おまけが本体
アニメ「女子高生の無駄づかい」７話に、「ダイオウグソクムシ娘のぬいぐるみ」なる興味深いアイテムが登場した。
このぬいぐるみについて、ニコニコ動画上では「かわいい」「かわいい」と絶賛の感想が多数寄せられ(※)、大好評を博していたが、次のような疑問も呈されていた。
曰く、「娘要素が薄すぎる」「ただのリボンしたダイオウグソクムシでは…？」
これに対する回答として提示されたのが、次のコメントである。
「リボンはおまけだ、ダイオウグソクムシがかわいいんじゃねえか」。
なるほど、説得力のある意見である。たしかにダイオウグソクムシはかわいい。
だがしかし、ちょっと待ってほしい。「ダイオウグソクムシがかわいい」ことは、「リボンはおまけ」であることとイコールではない。
むしろ、こうは考えられないだろうか。「娘要素が薄い」というのは、「ダイオウグソクムシ娘」の「娘要素」はリボンしかない、という意味であろう。そして、「ダイオウグソクムシ娘」が「ただのリボンしたダイオウグソクムシ」である、ということは、「ダイオウグソクムシ娘」は リボンがなければ "ただのダイオウグソクムシ" である、ということだ。もちろん、ダイオウグソクムシ自体は単に一種の生物であって、キャラクターではない。すなわち、「ダイオウグソクムシ娘」を「娘」たらしめている要素はリボンであり、キャラクターとしての「ダイオウグソクムシ娘」の本質はリボンが担っている。リボンはおまけではなく、むしろリボンこそが「ダイオウグソクムシ娘」の本体なのだ！
……というのが、現在の学界でもっとも有力な見解だと思われますが、いかがでしょうか、春香さん？
(LaikuuP アイドルマスター 私はアイドル スノーストロベリー 春香（本体） 10年12月04日 08時34分)
いや、本当は、「ダイオウグソクムシ娘」ではなく、「女子高生の無駄づかい」のヤマイ(３枚目と４枚目のスクリーンショットに写っているキャラクター)がかわいい、という話をしようと思っていたのだけれど、「ダイオウグソクムシ娘」のスクショを貼ったらなんか満足したので、「ダイオウグソクムシ娘」の話でした、ということで今日のところはおしまい。
※この「かわいい」は「ダイオウグソクムシ娘」ではなく、その前のカットのヤマイに対するコメントが混ざっているのではないか、という説もある。
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