呑んだ暮れ日記　大阪梅田　焼とんyaたゆたゆ お初天神店編　～お初天神裏参道で呑む～ : 串焼き 焼とんyaたゆたゆ お初天神店

呑んだ暮れ仲間数名と梅田呑み

最近梅田界隈にも新しいスポットが幾つか誕生しています

この日の河岸はお初天神商店街の路地裏に誕生した「お初天神裏参道」

まぁ裏参道って裏ナンバの隆盛にあやかった二番煎じ的なネーミングの様な気もしないでもないのだが・・・

それでも活気付いてるって噂だったので検証も兼ねて行って見る事にしました！


●「お初天神裏参道」

　お初天神商店街を曽根崎警察署方面から進み
　『ミュンヘン本店』や『居酒屋たよし』の手前の路地が裏参道
　以前の路地の様子は全く記憶に在りません(汗)
　｢毎日が縁日｣がコンセプトでキーワードは｢道呑み｣
　この一帯の地主の方が仕掛け人の様で､昨年春頃から路地を石畳に換え､建物の壁を白く塗り替えライトアップ
　そして大阪市内の天満や福島､ミナミへ出店している人気店を誘致し､今年の３月にグランドオープン
　道幅４ｍ程度､延長６０ｍ弱の路地裏に１２店舗が軒を連ねています
　この路地自体が､地主の方の私道
　通行の妨げにならない程度に各店が店先にテーブル席を設置
　この風景が｢毎日が縁日｣って云うコンセプトを体現している感じです

　今､大阪では｢裏｣って言葉がキーワードなのかな？
　カレー店が犇き合っている谷町四丁目界隈も｢裏谷四｣って呼ばれてるらしい・・・


●まだまだ関西で少数派の焼きトン店

　１２店の中からチョイスしたのは『焼とんyaたゆたゆ』
　天下茶屋に本店､千日前店､なんばの焼トンセンターが系列店
　新地にも二店在りますが､暖簾分け店で経営は別なんだそうです
　大阪の焼きとん店のパイオニア的な系列です

　お店は裏参道の中ほどに位置します
　店内はつり革付の立呑み席､カウンター席､テーブル席合せて６０席
　チョッと薄暗いダインニングバーの様な雰囲気
　東京の下町に在る様な大衆酒場的なお店とは全然雰囲気が違います
　素材も鹿児島産茶美豚の豚モツを使用し備長炭で焼き上げる高級志向
　かなり小洒落た焼とん店です


●品数豊富

【モツ煮込み】
　■名物 モツ煮込み　３８０円
　■辛モツ煮込み　４８０円
　■モツ煮込み用バケット２枚　１８０円

【豚刺し逸品】
　■豚刺し逸品盛り５種　１０８０円
　■豚刺し逸品盛り３種　７８０円

　■ガツ刺(胃)　４８０円
　■ハツ刺(心)　４８０円
　■タン刺(舌)　４８０円
　■コブクロ刺(子宮)　４８０円
　■お多福ポン酢　４８０円
　■ホルモンユッケ　５８０円
　■あっさりミミガー　３８０円
　■チチカブのカルパッチョ　４８０円

【焼とん】
　■おまかせ焼とん５串　８５０円

｢いちおし串｣
　■豚カマ　１９０円
　■スタミナホルモン　１９０円
　■特上ガツ　２１０円
　■ハツ　１６０円
　■レバー　１３０円
　■おたふく　２１０円
　■ノドブエ　２１０円
　■乾塩法ベーコン　２６０円

｢豚つくね｣
　■名物つくね　２８０円
　■塩つくね　２８０円
　■つくねポン酢　２８０円

｢いろんな部位｣
　■ハツモト､テッポー､チーズソーセージ　各１３０円
　■タン､タンソデ､チチカブ､サガリ､カシラ､コブクロ　各１６０円
　■チョウマル､バラ､ささやき､上ハラミ､長芋バラ巻､バラネギポン酢､チレ　各１９０円
　■豚トロ　２６０円
　　　
　※他に焼野菜､一品料理､〆料理､デザート等も在ります

　※日本酒と前割り焼酎は､価格毎にシールで色分けされたボトルを自席で自分で注ぎ
　　何色のシールだったかをスタッフへ申告するスタイル
　　詳細は店で確認して下さい


●ひと通り註文してみました！

　■名物 モツ煮込み
此方では白モツを香味野菜と共に５時間煮込んでいる様です
　　ベースは味噌味なのですが､添えられたバケットが示す様に
　　味わいは洋風なんです
　　だからバケットとの相性も良いのでバケット追加しちゃいました

　■豚刺し逸品 五種盛
　　･ガツ刺　流石に人気店臭みは一切ありません　胃袋部分のボイルえで噛み応えの在る一品
　　･コブクロ刺　大好きなコブクロ､独特の食感です　チャンジャ風の味付けです
　　･オタフクポン酢　白子の様なリンパなんだそうです
　　･ハツ刺し　心臓ですコリコリの食感
　　･タン刺し　舌の刺身　五種の中で唯一生？？

　■おまかせ焼とん５串
　　･豚カマ　魚で云うところのあの辺だそうです　判りますか？？ジューシーです
　　･特上ガツ　ガツ芯の事かな？　胃袋の希少部位で噛み応え在り
　　･上ハラミ　ハラミって肉じゃなくて横隔膜なんですよね､黙って出されたら肉ですが(汗)
　　･フワ　肺の部分､他の部位には無い独特な食感
　　･バラ　脂身の多いバラ肉

　■コブクロ　好きなので焼きでも註文！
　■テッポー　直腸です　表面がカリカリになるまで焼き上げられてます　カリジュワの食感
　■ノドブエ　軟骨って色々な部位が有りますがこれは声帯の部分　１串２頭分の希少
　■名物つくね　薩摩赤玉の黄身を絡めて食べます　
　　　　　　　　　　残った黄身はメニューには無いのですが無理云ってＴＫＧで〆にしました！


●最後に

　大衆酒場の焼とん屋とは違って煙も無く､小洒落ています
　素材の鮮度は間違いなく良く､何を食べても臭みや苦み等一切在りません
　女性客でも全然問題なく焼とんを堪能できると思います
　逆に小生は物足りなさを感じてしまいますが・・・

　それと焼とんには欠かせないと勝手に思っている｢ホッピー｣が無いのが残念
　キンミヤ焼酎とホッピーのゴールデンコンビは必須ですよね！
　
　関東方面へ出張した際に焼とん屋へ行く事が多いので､関西では滅多にお邪魔しませんが
　もし､関西で行くなら『たゆたゆ』の系列ですね
　ご馳走様でした！