「S.H.MonsterArts」として商品化が決定した、「迅竜 ナルガクルガ」。

前回<第1回>の記事で「S.H.MonsterArts ナルガクルガ」が、原典『モンスターハンターワールド:アイスボーン』に登場する姿を忠実に再現したものだとお伝えした。
そこで、今回は試作品を用いて、どこまで忠実に造形が成されているのか、パーツ毎に細部までしっかりチェック!
その魅力を紹介したいと思う。


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「ナルガクルガ」は、樹海を主な生息地とする飛竜種で、鋭い刃翼と強靱な尻尾を武器にハンターたちに立ちはだかる。その俊敏さから、暗殺者の異名をもって知られている。

そんなモンスターを、カプコンに所属するアートディレクター・藤岡要氏完全監修によって徹底的に再現したものが、「S.H.MonsterArts ナルガクルガ」だ。
画面越しに対峙してきたあの迅竜が、可動アクションフィギュアになって登場する!



まず、頭部から見てみよう。

01_頭部アップ
この写真から眼や口、鼻先に至るまで、忠実に再現されていることが分かるだろう。
開いた口の中に覗く歯も一本一本端正に造形。
獲物を鋭く捕らえる犬歯も、上下四本とも鋭く再現。
赤く染まった眼も鮮やかに塗装されている。



そして、身体の造形はこちらである。

02_胴体アップ
肌には、無数の鱗と漆黒の体毛がしっかりと造形されている。

飛竜の一種ではあるが、竜というよりも獣のそれに近いフォルムといえる。


体毛に覆われておらず鱗や肌が露出している腹部(ゲーム中ではあまり見ることのできない)とのコントラストが見られるのも、アクションフィギュアならではの面白さの一つだろう。
体毛のカラーリングは硬質感を表現するため、ツヤが足されているのもポイントだ。

また、背中も忠実に作り込まれている。
ゴツゴツとした毛並みと骨や筋肉の質感が伝わってくるのも魅力的だ。


03_鱗と羽毛の差04_腹部
次いで両翼部であるが、この巨体を持ち上げるだけあって逞しい筋肉を忠実に再現。
厚い鱗に覆われている部分と、普段は畳まれている尾棘が分けて造形されている部分もポイントだ。

04_腹部2

また、ハンターたちを攻撃する刃翼も切れ味が良さそうな鋭さを追求して造形。
鱗形状から徐々に刃になっていく造形もポイントである。


05_翼開き-06_翼閉じ

羽根は鱗の黒から徐々に赤みが掛かっていく配色になっていることも、原作そのままでプレイヤーには嬉しいところだ。



07_ブレード鋭さ
ハンターたちに襲い掛かる鋭い爪も忠実に再現している。



08_尻尾

硬質な尻尾はゲーム内で描かれた長さをそのままの縮尺で再現。
五カ所も可動部が入っており、自由に動かすことができる(こちらの可動部に関しては、次回以降の記事で詳細に解説する)。
先端は棘状になっているところまで、原作をとことんリスペクトした造形が成されている。


次回は「S.H.MonsterArts ナルガクルガ」の可動部と初回特典について詳細をお届けする。


※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。


>>「S.H.MonsterArtsナルガクルガ」特集第1回はこちら

>>「S.H.MonsterArtsナルガクルガ」特集第3回はこちら

>>「S.H.MonsterArtsナルガクルガ」特集第4回はこちら


>>S.H.MonsterArts モンスターハンター スペシャルページはこちら


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