カウンセラーのつぶやき kinnowaraj.exblog.jp

自分の人生にやたら不満を募らせている人が多い。
そこで　くよくよし過ぎて、一歩も前に進めない場合は鬱に陥る確率が高い。
こう言う人はプラス志向に変化させるうちに大抵は良くなる。

反対に、時代が悪い　運が悪い　相手が悪い　と罵り、
自分は犠牲者だと思う人もまた　そこから動かけずに居て、救いがない。
救い難いのは　絶対　自分だけが正しいと信じて動かない人だ。

理想的なのは、自分が置かれている立場に不測の事態が生じたら
試練こそチャンスだと受け止めて　果敢に立ち向かい、その結果が悪くても
失敗から学ぶ事があればそれで善しとし、自分を成長させてしまう事だ。
変わる事を善しとし、変化に柔軟な人は成長も速い。

しかし、こうなったのは他人のせいと恨んでいると、自分欠点が見つからない
反省が無い為に再び同じ間違いをしでかすから、運が悪いと思い込む。
こんなに自分だけが運が悪いのは親のせいだとか、時代のせいだと言う。

これでは何も解決しない。
しかし意外にも、男女ともに、くよくよ悩む自己憐憫タイプが多い。

自分だけが損をして苦労している？
誰も自分ほど苦労をしていない？お気楽な人生を送っている？
成功している人は運が良いだけ？

本気で言ってるの？と思う。
人それぞれに、資質は多少違うだろう。
生まれた環境も　時代も　少しは運不運があるかもしれない。
しかし、ほとんどの人が他人以上に努力して、他人以上の何かを掴んでいる。
人並みや　人以下の努力で　人以上の結果を期待する方がおかしい。

自分だって自分なりの努力をして来た！！と言う人に限って、
自分なりの、、、と言うセリフを捨てきれないのが、現実。
社会が悪いから　自分の精一杯の努力程度でも認めないのだ。
持って生まれたものが良くないから努力しても力がつかないのだと言い訳三昧

天知る　人知る　我が知る。
本当に人一倍、いや、人の何倍も努力していたら
どこかで人の目について、うわさになって、誰知らず褒めたたえる。

離婚の相談に来る女性の中に、自分が選んで自己責任で結婚したのに
略奪されたの、騙されたの　こんなはずじゃなかったの～と
被害妄想のど真ん中を演じる人がいる。

夫婦げんかで自分から殴りかかって置きながら　夫が軽く突き返しただけで
ＤＶだと大騒ぎする。夫婦喧嘩にいちいちＤＶを引っ張り出さないで欲しい。

夫婦の問題は一方だけを聞いては解らないから双方の話を聞きたい
しかし、こう言う被害妄想・自己憐憫型の人は、他人が事実を聞いたら　
明らかに自分が責められると認識しているから自分の話しか聞かせない。
被害者を演じて、慰謝料を取る方法だけを聞きに来る。

こう言う人には、自分を見つめて心理に光を当てて頂きたいが
心理とかけ離れたところで相談に来るから弁護士をご紹介したくなる。
是非とも家庭裁判所に行かれたら～と言うと　相手にしてもらえないと言う。
さもありなん。である。

大っぴらにできない事情を人に言わず、自分に都合のよい事を
脚色して話すから　うちにつじつまが合わなくなり　ぼろが出る。

腹を立ててはいけない。嘘も出鱈目も真実としてとりあえず聞きましょう。
と自分に言い聞かせねばならない。
何度　結婚してもうまくゆかないのは　男運が悪いからと言うが、
あなたに反省が無いからではないか？同じ過ちを繰り返してはいないか？

出来れば、この手の人の相談は　ごめんこうむりたい。
自分を変える気があるなら　必死で　お手伝いするのだが
この手の人は絶対自分が正しいのだから、本気で解決しようとしたら
自分の意に反するので、カウンセラーが悪いと言いふらす。くわばらくわばら

成長の遅い私は未だに、こういう人に時々出会って　同じ間違いを繰り返して
また、相談を受けてしまって、時間を浪費している。あかんな～～＾＾反省