「今度はなんだ!」
部下「城内の井戸が枯渇しています」
商人「水脈の流れを帰るのにかかった工事費用は2億Gでござる」
勇者「水を回してやった近くの村から謝礼も含めて3億G要求しよう」
~一週間後~
竜王「限界だ…。魔王様からは、城を離れるなといわれているが…。食料を調達させにいった部下が誰一人もどってこない、こうなればワシ自身が…」
~城の外~
勇者「うーん。デリシャス。みんなも楽しんでるー!?」
近隣の村の人たち「いぇー!」
勇者「やっぱ宴会は人数多いほうが楽しいよね!
お、踊り子ちゃん、いい乳してるねぇ(モミモミ)。はい、ウインナーあげる。アーンして」
踊り子「もー、エッチなんだからぁ。あーん☆」
村の人たち「かー! 酒に肉に女! サイコー!」
盗賊「1番! 盗賊! 踊ります!」
「いいぞいいぞー!!」
商人「ビールをヒャドで冷やしておくのはナイスアイディアでござるなぁ、でゅふふ」
盛大に火をたき、宴会に興じる人間たち
竜王「…あ、あれは…」
勇者「お! 竜王様じゃないですか! どうです? 一杯一緒にやりませんか?
キーンと冷えた肉に酒!」
竜王「…ゴクリ…よこせ!」
戦士「この人、バカだべ」
盗賊「腹減ると考え浅くなるやん?」
勇者たちは、毒物で動けなくなった竜王を丈夫な鎖でがんじがらめにした!
竜王「きさま…、恥を知れ」
勇者「?」
盗賊「毒を盛るのは武人として恥ずかしいってことやん?」
勇者「あー」
竜王「鎖をはずせ! 尋常に勝負しろ!!」
勇者「ケラケラ。そこでおもむろに注射器ちゅー」
勇者は身動きの取れない竜王に注射した
勇者「致死性の毒物です。24時間以内に解毒薬を投与しないと死にます」
竜王「!」
勇者「解毒薬は俺があるところに隠しています。生き残りたいですか?」
竜王「はやくよこせ!」
勇者「では、まず金塊を、そうですねー。30トンばかりもってきてください。
27トンは俺の。3トンは町の人への慰謝料です」
竜王「殺されたいのかキサマは!!」
勇者「? 俺が死んだら解毒薬の隠し場所わかりませんよ?」
竜王「おのれ…!」
勇者「あとそうですねー。この辺の魔族を皆殺しにしてきてください。出来ますよね? 強いんだから」
竜王「同胞を討てというのか…!」
勇者「自分が一番可愛いでしょ? 俺なんて自分が生き残るためなら他の人なんかどうでもいいですよ」
竜王「…くっ」
勇者「じゃあ、鎖をはずしてあげますね。制限時間は24時間です!
無事成功の暁には改めて闘いましょう! がんば♪」
竜王は生き残りをかけて、すさまじいスピードで飛び去った!
町娘「もう、勇者様ったら、さっきあんなにたくさん出したのに、もうこんなに…」
勇者「若いからね。さぁ、咥えて」
バタン!! ドアが開く
竜王「表を見ろ!! 金塊と、魔族の死体だ!!」
勇者「?」
竜王「解毒薬をよこせ!!」
勇者「あー…。ちょっと町娘。そのまましゃぶってよ」
町娘「ふぁ、ふぁい、ふぁかり、ました……ちゅぱ、ちゅぱ…」
竜王「う…。苦しい…毒が…回って…早く…薬を…」
勇者「ちょっとまって。今いいところだから。そう、そう、うん、袋のほうも…
先っちょを、そう、うん。もっと速く…うっ(どぷっ、どぷっ!」
竜王「…解毒…薬…を」
勇者「ふうっ…。んーとね。あれ、うそ。テヘペロ」
竜王「………」
勇者「ケラケラ、さーて金(ゴールド)を金(マネー)に換えてくるか、
次の島までは豪華客船貸切の旅だ!ゲースゲスゲス」
竜王の手で魔族たちがほぼ壊滅させられ、治安がよくなったこの町。
また僅かに勇者から分けられた金塊を元にはじめた商売で、景気もよくなった。
深く深く痛めつけられたこの町の住人にも、その後少しずつ、笑顔が戻っていった。
勇者たちの旅はさらに続く!
戦士「…なあ、盗賊どん」
盗賊「ん。なんや」
戦士「この前の勇者どん、顔には出してねども、かなり怒ってただ、そう思わん?」
盗賊「そーかー?アイツが魔族の非道にきれたりするか?」
戦士「怒ってただよ。今までとちがっただ。」
盗賊「でもやなヤツは今までもいたやん?」
戦士「だども…なんか分からんだども、何か、勇者どんにしかわからない沸点があるような」
盗賊「気のせいだろ。結果儲かっただけやし」
仲間は勇者のことを話あった。
大国は大国。軍事力が高い。好戦的な王が治めている
王様「貴殿らに命ずる」
勇者「?」
戦士「ほれ、勇者どん、王様だから命令してもいいと思ってるだよ」
勇者「…なんすか?」
王様「なんだ貴殿の態度は?」
勇者「いや。ボク、これが素なんで。な?」
盗賊「ま、そうやな。ガキの時から変わらんわ。あ、俺ら幼なじみやねん」
王様「そんなことは聞いとらん!黙って命をうけよ」
勇者「……ベギラ…」
戦士「ゆ、勇者どん、あとで何でも買ってあげるだよ!オラの金で!」
勇者「……で、俺らに何してほしいんすか?」
王「けしからん連中だな。勇者とはいえ、所詮、下々の輩か…うむ。国の北に魔族が集まっていてな。どうやら打ち捨てられた廃墟で生息しているらしいのだ」
商人「生息?でゴザルか?被害とかは?」
国王「魔族は存在そのものが害だろう。行ってなんとかしてこい。おとなしくさせろ」
勇者「ほー」
戦士「軍隊派遣すればええでねぇか?」
王「魔族と戦うのは貴様らの仕事であろう!
献身的にその身を民のために捧げる!そして王たるワシの意志は民の意志だ!
貴様も勇者を名乗るならつべこべ言うな」
勇者「…ちっ」
王「さあ行け」
勇者「(ニコッ)わかりました。非礼をお許しください。『なんとか』して参ります」
城を出る一向
盗賊「ほんまにやるん?」
勇者(ニコニコ)
戦士「勇者どん?」
勇者「なあ商人、いくつか用意してほしいもんがあるんだ。あとさっきの王様さー
娘いたっけ?」
ここの魔族はスライムやスライムナイトなど、さほど強くもない。人間に住処を追われた
魔族たちがよりそいあい、ひっそりとくらしている。
戦士「悪い子いねぇかー」
盗賊「勇者一向やでー」
魔族「ひ、ひい…! 勇者一向だ! 勇者たちがきたぞ!」
魔族「あの竜王様とその配下を根絶やしにしたとかいう…うわぁ、もうダメだー!!」
商人「でゅふふ。大分名前が売れてきたでござる。勇者の狙いどおりでゴザルなぁ。デュフフ」
魔族「逃げろー!!」
戦士「逃げんでもいいべ。討伐にきたわけではねぇだ」
魔族「??」
盗賊「ま、別に悪さしてるわけでもあらへんし、ただ生活しとるだけみたいやしな」
戦士たちは何台もの荷馬車を率いてきていた。
魔族「…あの、それは…?」
商人「鉄、工事用具、土木、食料品、酒、種子、堆肥、その他でゴザル。デュフフ」
盗賊「悪いようにはせーへんよ。ま、あくまでも敵対したいってなら、皆殺しや。どや? 俺らの提案、きいて仲良う
せえへん?」
魔族「…?」
戦士「まぁ、とりあえずメシでも食うべ? 酒も。こったら辺境じゃ、ロクなもん食ってねぇべ?」
~2時間後~
魔族「うまい! こんな…うまいものが…あったとは…」
商人「イベリコ豚でゴザル。デュフフ」
魔族「人間はいつもこんな旨いものを…?」
盗賊「金があればやな。どや、辺境でコソコソして、よってきた人間襲うより…」
姫「ふう…。今日もわたしは籠の鳥…。なに不自由ない生活のかわりに、心ときめくことも…。
城からはロクに出ることも…退屈ですわ」
コンコン♪
姫の部屋の窓がノックされる。
姫「あら? 小鳥さんかしら?」
カーテンをあける王女、そこには木に登って窓の高さまで上ってきたらしい、
爽やかな笑顔の美青年がいた!
姫「まあ!」
勇者「(ニコッ)妖しいものではありませんよ。ボクは勇者。人々のために魔を討つ旅を続ける者です」
姫「…勇者様…?」
勇者「はい。先日はお父上にも謁見させていただきました」
姫「勇者さまが、なぜこちらに?」
勇者「恥ずかしながら、先日城内で姫をお見かけしてから…。ふっ、罪なお方だ。ボクの心は奪われてしまいました。
こうして人目を忍んで会いにきてしまいました(ニコッ」
姫「まぁ…。そんな…(ポッ」
勇者「ボクと出かけませんか?」
姫「でも…外は危険だと父が…」
勇者「ボクは勇者ですよ。誰よりも強く、勇なる者。ボクと一緒なら何も怖いけてなとありません よ(ニコッ)」
姫「まあ!その通りですわね!私ったらお馬鹿さん」
姫は窓の外の木に登る勇者の手を取った!
国王「何をしていたのだ! 貴様らに命を与えてから1ヶ月もたったのだぞ! 今更なんだ!」
勇者「うるせぇよ(ニコッ)」
国王「う、うる…? なんだと!?」
勇者「(ニコニコ)テメェのいうとおり「なんとか」してきましたよ。。砦はばっちり補強。畑や牧場も整備、
魔族の皆さんはすっかり幸せになりました。。勿論、戦力的にも増強しております」
国王「は?…な、貴様なにを言っている!?」
勇者「?」
戦士「勇者どん、勇者なのになんで魔族の味方してるのか? って聞きたいんだべ?」
勇者「あー、だってテメェ、ムカついたんですよ。仕方ないですよね」
国王「な、な、な、貴様、なんという…」
勇者「あはははは」
国王「ならば、砦を叩き潰してやる! 我が国の軍隊の力をもってすれば!」
勇者「あはは。いいですよ。ところで、行方不明になっていたあなたの娘の姫、今どこにいるかご存知ですか?」
勇者「商人」
商人「さ、こちらの水晶に注目でござる」
水晶には離れた場所の映像が映っている。眠っている姫の周りに無数の魔族が!
勇者「あの魔族たちは別に攻めてきやしませんよ。そしたらぶっ殺すってたっぷり脅してますから。
でもそうすると、人間に攻められるかもしれませんよね? だから保険を与えておきました。意味、わかりますよね?」
国王「…キサマ、なにを、なんてことを…!勇者の誇りはないのか!?」
勇者「はぁ、誇り? なんですそれ。クソでも食ってくれたまえ。略してクソ食らえですよ。僕のもっとも嫌いな言葉は
献身なんですよ?
とりあえず新興の隣国として、援助をお願いします。1兆Gでいいですよ」
国王「ふざけるな!!」
勇者「? いやイヤなら別にいいですよ。僕は痛くもかゆくもないからハハハ。無数の魔族に陵辱される姫なんてゾクゾク
しますね。おーい盗賊。交渉決裂って魔族に伝えてこいよ」
盗賊「了解や」
国王「まってくれ!!!」
勇者「ほら、隣国からの援助金100億Gだ」
魔族「おお!! さすが勇者さま! ありがたい!!」
勇者「よかったな」
魔族「勇者様、この中から勇者様の取り分を」
勇者「いらねぇよ。お前らには世話になった、その100億は全部やるさ」
魔族「勇者さま…無償で働かれるなんて…(ブワッ」
~魔族砦、勇者と姫の住居~
姫「おかえりなさいませ! 勇者さま!」
勇者「ただいま。今日もいい子にしてたかい?」
姫「はい! 魔族の方々も良くしてくださいますし、なんだかここに来てから毎日新鮮で…」
勇者「そう。よかった。ところで話があるんだ」
姫「? なんでしょう?」
勇者「僕と結婚してくれ」
姫「…!! うれしい…ですわ…ぜひ私を勇者様のものに…」
勇者「おいで」
姫「はい」
中略 勇者はねっとりとねぶるような愛撫と激しいピストンで姫の身も心も落した!
姫「はい! この里でいつまでもお待ちしています!」
この国は平和で豊かとなり、人間の移住者さえ現れようになった。
姫は見た目は怖いが優しい魔族たちと、幸福に暮らすことになった。
~道中~
戦士「まさか、勇者どんが結婚とはおどろいたべ」
勇者「別に戸籍があるわけじゃないし、あーいっとけば、あの女、いつまでもあの里にいるだろ」
盗賊「戻るつもりはあるんか?」
勇者「さーな。気が向いたらでいいんじゃね。亭主元気で留守がいい、っていうだろ?
ま、めんどくさくなったら「勇者は死にました」って手紙送ろう」
戦士「鬼だべ」
勇者「ケラケラ、そんなことよりこの9900億の使い道考えようぜ」
勇者たちの冒険はさらに続く!
でもそろそろ終わりだ!
戦士「おやすみ。勇者どん」
勇者「おう…すぴーっ…かー…」
戦士「あの偉そうな国王の唖然顔…。勇者どんはかわらねぇだな」
~10年前~
戦士(子ども)「うぇーん」
勇者(子ども)「どうした?」
戦士「いじめられただ。オラ、体でかいからジャマだって」
勇者「ぶっとばせよ。そんなヤツら」
戦士「だ、だども。オラたち戦士の家のもんはみんなのために魔物と戦うものだって、自分のために
力つかっちゃなんねって、おっ父が。」
勇者「しらねぇよ。きにいらねぇやつはぶっ飛ばせ。好きにするのが一番楽しいんだぞ」
戦士「だ、だども」
勇者「お前は強いんだ。それはお前が毎日毎日剣術の練習してるからだろ? なら堂々とその力で
遊んでるだけのバカどもをぶっとばせ。それはお前の権利だ」
戦士「勇者どん…」
魔物「ガアアアっ」
ズシャ!!
勇者「くっ…!」
魔物「なんだコイツ?抵抗しねぇぞ?やっちまえ!」
盗賊「あほんだら!!オノレらの相手は俺じゃ!!」
スパッ!
盗賊「勇者、無事か?」
勇者「いたいお」
盗賊「まったくお前は…。せやけど借りもあるしなぁ。しゃあないわ」
勇者「さんくす」
~5年前~
盗賊「ギルドの仕事は疲れるわホンマ。あれだけ働いてたったこれだけの給料とかありえへんわ」
勇者「すくねぇと思うわけ?」
盗賊「すくないやろ。けどまぁ、しゃあないわ。ギルドも経営厳しいらしいし。我慢せぇへんとな」
勇者「くだらねぇ。ギルドが儲かったらお前に還元してくれんのか? 組合とかちゃんと機能してるか?」
盗賊「いや、わからねぇけど」
勇者「調べろよ。そんくらい。世の中、真剣に生きてかねぇと誰かのいいようにされるんだぞ」
盗賊「そら、勇者は利口やさかい。そやろけど、ワイら普通のもんはシコシコ働くのが一番なんや」
勇者「アホか。そりゃお前がめんどくさがってるだけだ。よく考えろよ。楽しく生きるってどういうことだよ」
~道中~
商人「勇者殿、僕、パーティを抜けたいでゴザルよ」
勇者「どうした?」
商人「資金も十分にたまったでゴザル。ここらでいっぱつ商売を始めて、商人として成功したいでゴザル。デュフフ」
勇者「…」
戦士(ゆ、勇者どん、どうするだ?)
勇者「いいよ。んじゃ、次の街でお別れだな」
盗賊「!? んな、あっさり? ええんか!?」
勇者「いやだって、いいじゃん別に」
商人「恩にきるでゴザルよ。デュフフ」
勇者「どんな商売するんだ?」
商人「まずは回復アイテムと武器の販売でゴザル」
勇者「ほう。なら勇者ご推薦、とか勇者印のってつけろよ。普通の武器によ」
商人「いいんでゴザルか?」
戦士「でも、それじゃ詐欺では…ねぇべか?」
勇者「人聞きがわりいな。推薦してんのはホントだろうが。ノンアルコールカクテルだってありゃ実質ただのジュースだ」
商人「ではありがたく…デュフフ」
勇者「名前の使用料は儲けの50%でいいぞ(ニッコリ)」
商人「10%」
勇者「50」
商人「…30%でゅふふ」
勇者「50%」
商人「…わかったでゴザル」
商人の始めた商売は大当たりし、世界中にチェーン店が出来ることになった!
勇者たちの旅は…そろそろ終わる!
ゲースゲスゲス
勇者「飛行船くれ。金はもって…」
魔法使い(女)「勇者! 探したよもー! やっとおいついた!」
勇者「?」
戦士「ほら、いつかの魔法使いさんだべ(小声」
勇者「あー…。元気してた?」
魔法使い「元気してた? じゃないよ! ボク一人おいていっちゃうなんてひどいよ!」
勇者「女の子を危険にまきこみたくなかったんだよ。まして、愛している人ならなおさらさ」
魔法使い「…// そ、そんな…。ボク勇者と一緒に戦いたいよ!」
勇者「………ちっ」
魔法使い「ん? どうしたの?」
盗賊「まぁまぁ、ええんちゃう? 仲間に加えたっても。商人がパーティから抜けたんやし、
魔王の城に3人だときびしいわ」
戦士「そうだべ。弾除けにはなるべ」
魔法使い「え? え? なに? 弾除け?」
勇者「……きたければ、くれば…」
魔法使い「わーい! やったー! ボクがんばるよ!」
戦士「だべさ!」
戦士の攻撃! 戦士は骸骨兵士1を倒した!
盗賊「ダボがぁ!」
盗賊の攻撃! 盗賊は骸骨兵士2を倒した!
魔法使い「メラゾーマ!」
魔法使いはメラゾーマを唱えた! 骸骨兵士3を倒した!
勇者「ガンガンいこうぜ!」
勇者は応援した!
骸骨兵士4「ウバシャー!」
骸骨兵士4の攻撃。勇者はダメージを受けた!
勇者「へぶらっ!」
戦士「勇者どんに何するだ!」
戦士の攻撃! 会心の一撃! 骸骨兵士4を倒した!
ぱらららぱーぱっぱー!
せんしはレベルが上がった
とうぞうはレベルが上がった!
まほう使いはレベルが上がった!
勇者「ふう…ちょろい連中だぜ。(モシャモシャ←薬草を食ってる)」
腐った死体が現れた!
魔法使い「勇者! こいつらにはギラ系呪文が有効だよ! 勇者のベキラゴンで!」
勇者「魔法使うな!」
戦士「オラがやってやるだ!」
戦士と盗賊の奮闘で、なんとか敵をたおした!
ぱらららぱーぱっぱー!
せんしはレベルが上がった
とうぞうはレベルが上がった!
まほう使いはレベルが上がった!
勇者「ふう…聖水がまだ足りないな。もっと浴びよう。魔法使いはとくにたくさん浴びよう。服がスッケスケになるくらいに」
魔法使い「…//そんな…ボク…。勇者のえっち!」
戦士「ここはどうやら二手にわかれないとすすめないようだべ」
盗賊「せやな。しゃあない。戦力考えたら、勇者・おれ・魔法使い組と戦士一人でいこか」
戦士「だべな」
勇者「ダメだ」
魔法使い「勇者?」
勇者「俺は魔法使いと右の通路に行く。お前らは左へ行け」
盗賊「ほんきなん? だってお前は…」
勇者「しゃらっぷ」
戦士「…まぁ、勇者どんがそういうなら仕方ねぇべ」
盗賊「ほな、最上階で会おか」
勇者「おうよ」
~魔王の城、4F~
勇者「あーるこー! あーるこー、わたしはー勇者ー」
魔法使い「ゆ、勇者。ちょっと静かに…」
勇者「だって、こんな不気味なところに無言でいたら怖いじゃん。力持ちの戦士も、
すばやい盗賊も、ドラえもんの商人もいないんだからさ。んじゃ、なんか話しようぜ」
魔法使い「(クスッ)怖がりだなぁ、勇者は」
勇者「人間だもの」
魔法使い「ねぇ、勇者はどうして勇者になったの?」
勇者「んあ?」
魔法使い「さすがにもうわかるよ。勇者は今までの勇者とは違うよね。自分を犠牲にして国のために魔物と戦う、ってタイプじゃないでしょ。でも勇者やってるのはなんで? 危ないのに」
魔法使い「…たしかにこれまで大分、儲かったみたいだけど。別に勇者なら勇者やらなくてもそのくらいできるでしょ?」
勇者「…んー。じゃあ、気に入らないことを、なんとかしたいから」
魔法使い「なんとか? じゃあやっぱり魔物が憎くて、世界中の人々を守りたいからなの?」
勇者「いいえ」
魔法使い「じゃあどうして?」
勇者「ケフィアです」
魔法使い「……すぐ、そうやってはぐらかして…!」
勇者「あ。敵だ」
ドラゴンが現れた!
勇者「やっべぇ」
魔法使いのメラゾーマはあまり効果がなかった!
勇者「うーん。魔法防御強い感じだね」
魔法使い「! そんな…じゃあ、どうすれば…?」
勇者「一応もう一回試してみようかな。メラ」
勇者はメラを唱えた! もちろんぜんぜん利かなかった!
勇者「俺の自慢のメラが…。メラ(ぼっ) 」
勇者はマルボロ(8ミリ)に火をつけた!
魔法使い「そうだ! 勇者の剣で!」
勇者「ふーっ…スパーッ…いや。逃げよう」
勇者たちは逃げ出した!
魔法使い(女)は逃げ遅れた!
勇者「あ」
魔法使い(女)「ボクにかまわず逃げて!」
勇者「…」
後日に続く
そういや一度も戦ってないな
ヌリヌリ
たったった
勇者は自分の肩の辺りに何かを塗りつけ、戻ってきた!
ドラゴン「ガアアッ!」
ドラゴン「がぶっ!」
勇者「痛いお」
ドラゴンは勇者の右肩に食いついた!
鋭いキバが勇者の肉を食らう
魔法使い「勇者あ!!!ダメ!…ボクはいいから…もう逃げてーー!!!」
泣き叫ぶ魔法使い。勇者は食いつかれつつ半笑いだ!
ドラゴン「…! バタンっ!」
ドラゴンは倒れた!
魔法使いはレベルがあがった!
魔法使い「勇者…? 今のは…?」
勇者「毒。皮膚からは入らないけど消化器官からは一発で瀕死。珪素系の毒
ドラゴンの好きな肉の匂いも上から塗ったけど」
魔法使い「で、でもそんなに大怪我して…。剣を使えば…」
勇者「人には色々事情があるんだよ魔法使いちゃん。ところで、俺今君の命助けたよね?」
魔法使い「う、うん!ありがとう! まさか勇者が助けに来てくれるなんて思わなかったから…ボクうれしかったよ!
…それに、勇者も生きてて…ホントに良かった…!」
勇者「感謝って形にしないとダメだよね?」
魔法使い「…?」
勇者「性奴隷って知ってる?」
魔法使い「せいどれい?」
戦士「勇者どん! 無事だっただか!」
勇者「この肩をみろ。ぜんぜん無事じゃねぇ」
盗賊「ま、軽口叩ける余裕があるんなら大丈夫やな」
魔法使い「勇者…、しっかり」
勇者「いや、まぁ、大丈夫。それより、ようやくここまで来たな」
盗賊「ああ」
戦士「色々大変な旅だったべ」
勇者「娼婦を買ったり、カジノでナンパしたり…」
盗賊「女魔族を性奴隷にしたり、ラーミアの卵食べたり…」
戦士「ありゃ旨かったべ」
勇者「王族をゆすったり…一般市民にぼったくりの商品売りさばいて大もうけしたり」
戦士「楽しかったべ」
盗賊「ごくたまに魔族と戦ったりもしたな」
勇者「ごくごくたまにな」
魔法使い「……」
勇者「本当につらく長い旅だったが、それもこのときのため! 俺たちは魔王と立会い、そして目的を果たす!」
魔法使い「そ、そうだよ! ボクたちで魔王を倒して、魔族のいない世界を作ろうよ!」
勇者「え?」
盗賊「は?」
戦士「ぬ?」
魔法使い「え? あ、あれ? ボクなにかおかしいこと言った?」
勇者「…ま、いいや。行こうぜ」
魔法使い「で、でも、勝算はあるの? 魔王は本当に強いらしいよ。レベル99にいたった勇者のお父さんも、真っ向勝負で敗れたって…。それって、人間には勝てないってことじゃ…」
勇者「魔法使い」
魔法使い「な、なに?」
勇者「俺は負けるのが大嫌いなんだよ」
魔王「フン。勇者よ… よくここまでやってきたな。 褒めてやろう」
勇者「ありがとう」
魔王「実に優秀だ。人間にしておくには惜しい どうだ 余に仕えぬか?
さすれば世界の半分をくれてやろう」
勇者「全部くれ」
魔王「なんて?」
魔王「え、いや、そりゃ、、ちょっとまて…」
勇者「トップは決断力が大事だよ」
魔王「…いや、それじゃ意味ないではないか。ダメだ」
勇者「90%は?」
魔王「ダメだダメだ!」
勇者「85%!」
魔王「……いや、ダメだダメだ!」
勇者「…ちっ、じゃあもういいよ。仕方ない。あんたぶっ殺す」
魔王「ほう…さすがは勇者、甘い誘惑には乗らぬか」
戦士「あの人、自分の発言おかしいとおもわねぇべか?」
盗賊「ほっとけよ。あーはよ帰ってビール飲みたいわー」
魔法使い「魔王! あなたを倒して、ボクたちは平和を手にしてみせるよ!」
勇者「ははは。魔法使いは面白いなぁ」
魔王「来るがよい。地上のつわものたちよ…!」
戦士「よいしょぉ!!」
戦士の攻撃! 魔王に97のダメージを与えた!
盗賊「ボケがぁ!」
盗賊の攻撃! 魔王に55のダメージを与えた!
魔法使い「行くよ! マヒャド!」
魔法使いはマヒャドを唱えた! 魔王に60のダメージ
勇者「命を大事に!」
勇者は応援した!
魔王「余のメラゾーマは(略)…カイザーフェニックス!」
魔王「さらにただの拳の攻撃も威力は…」
魔王「そして魔力弾を」
魔王は三回攻撃をした!
一同「くっ」
しばらく戦いは続く、が、なにもしない勇者と魔王の三回攻撃のため、勇者たちは劣勢だった!
魔王「ふん…。所詮キサマらなどこの程度だ」
戦士「あー、これはやばいべ」
盗賊「せやな…」
魔王「しかし、やはりキサマらの力は惜しい。何故だ。何故それほどの力をもちながら下等な人間に組する? 英雄ともてはやし、過酷な戦いを強いられながら」
勇者「ちょっとなにいってるかわからないですね」
魔王「キサマの父親もそうだった。わずかな仲間を引きつれ、この本拠地にやってきた。度重なる戦闘の疲労や補給の得られないゆえの飢えで苦しみながらな。そして一人また一人と死んでいった。祖国からの援助は届くはずもないはるか遠い地で、頼るものもなくな」
勇者「…」
魔王「先代の勇者はそれでも愚直に戦った。人のためにな。
高潔な男だったよ。致命傷を受けた仲間を楽にしてやるために手を下したときには涙を流してもいた」
勇者「…」
魔王「およそ人として鍛えられる最強の領域にいたっていた男だったが、ワシの前に敗れた。無残にな。ワシは敵とはいえ、それほどの力を得た勇者に敬意を表し、死体を棺に入れ、人間に引き取りにくるよう命じた。人々にたたえられるべき功績をもつ敵だと思ったからだ」
勇者「…恐れて誰もこなかったんだろ? 知ってるよ。それどころか、個人の判断で魔王に挑んだ愚か者だ、だからこちらでは関知しない、っていったんだろ?
俺もガキのころはそのせいでずいぶん苦労したもんだ。
ま、ほとぼりが冷めたころには人間の間でも英雄だったといわれるようになったけどな」
魔法使い「…そんな…! そんなのって…あんまりだよ…」
魔王「そうだ。人間は醜い。己の利のみをよしとする矮小なやからだ」
魔法使い「違うよ…! 人間は…ひどいこともするけど、そればかりじゃ」
勇者「でも大抵は酷い」
勇者「検討はつくかな。最初はもてはやされるだろうね」
魔王「そうだ。・だが人は突出した存在を認めない。かならずお前は迫害されるぞ。
そのときお前はどうする?」
勇者「そうなったら、俺は、この地上を…
去る
なんて言うと思うか? 俺はドラゴンの騎士じゃねぇんだぜ」
魔王「なに?」
勇者「話あわせてやりゃー、調子にのってベラベラしゃべりやがって、バカじゃねぇのか? アンタ」
魔王「…なんだと…」
俺のように道中の国々を豊かにしたうえで援助をうけず、単独で旅すれば苦労するの当然だろう?
でもそりゃ文句いうことじゃねぇ。自分を犠牲にしたのは親父の判断だからな。
だから別にあんたを恨んじゃいない
誰かのために、ってのは体のいい言葉だが、人のために、組織のために、国ために、世界のために、自分の幸福を犠牲にして闘い、働くものは一見尊い、だが俺から言わしてもらえば3流だね」
戦士「…勇者どんが、父親の話をするなんて、初めて聞いただ」
魔王「ほう。では一流とはなんだ? 自己の利のみを考え、守り、
ままならぬ世の中をうらみ、英雄にすべてを押し付ける者か? 大国の王や貧しく弱い平民のように」
勇者「違うね。それは2流さ。。あー、面白い。魔王と問答するのが夢の一つだったんだよな。戦闘中だが、ペラペラしゃべらせてもらうぜ」
盗賊「ああ、いってやれいってやれ。スカッとするわ」
勇者「まず、知ってたか? この地球は、俺を中心に回っている」
魔王「…狂ったか」
俺は何にも敗れない。何にも屈しない。誰かの駒にはならないし、搾取もされない。
俺は俺の幸せのために生き続ける。気に入らないヤツはぶっ潰す。欲しいものは掠め取る。
世界や社会が障害になるならそれすら変える。
迫害なんか鎮圧するまでもなく起こさせすらしない!
誰かのためじゃない、
俺自身のためにな。いいか?
俺は俺の幸福のために、世界を変える!
ぶっつぶしたヤツが悪党だったら正義と呼ばれるだろう。掠め取られたヤツは俺をゲスと呼ぶだろう。だが、そんなことは俺には一切関係がない!」
盗賊「せやなー…・でもまぁ、ええんちゃう。あれで、アイツのいう自分の幸福には人のもんも入ってたりするからな。たまにやけど。
それにあれやな。前に、だからお前らも自分を中心に地球を回せ、とかいわれたときはまじで意味わからへんかったわ」
魔法使い「…ふぇ? えっと…つまり、勇者はいい人なの? 悪い人なの?」
盗賊「ははは。アレを理解するのはむずかしいでー。ま、良い悪い、っつか、あーゆーヤツってだけや」
魔王「…ふ、フハハハ。面白い男だ! 父親とは違うようだな。では聞こう。何故お前はワシを倒そうとする。お前ほどの男なら魔王がいようが魔族があろうが、なにも問題はあるまい」
勇者「勝負が終わったら教えてやるよ」
魔王「ほう? お前はまだ余に勝てると思っているのか?」
勇者「ひゃくぱー」
魔王「よかろう。行くぞ!」
そして再開する戦い。
魔王の攻撃は早く、重く、強い。早々に魔法使いは気絶してしまった!
戦士「はぁ…はぁ…まずいべ」
勇者「なーに。まだまだいけるさ」
戦士「また根拠のない自信だべか?」
盗賊「なんもしてへんくせにな」
勇者「おれはお前たちを信じているぜ!」
戦士「まーた、いいこと言ってる風に酷いこといってるべ。要するに単独で突撃しろってことだべ?」
勇者「さすが、長い付き合いだな。わかってるー」
戦士「わかったべ。魔法力くらいは消費させて、カラにさせてみせるべ」
盗賊「ほなら、俺はアイツの武器の杖をすりとって壊したるわ」
魔王「…解せんな。キサマらも何故、その男とともに戦う。厚い主従の契りがあるようには見えんがな」
戦士「しゅじゅーってなんだべ?」
盗賊「主人と家臣の関係のことや」
戦士「そんなもんねぇだ。だども、オラたちは勇者の友達だ。それに…オラもオラを中心に地球を回してるだ。おらの目標のためにはアンタなんかいないほうだいいだ」
盗賊「ま、そういうことやな。もちろん俺も、地球回してるで。要は利害の一致、あとは腐れ縁の友情みたいなもんやな。正味のとこ、勇者ほど信用できるヤツはある意味おれへんよ」
戦士「行くべ!! 全国の幼女よ! オラに力を!」
盗賊「行くで!! おまえをしばいたあとを祝杯や!」
魔王「ならば、くらえ!」
魔王の最大爆発呪文が放たれた!
戦士「ぐへぇ…。勇者どん、あとは、任せただ…」
戦士は気絶した! 戦闘不能だ! しかしこの攻撃で魔王の魔法力はつきた!
盗賊「今や!」
魔王「!?」
盗賊は神速のスリ技で魔王の武器となる杖を盗みとり、破壊した!
魔王「小賢しいわ!」
魔王は拳で盗賊を殴りつけた! 武器も魔法力のなくても、魔王の力は圧倒的だ!
盗賊「勇者、頼んだで…」
盗賊も気を失った!
魔王「さて、残るはキサマ一人だ。裸の勇者、いや、…一般人よ」
勇者「……」
魔王「キサマの旅は見ておった。使い魔をやってな」
勇者「ストーカーかよ、きめぇww」
魔王「そのよく回る口と、小賢しい策略でこれまでやってきたようだな?。
たかだドラゴンを倒すのにも命をかける始末か」
勇者「テヘペロ」
魔王「竜王をあえて残虐に殺したのも、その後の魔族が戦わずに降伏するよう仕向けるため」
勇者「いやあれは…」
魔王「お前自身は一度たりとも戦ってはいない。ときおり魔法を使うようなそぶりをみせたのも総て虚構。ただのポーズだ」
勇者「いやいや。魔法なら使えるよ? ほら、メラ!(ぼっ) どう、一服やらない?」
魔王「ククク、ふははは。心意気は面白いが、実力は伴っていないようだな?」
勇者「…」
魔王「お前は勇者などではない。ただの詐欺師だ。むしろそこに転がっている戦士や盗賊のほうが、はるかに強い」
勇者「…かもな」
魔王はさらに勇者に近づく。
勇者「うりゃ!」
勇者は痺れ薬の入った袋を投げつける
魔王「ハハハハ。ワシを誰だと思っている。こんなものが効くと思うか?」
勇者「やだなー。ジョークですよジョーク。そうだ。世界の半分でいいです。だから部下にしてください」
魔王「もう遅い。ふ、これならお前の父親のほうがよほど面白い相手だった。人として鍛えられる頂点にいた男。このワシとも互角に戦えた。無論、最後に勝ったのはワシだがな。あの男でさえ倒せなかったワシを、キサマごときに討てるはずはない」
さらに歩み寄る魔王。すでに二人の距離は2メートルもない。魔王はすでに防御体制すらとっていない。はるか格下の、いや虫を叩き潰すかのように悠然としている。
勇者「…よせ。やめろ…」
魔王「さらばだ。偽りの勇者よ」
勇者「…!」
魔王は余裕をくずさず、右手を振り上げ
ズシャっ!!!
魔王「…バカな…!」
自らの胸にすさまじい勢いで深々と突き刺さった剣、そしてそれを握り締め、常人ならざる闘気を放つ男、勇者の姿だった!
勇者「ああ。バカだな。お前は」
ズバっ! 勇者は魔王に刺さった剣を真一文字に横に振りぬき、魔王の半身を切り裂いた!
つづいて、
どかっ!
勇者から痛烈な蹴りが放たれ、魔王ははじき飛ばされる!
勇者「ギガデイン」
落ちる稲妻が魔王を襲う
勇者「ギガデイン」
勇者「ギガデイン」
勇者「ギガデイン」
地に手を突いた魔王に連続して落ち続ける雷。
魔王「ぐあっ…! なにっ…ぐはっ…! 何故…! なぜだぁ…!!」
勇者「簡単だろ(ギガデイン)、俺は(ギガデイン)本当に(ギガデイン)強かったってことだ」
魔王は混乱状態のまま雷を浴び続ける。
魔王「…ならば…なぜ…!」
勇者「親父は人として究極の強さだった。でもお前に負けた。なら、俺がいくら鍛えてもお前に勝てる道理はない(ギガデイン)。だから、待ったよ。お前を確実に(ギガデイン)
殺せるチャンスをな」
魔王「なん…だと…!?」
勇者「油断しきったバカ面が近づいてくる、たった一度のチャンスを、作ったよ。
そのために俺は旅の途中、一度も戦わなかった。ただの一度もな。子どものころから必死に鍛え続け、とっくに親父と同じ人の頂点を極めているこの強さを振るわなかった。旅を始めて、最初にふるった一撃が。魔王への一撃だ」
魔王「…では…!」
勇者「俺のことをよく知らないやつは、俺を強いと思ってる。俺のことを少し知っているヤツは『本当は弱い』と思っている。そして」
勇者は戦士と盗賊を見た。
勇者「俺のことを、よく知っているやつだけが…俺は『本当に強い』と知っている!!!
ギガスラッシュ!」
魔王「ぐああああっ!!」
勇者「言っただろ? 自分のために世界を変える、と、そんな男が、鍛えていないと、弱いと、本気でそう思ったのか? このマヌケ」
レベルの謎解明だな
もはや瀕死の魔王は問いかけた。
魔王「…教えろ。お前がそうまでして、力を隠し通し、そのような傷をおってでも、ワシを倒したかった理由はなんだ…」
勇者「いいだろう。お前はもうくたばる。教えてやる。そもそもお前はむやみに人を殺し、人間の資源を奪う。それが、どんな結果を生むか…
あれは俺が12のとき、初めて娼館にいったときだ…」
魔王「はぇ?」
ま、それはおいといて、魔王がいて、魔物が暴れているこのご時勢。治安も悪けりゃ景気も悪い。
失業者も多く、生活に困った女たちが春を売る…
他にもこんな話もある。
俺が始めて酒を飲んだのは9歳のときだ。本格的に楽しむようになったのは12だがな。…魔物が暴れ、生産性がさがるこのご時勢、いい酒はおどろくほど少ない。
酒職人さんやブドウ農家さんの生活が安定しないからだ!
ワインの貯蔵庫はやたら襲撃され、腕のいいウィスキー職人が魔物にころされる!
同じことは他の食い物にも言える。おかげでこの数百年で人間の食文化は低下した!貴様のせいだ!」
魔王「…なるほど、そんな娼婦たちの解放や誰もが飢えることのない世が、お前の…」
勇者「? 違うよ。そうじゃなくてだな。俺は素人っぽい子が好きなんだ。わかる? 生活にこまってやむなく悲壮に働く娼婦じゃなくて
豊かで恵まれているにも係らず遊ぶ金ほしさに気軽に風俗で働いちゃう若くて可愛い子を抱きたかったんだ!
作るのにすんげー手間がかかるブルジョワなワインとかアホみたいに飼育が大変だけど濃厚な味わいの黒豚とかがたくさん食べたかったんだ! 他の人の飢えとかどうでもいい!
魔王「なんて?」
俺の欲望を叶えるついでに、世界を救ってやる!ついでにな!!
だから、平和主義な俺だが、涙を飲んでお前は倒す! 残った魔族は平和的に俺が建設した魔族国家に送ってやる! 魔族さんもわりと農耕もできるし、性の対象になるようなセクシーなやからもいるからな! 生かしといてやる! 俺のために!」
魔王「…きさま…」
勇者「ってなわけで。くたばれ」
ぐいっ。
勇者は倒れ付した魔王にとどめの一突きを放った!
魔王「…この…ゲス…が…」
勇者「ふふふ…ふはははは! はーっははははは!!!
ゲースゲスゲス!!」
気絶から目覚めた魔法使い(女)「…勇者…素敵…!」
こうして、勇者は魔王を倒したのだった。
ゲースゲスゲスwwwww
戦士は「世界を救ったのはオラたちだべ?」と国に圧力をかけ、領主となった。
彼の領土では女性の成人年齢が11歳に定められた。戦士は11歳の美少女を妻とし、その余生を堪能した
戦士「合法的に幼女を抱けるなんて、夢のようだべーーーーー!!!」
盗賊は冒険で稼いだ金をもって地元に戻り、仕事もせず、日がな一日酒をあおり、
悪い仲間たちと毎日毎日バカ騒ぎをした。特にB級グルメの開発には余念がなく
粉ものと呼ばれる多数の食品を発明した
盗賊「酒だ酒だ! 酒やー。あと串カツや!!」
商品は飛ぶように売れ、世界一の大富豪となった。現在は踊り子のグループのプロデュースをやっているが、すべて商人のお手つきである。
商人「彼女たちは夢をおっているんでゴザル!」
賢者はマジメに生き過ぎた反動で現在は遊び人に転職。盗賊や戦士のよき悪友へと変身した。実は童貞であったのだが、悪友たちの手によりまたたくまに失ったのはいい思い出らしい。
賢者「うへへ。女は気持ちいいなぁ」
世界は平和になった。のこった魔族だちは勇者たちに滅ぼされることを恐れ、また人間との共存にうまみがあることを理解し、じょじょに人と仲良くなっていった。
魔族の襲撃の心配がなくなった社会は生気を取り戻し、生産性は目に見えて向上した。回る経済は見る見る世の中を明るくした。
そして、勇者は
勇者はハーレムを建設。365名の愛人を持ち、性と酒と美食におぼれた退廃的な生活を楽しんでいる。
最近の楽しみは水着(あえて全裸ではない)美女だらけのプールにでしっちゃかめっちゃかにされつつ、サーフィンUSAを歌うことだ
魔法使い(女)「あ、あの…勇者、今日の夜伽は…ボクに…」
長女「おねえちゃんのほうがいいよね? 勇者くん」
姫「正妻である私ですわ」
王女「一番初めに出会ったのは私よ!」
村娘48のエース「勇者様…、わたし、あなただけのもの…」
勇者「んー。どうしよっかなー。
いいや今日は娼館にいくよ」
「えーーーーーー!!!??」
勇者「ゲースゲスゲス!!」
勇者「仲間に女入れるのはおかしい」
完!!
すっごくおもしろかったー
それは、人それぞれじゃないかな?ちなみに俺の最高傑作は今手掛けているSSです。
まあ、君もよく考えたら1の為に怒ってくれてるんだ。ありがとうね♪
>>890
……ああ、知ってた。
だが、身分証明出来るものが別に無いんで1を名乗るヤツが出てくるのを待ってたんだ。
だが、あれはやはり、誰かのブラフだな。ハッタリ利かせてニセモノを追っ払おうとしたんだろ?
よく考えたらありがたいのかもな。ありがとう。
暗号メモった紙は無くしたが、簡単なID:の組合わせのコピペだったから盗まれやすいなとは思ってた。
時間があればチェックしたが、今、携帯だから面倒なのでやめときます。ちなみに1のIDだけじゃあのIDは出ません。
あと、豆知識。ニセモノの戯言と聞き流してもいいですが、図書司書とか真っ赤な嘘です、はい。
2ちゃんねるで身分あかしたく無かったので軽く嘘つきました。
ゴメンなさい。
何故こんなにしつこいのかって?自分が書いた作品だという確信があるからです。
逆に自分で書いた訳でもないのにこんなことしてても意味無いです。バカみたいです。
>>891
取り合えずありがとう。
>>892
皮肉で言ってるのはわかります。でも、1への援護ですよね?ありがとう。
…でも皮肉でなく言葉通りなら、応援ありがとう。
俺はむしろ、この図書司書(笑)の作品を見てみたいです。俺が作品催促してるのは単に怒ってるとか煽ってる訳ではなく、実は本当に見てみたいからです。
敢えて1と呼びましょう。もし、俺を真似て喜んでるなら、何がそんなに楽しいのか聞いてみたいです。
自分の作品だからこそ誉められて嬉しいんであって、人の作品誉められてもそんなに嬉しいとは思えないけどな?
まあ、俺の作品を気に入ってくれてありがとう。
最高傑作是非読みたいです!予定ありますか?
>>896
予定というか既にSSスレ立ててます。そちらはこちらよりもある意味、難産なんで……まだ未完成ですが。
最高傑作と言っても俺の中でという意味で、評価は人それぞれですが。一人でも読者がいる限り書いていきたいと思います。あと、dat落ちするまでは(笑)
荒れさせたくないのでそこには誘導したくありません。少なくともこのスレでは俺はディスられてますからね?
元々そちらのSSが、好きだけど苦手な分野なんで、精神的に書けなくなって息抜きの為に軽いノリで始めたのがこのスレというわけです。
ID:HSCOY2mCiさん。IDはは日替わりなので、本日限りとなりますが、あなたがどんなSSを読みたいのか要望出して下されば、俺がスレ立てして新作出すことは可能です。騙されたと思って、言ってみて下さい。
ただし、ひとりで何本も抱えるのはさすがに酷なので、それなりにお時間を頂きますが。
デキはその時次第なので保証はできませんので、あしからず。
俺の作品が読みたい気持ちが本当なら、作品のジャンル(SF、冒険、アクション)なり、方向性(友情・努力・勝利、エロ、ギャグなど)なり、作品なり(ドラクエ、FF、その他漫画アニメのタイトル)を提示して下さいね?
ただし、このスレも残り少ないのである程度まとめてレス下さい。スレ立てする前にスレ終了したら誘導出来なくなりますからね?
俺の力量では不可能なジャンルもありますが、真摯な読者の要望には出来るだけ応えていきたいと思います。その作品があなたにとってどんな作品になるかは出たとこ勝負ですがね?
俺のSSの書き方としては書きたいもののイメージがまず出てきて、神が降りさえすれば、自分の能力以上のものも出来ますし、ショートではありますが一作につき一晩で一作書き上げることもザラです。大概の場合、一気に書き上げたものの方がデキがいいです。
まあ、アイディア勝負ですね?
あと、既にこのスレでは概出な俺の旧作、改めて貼っときます。観たことないならコピペしてググッてみて下さい。
∥名探偵コナンのエロ風味ギャグ
・コナン(27歳)「事件も解決したし一発ヌイとくかwwwwwww」
∥ドラゴンクエストの鬱もの
・ライアンですが、場車内の空気が最悪です
http://tenkomo.blog46.fc2.com/blog-entry-2701.html
・勇者「魔王倒したし帰るか」
∥仮面ライダーもの(オリジナル)
・求人広告「奇声をあげて威嚇するだけの簡単なお仕事です」
∥ドラえもんもの
・のび太「お前ってさ」
・出木杉「カプセルコーポレーション?」
基本、全部、原作破壊路線です。俺の作品であることを疑う方はご自由にどうぞ。元より証拠など残してませんのでね。
>>897-898
証拠なんて無いです。あったらこんな事態になってません。気に食わないなら、俺のことはマダオでいいですから忘れて下さい。
あと、実社会で通用してないので……ご心配ありがとうございます。将来的には餓死かもね(泣)?
>>899
まあ、当然ですよねー♪
でも、トリ再現はちょっと面倒くさいかな?
それに、作家なら作品書いて証明した方が余程建全だと思いますので、そちらで頑張りたいと思います。まぁ、読んでみてからニセモノ認定して戴きたいですね。
ID:HSCOY2mCiさんからの要望が無ければ、こちらで何か考えてスレ立てします。皆さん、少しお時間戴けませんか?リアルもありますし、アイデア練るのにも神が降りなければ、時間必要なんで。
あと、安価出しときます
>>905。誰でも、早い者勝ちです。
>>905、に好きな要望をカキコして下さいね?
同時進行は無理でも、時間掛かってでもなんとかしますんで。無理なら無理といいますが。では。
1さんのほかのSSも近日中にまとめます
コメントの投稿
これが面白いと思うやつって、普段どんだけ酷いの読んでんだよw
拝見させて頂きました。
また、見に行きます。
大原龍也です。