グーグル・スカラー日本語版、年内開始 62
ストーリー by yoosee
論文検索は既存も色々ありますが 部門より
論文検索は既存も色々ありますが 部門より
maia曰く、"日本経済新聞の記事によれば、グーグル日本法人は日本の国立情報学研究所等と連携し、学術論文検索サービス「グーグル・スカラー (Google Scholar)」日本語版を年内に開始する。国立情報学研究所のサービスに登録している約130学会、50万件程度の論文が検索の対象となる見込みという。被引用情報も示されるようだ。J-STAGEの関連もありそうな気がするが、現時点で情報は得られなかった。
関連ストーリー: Google に論文検索機能が追加 (2004年11月18日), Microsoftによる学術論文検索サービス (2006年04月14日)"
君たちはGoogle Scholarを使った事があるのか (スコア:5, 参考になる)
Google Scholarを私はそれなりの頻度で使用するのですが,最近のアップデートで単なる
検索に留まらない強力なツールになっていることを指摘する投稿がないのが残念です.
Google Scholarは論文だけを検索するのではなく,学術機関のサーバに置かれているHTML
やドキュメントも対象にするので,論文検索ではあまり出てこない略語からでも元情報に
辿り着く事もできます.
また最近各雑誌側からもGoogleと提携を始め,例えばPNASのアブストラクトを表示させると
著者の名前をGoogle Scholarで検索するリンクが出るようになっています.こういった
他からの利用の促進はGoogleらしさを感じさせます.
更に検索オプションを指定すると自動的にBibTeXなどの参照情報も生成してくれるので,
情報検索だけでなく,論文作成のツールとしても有用です.
本来の検索でも,オープンアクセスでない論文の本文までも検索の対象にしているので
アブストラクトだけを対象としている検索ではみつからない論文まで見つけられるという
利点もあります.
これは論文を購読させようとするなかなかうまい方法だな,とも思いますし,ここからコストを
回収するのか,とも感心しますが.
何か宣伝臭くなってしまい書いていて落ち着きませんが,例えば皇室やら和歌やらといった
日本固有の文化にもこういったアクセスができるようになるのは喜びこそすれ腐す必要は
ないと思うのですが.
kaho
Re:君たちはGoogle Scholarを使った事があるのか (スコア:1, 参考になる)
計算機科学系ならGoogle Scholarが始まるずっと前からCiteSeer [psu.edu]でそのようなサービスを行っています。IEEE [ieee.org]やACM [acm.org]などの(有料購読含む)論文誌やElsevierなど学術系の出版物にとどらまずWebで発表されている研究報告なども半自動的に収集しているようです。bibTeXも自動生成しており、またキャッシュに相当する機能もついていて、元々PostScriptだったファイルをPDFやプレーンテキストの形にもしてくれます。
確かに人文・社会科学系でもそういうサービスがあると喜ぶ人はいそうです。
#っていうかその筋の人はどうやって論文検索してるの?Re:君たちはGoogle Scholarを使った事があるのか (スコア:3, 参考になる)
abstractなんてないキーワードだけのもんですが、論文漁りはじめる時はメジャーかなと…
論文漁る->読み倒して参照されてる検索に出てこないような文献にあたる、って順番かなぁ。
※専門は日本近代文学ですた。
えぇ、日本語論文なんかいらねぇんじゃないの?とか言われると当方が異物なのはわかりつつ一瞬困ります。
対象が広まるといいなぁ。偉い人が使わないから無理だろうなぁ。
Re:君たちはGoogle Scholarを使った事があるのか (スコア:1)
固体物理学関連では、私は、NASA ADS [nao.ac.jp](日本のミラーサイトです)
で論文の引用/被引用やpreprintと出版論文の対応付けなどを行っています。
こちらでもBibTeXエントリを生成することもできます。
Google Scholarもいいのですが、他の分野(例えば生物関連)の論文まで
一度に検索されてしまうのが私にとっては弱点です。
ただ、現在のところどちらもJPSJ [www.ipap.jp]のような日本の雑誌が
検索に引っかからないという問題があります。
# 早くGoogle ScholarでJPSJの検索ができるようにならないかなぁ…
Re:君たちはGoogle Scholarを使った事があるのか (スコア:1)
別に私はGoogle Scholarが唯一無二の強力な検索ツールであると言っているわけではないのは
分かってもらえるかと.
CiteSeerでもWeb of KnowledgeでもScirusでも私は使ってきたのでそれらがどのようなもので
あるかそれなりに理解しています.
そういった検索エンジン/ツールが提供しているサービスと比較もせずに批判のための批判を
するような書き込みに対してGoogle Scholarの説明をしたのですから.
主観的に言えばGoogle Scholarのアドバンテージは検索対象の網羅性にあって機能の豊富さでは
ありませんが,それも使ってみて初めて言えることです.
> >オープンアクセスでない論文の本文までも検索の対象にしているので
>
>こっちもweb of knowledgeで普通に引けます
これはどうでしょう.私は疑っています.
例えば今"siRNA", "immune system", "Alzheimer"と入れて検索しましたが,Web of Knowledge
では一件も出てきませんでした.
一方Google ScholarではsiRNAを治療目的に使用できないか,というレビューを含め,154件の
検索結果でした.もちろん雑多なものを含みますが.
Google Scholarではリファレンスに書かれた論文の題名までキーワードとして読み込んでしまったり
する「やりすぎ感」はありますが,英語文献の検索だけだとしても意味のないものではないと思います.
そして日本語文献もカバーするようになるとしたら,便利に使える人が更に増えると思いますが.
kaho
Re:君たちはGoogle Scholarを使った事があるのか (スコア:1)
>Web of Knowledgeでは一件も出てきませんでした.
これに関してですが,原因としてたとえば以下のようなものが考えられます.
1. Googleは通常の検索時も含めかなりバラして検索することがあります.
ですので,ダブルクォーテーションで囲っても,ヒット数が少ない場合は
分割して検索した結果が表示されている可能性も.
#これは有効なヒット数が増えるという利点と,引っ掛けたくないゴミが
#引っかかるという欠点の両方があるのでどちらが良いとはいえませんが.
これに対し,web of knowledgeの方はかなり厳密に検索するので,
ダブルクォーテーションで囲わないとか,文節を主要な単語のみに
短くするなどしないと引っかからないことがあります.
#siRNA AND immune AND Alzheimerだと引っかかりますね.
#専門分野が違うので妥当かどうかはわかりませんが.
2. Google Scholarでは,同一ページにリスティングされている
他の論文タイトル(テーブルで区切られた中に載っている最新論文の紹介,
他の論文誌の広告など),引用論文のタイトル等(まあこちらはそれなりに
妥当性はあります)もキーワードとして含まれてしまっているようです.
親コメントでも書かれていますが.
また,Google Scholarは論文以外の情報も対象ですので,そういう意味では
Scirusと比べる方が良いかもしれません.
#まあこいつもすぐフレーズを分割検索するという悪い癖があるんですが.
3. 2に関連するのですが,各機関のAnnual Reviewがかなり入っています.
これらでは,多くの記事が同一ページに載せられており,Google Scholar
はこれを一体の文章だと捕らえて検索しています.
このため,A + B + Cで検索しても,あるAnnual Reviewの記事1にA,
記事2にB,記事3にCが載っている場合もリスティングされてきます.
まあこれらはともかく,被引用の表示や,ワイルドカードのきちんとした
解釈(もしくは検索の融通を利かせる)はやってほしいなあと思うところ.
#例えばnanorodで引っ掛けようとしてもnanorodsは引っかからない,
#nanorod*でも引っかからんし,nanor*でも・・・というように.
#この辺,ISIの方が数え落しがないので,Google Scholarには
#もうちょっとがんばってほしいところ.
Re:君たちはGoogle Scholarを使った事があるのか (スコア:1)
やる必要のないことを"あえて"やるのが「アレゲ」ってものではないかと思うのです。
ええい!いくつサービスがあるんだ!! (スコア:4, おもしろおかしい)
正式サービス
β版サービス
限定βサービス
噂のサービス
と分類されているとうれしい
Re:ええい!いくつサービスがあるんだ!! (スコア:1, 参考になる)
ここ [drecom.jp]に。
あと、
http://arena.nikkeibp.co.jp/qa/20060105/114910/
とか。
# 全部 google で検索したものばかりで
# サービスレベルでのカテゴリ分けがされていないので A.C.
# でも結構あるんだな……。
Re:ええい!いくつサービスがあるんだ!! (スコア:1, おもしろおかしい)
個人的には (スコア:1, 興味深い)
論文なんて基本的に英語で書かれてるでしょ
Re:個人的には (スコア:2, 参考になる)
読めない人っていうのは、当然日本人で、英語にすることで読めるようになる人が多いことは無視らしい。
正直、情報系ならciteseerで十分。ただ、リファレンス情報はたまに間違いがあるので注意が必要。
Re:個人的には (スコア:2, おもしろおかしい)
# オフトピ寄りでも、あえてIDで。
==========================================
投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
日本語・英語、ともに読み書きできるのでしたら (スコア:2, 興味深い)
#あんたら、別に英語しか読み書きできないわけじゃないんでしょ?
#俺らが興味持ったら読めるように、日本語版も書いといてよ。
#昨今、科学離れとか色々話題になってるんだからさぁ。
Re:日本語・英語、ともに読み書きできるのでしたら (スコア:1, 参考になる)
まずは、そういうのを読んでみることをお勧めします。
科学といってもいろんな分野があって、分野ごとに別の学術誌になるので、
どれがお勧めとは言えないですが。
でも、入門編としては、国内のさまざまな学会が出している機関誌が良いのでは
と思います。たいてい月刊で、大学図書館なら置いてると思います。
一般の図書館にあるかどうかは分かりません。たとえば
応用物理学会→「応用物理」
日本物理学会→「日本物理学会誌」
日本化学会→「化学と工業」
情報処理学会→「情報処理」
といったぐあいです。これらに載っている記事は、厳密には、いわゆる
ピアレビューを経た学術論文ではないのですが、ほぼ同じような内容が
載っていると言っていいと思います。
ただし、学術論文はそれなりに、科学が分かった人を対象に書かれているので、
日本語で書いたら素人に分かりやすいかというと、そんなことはないと思います。
むしろ、英語は中学レベル程度で、それに拒否反応を起こすようでは、内容
そのものを理解することは困難かもしれません。でも、英語だけが特に苦手だ、
という人は、こういった日本語の雑誌を読んでみるといいのではないでしょうか。
Re:個人的には (スコア:1, 興味深い)
英語の論文ぜんぜん読まない人が大半だったりするじゃないですか。
捏造発覚を待つまでもなく、
欧米の研究者から見れば噴飯ものだった藤村さんの「成果」が、
国内で長年受け入れられ続けていたのも、
そういうドメスティックな土壌に原因があったという観測があります。
Re:個人的には (スコア:1, すばらしい洞察)
とりあげられている英語論文誌はまともなところ
なのでしょうが。また、日本語の論文誌でも質の
高いものはありますよ。
「邦画にはろくなのが無い」と言われるのを良く
聞きましたが、海外映画でもB級以下のものはたく
さんあります。洋画の中で人気の高いものだけが
日本までやってくるのです。ここでの議論もそれ
と似たところを感じます。
Re:個人的には (スコア:0)
ごく特殊な (スコア:1, すばらしい洞察)
確かに (スコア:0)
IEEEとACMの雑誌だけで十分ですね。それにも載らないようなのは発表する意味なし。
Re:確かに (スコア:1, 興味深い)
専門分野が違うと、ACMって言われても何のことか分からないです。
Association for Computing Machinery [acm.org]のことでしょうか?
IEEE [ieee.org]は、もっと広い分野をカバーしてますし、
IEEE1394などで、研究者やエンジニア以外にも有名だけどね。
IEEEとACMだけで十分ということは、たとえば、NatureもScienceもいらない?
たとえば「情報系は」というふうに言ってもらわないと。
Re:確かに (スコア:0)
Re:確かに (スコア:0)
IEEEの※※に投稿するのがいいのではないか」ってreviewerからコメントもらったことあるけど?
Re:個人的には (スコア:0)
英語論文があれば内容も信用できるし、とくに何十ページもあるような総説なんかは、
教科書にしたり、さーっと読むのには便利。
でも、逆に言うと、総説記事以外は、いらない。
ちなみに私は半導体工学系です。
Re:個人的には (スコア:0)
というか、学術雑誌ってたくさんありすぎて、どれに投稿しようかっていつも
迷ってしまいます。
Re:個人的には (スコア:3, 参考になる)
日本固有の出来事を英語で書いても読んでくれる人は少ないかもしれない,そういう場合はかえって日本語論文誌に書いた方が世のため人のため,です。
特に,我が国の国民からの貴重な税金を使って行われた成果については,果たして英文でWorldWideに読んでもらうことが大事なのか,スポンサーである国民に還元することが大事なのか,よく考えた方が良いのかも知れません。
英語論文にしないと相手にしてもらえない分野や話題もあるでしょうが,そうでないものもあるのも事実ですので,時と場合によってうまく使い分けることが肝心でしょうね。
Re:個人的には (スコア:1, 参考になる)
いろんな人の批判にさらされて、育っていくものです。国内に閉じこもって
いては、十分な批判的意見を集めることができません。とくに、最先端の
研究であればあるほど、それに対する有用なコメントを言える人は少なく
なってきますし、そうでなくても、国が変われば、違った見方からの有用な
コメントが期待できます。
もちろん、重要なポイントはお互い隠しあったりするということは、若干は
ありますが、それは当然、相手が外国人だから隠すのではありません。
国籍にかかわらず、競争相手は競争相手ですから。
分野ごとの文化というのはあるでしょうが、基本的に、科学者が国内だけに
閉じこもっていて、いいことは何もないと思います。海外の研究者とも
議論を戦わせ、研究に磨きをかけるほうが、スポンサーである国民にとっても
良いことなのではないでしょうか。
それでも日本語で論文を書く理由が、ないわけではありません。たとえば
他の分野の人にも読んでもらいたいとか、分野が日本文学だからとか、
国内における知名度を獲得したいとか。でも、それは、たまに日本語の論文も
書く、という理由にはなっても、ふだんから日本語で論文を書く、という
理由には、ならないと思います。(日本文学など一部の分野を除き)。
Re:個人的には (スコア:0)
なるほど、そう考えると日本語で書くことにも意味がありそうです。
一方で、英語で書くと、世界における日本のプレゼンスを高めることができます。
優れた研究を行いながら、鈴木梅太郎や山極勝三郎のように、日本語でしか発表
しなかったためにノーベル賞を逃した人もいます。
納税者に対する責任としては、それをいかなる形でさえ発表したり、形にすれば
いいわけで、わざと外国人からは読みにくくするということは、科学者としての
倫理に反するのではないかと思います。知的財産権を守りたければ特許にすれば
いいわけですし。
Re:個人的には (スコア:0)
デタラメを言わないように。
なんだかんだいっても (スコア:0)
工学系は裾野が広いから、そういう人たちが互いになんとなく国内誌でもいいんだ立派なんだという雰囲気を作ってるんですね。
その最たるものが情処ですがね。
Re:個人的には (スコア:0)
多くの分野で、日本(だけに限らず多くの国の)の科学技術は、衰退してしまうと
思いますよ。
それが、スポンサーである国民に還元することだと主張するのなら、
それはそれでいいかもしれませんが。
Re:個人的には (スコア:0)
「日本固有の出来事」については、たしかにそのとおりでしょう。ただ、それは特殊な例外だけの話なのではないかと思います。具体例を挙げてもらわないと、どういったことを言いたいのか、よくわかりませんが。
それから、日本語で書くことが、なぜ国民に還元することになるのか。それを必要とする日本人なら、英語でも読みますよ。そういう人は、もともと、海外の論文を読む必要もありますから、英語は読めるはず。むしろ、互いに外国の論文も読める現状において、日本だけが、外国の研究者に対するそういった嫌がら
Re:個人的には (スコア:1, すばらしい洞察)
つまらないというか、平凡中庸な意見だとは思うけれど、例えば、あなたのコメントのように視野の狭いものが引き立て役になっているのではないでしょうか。
「日本固有の出来事=特殊な例外」「日本文学などの一部分野」というけれど、文学に限らず日本語のテキスト(オーラルを含む)をMaterialにする研究では、日本語論文がpriorityを持つことが多いのが当たり前ではないかと思います。日本語である必要はないけれど、少なくとも漢字仮名を表現する必然性はありますね。そうすると、法学(の一部)やら史学(の一部)やら社会学(の一部)やら心理学(の一部)やら教育学(の一部)やら、いわゆる人文社会科学のかなりの部分が含まれると言うことになります。
理系はどうかというと、実学の一部では、研究者に読まれるだけでは目的を達しない論文があります。例えば農学や環境科学には、自治体の政策決定に関与する人たちに「早く」読まれることが重要なものがある。ある湖沼の生物相や生態系の現状を報告して保全に対する資料を提供するもの、とか(あくまでも例ですが)。
「一部の例外」というには研究分野はあまりにも多様です。
Re:個人的には (スコア:1)
その人の能力や経験値にもよりますが、日本で教育を受けた人では、母国語(日本語)と同じかそれ以上の英語の語学能力、コミュニケーション能力を持っている人は滅多にいないようです。ということは、どの分野でも、英語で論文を書くと、日本語で論文を書くよりも、不正確で、語学の誤りが多い論文になることを意味するんじゃないかと思います。
外国人に読んでもらうためには外国語で書くしか仕方ないけれど、それはあくまで相手と目的によるので、日本人相手では、英語の論文だと誤解される可能性もより多くなると思います。極端な話、インクリメンタルペーパーで内容が予め推測できるようなものでなければ、日本人が、日本人の書いた語学の誤りの多い英語の論文を正確に理解することはないくらいに思いますが。
口頭発表も、グラントの申請書もみんな英語になる時も来る可能性もあるし、その時は必要に迫られて語学の能力も上がると思うけど、今は論文の点数が必要な場合(そのような場合は中身は読まれることはない)のために英語の論文を書くのは非常に大事だけれど、母国語の論文を書いて、日本語で研究発表して、祖国のコミュニティーにサービスする努力を惜しむ理由はないのではないでしょうか。コミュニティーがすでにインターナショナルじゃなければ意味がないとか言いつつ、グラントは国内の役人が決めてるとか、また国内で認めてもらうために外国の偉い人のお墨付きがいるとか、ナイーブな事情もいろいろあると思いますが。
Re:個人的には (スコア:0)
つかね、やっぱり日本語論文を出しても効果はほとんどありません。
英語論文を出した上で、それを新聞などの日本語メディアに取り上げさせる。これがいちばん。
Re:個人的には (スコア:1)
プロでやっている人は、英語のコミュニケーション能力があると認定されていることになっているから、ありきで発想しがちだと思います。そんなにひどいことばかりでもないでしょうけど、言語に多少興味を持っている人からすれば、どれだけ正確に伝わっているかは興味の対象です。
日本人同士だとエラーの起こし方に相関があって有利そうだけど、エラーのある伝送路で通信して正確に伝わると断定できますか? またそんな論文は今度はネイティブに正しく伝わらないかもですよ。
どれだけ正確に伝わっているか本当は検証しないと結論は出ないでしょう。ただ、国際会議の報告を何人かで議論していて、大誤解発覚とか経験ありませんか?
Re:個人的には (スコア:1)
いや、人間が努力して何とかすべきというよくある主張だと思うけど、才能もあり努力も惜しまなくて名声を勝ち得ている人がやっぱりここ一番でかなわないということを目にするので、これは努力をしてもダメなものであって、極論すれば、中途半端に人間の語学に投資するのはやめた方が良いかもってことはないですか。
これから数年くらいの間で、機械翻訳で論文が書けるようになるとは思わないけれど、語学ハンディキャップ克服ツールを考えて対抗しようぜというのが、このトピックの言いたいことではないの?
Re:個人的には (スコア:1)
論点が少しずれるけど、まわりの人を観察する限り「難しくはないです」って仰るのはちょっと信じられない感じがします。「意味を間違えない」が十分なレベルかどうかは疑問があります。また、論文の英語が一県簡単に思えるのは、語彙なり専門知識を別途学習しているからです。きょうび、とつぜん異分野への展開とかが要求されることも多い訳で、語学と知識獲得とを同時にやらなければならなくなる時、読むのも書くのも壁にぶつかると思います。
Re:個人的には (スコア:0)
研究の分野や、レベルってものも考えてから否定してほしいなぁ。
Re:個人的には (スコア:0)
1年後には…方向性が定まって (スコア:1, おもしろおかしい)
グーグル日本法人は、日本語のオンラインソフトをインターネット上から無料で検索できるサービスを年内に始める。オンラインソフトを収集するベクターなどと連携し、入力したキーワードに関連したソフトを選び出す。
あまりにもつまらんネタなのでマイナスモデよろしく
Vectorとくれば (スコア:0)
#Scalarをスカラーってのは旧いな。
教えて著作権 (スコア:1)
メジャーな検索エンジンgoogleで論文検索できるということは、情報系の人間よりも文系の人間の方が喜ばしいんじゃないでしょうか。
ついでに検索結果からSummaryも読めるようになるといいなぁ。
――――――――――― バグは金也("Y"enBug)
生命科学系では (スコア:1)
ヒットした論文に関係した蛋白質のアミノ酸配列や立体構造等、Entrez [nih.gov]の各DBに収録されている関連情報を参照しやすいのが利点です。
まだ使いこなせていないですが、Google Scholarも使ってみます。
# 「ここに集う人は、やっぱり情報系の人が多いのか」と感じつつIDで
データヘヴン (スコア:0)
#妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と 推定 する。
Gooele Desktop 4 も (スコア:0, オフトピック)
屍体メモ [windy.cx]
ISI Web of Science (スコア:0)
関連 (スコア:0)
関連があるのは、CiNii [nii.ac.jp]の方ですよ。こちらは国立情報学研究所のサービスですし。
巨人の肩の上に立つ (スコア:1)
2006.06.14 J-STAGEの論文がGoogleで検索可能になりました [jst.go.jp]
> Googleからの検索を希望する雑誌は、学会の申請により検索対象に追加します。また、Googleの索引作業(新規・更新)には、ある程度の期間がかかるようですのでご了承ください。
#ついでに、CiNiiのクイックガイド [nii.ac.jp]
日本語版Google Scholarサイト
http://scholar.google.com/intl/ja/ [google.com]
Re:関連 (スコア:0)
やばそうなんで、AC