RIAAが得た和解金はどこへ? 47
ストーリー by mhatta
RIAAもたいへんだな 部門より
RIAAもたいへんだな 部門より
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。全米レコード協会(RIAA)が、BoltやKaZaA、Napsterといった企業との訴訟で手に入れたはずの数億ドルをアーティストに還元するのが遅いとして、何人かのアーティストとその代理人が訴訟を検討しているようだ(TrentFreakの記事)。遅れている理由として、得られた和解金の大半が弁護士費用に消えてしまった可能性も指摘されている。一方レーベル側は、遅れているのは各人への分配比率を決めるのが難しいからだとしているようだ。
この言葉を思い出した (スコア:5, すばらしい洞察)
「黙っていてもお金が入ってくる組織は、そんなもんか」
Re:この言葉を思い出した (スコア:5, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:この言葉を思い出した (スコア:1)
黙っていてはお金は入ってこないかも知れませんが、居眠りや携帯で遊んでいても
お金は入ってくるようです。(笑)
国会とかでね。
Re: (スコア:0)
・・・逆か、お金が入ってきたから黙ってるのか。
普通に考えると (スコア:5, 興味深い)
そして訴訟で求める金額がある
そこから弁護士との取り分をパーセントで差し引く
その残った金額を何で割り振ることができないのだろう?
つまるところ被害額がどんぶりでしたと言う訳ですか?
Re:普通に考えると (スコア:2, 興味深い)
RIAAとしては十分に高額であれば見せしめとしても有効でしょうから、
そのカネの行き先には興味がなかったのかもしれません。
ですから、弁護士のいいなりで被害額を決めたのでしょう。
そしてそのほとんどは弁護士の懐に、ってのもアメリカではよくある
ことですよ。東芝FDC訴訟でも、ユーザーへの賠償額なんか知れていたが
ユーザー側の弁護士の報酬が大部分だったと言う話もありますし。
Re:普通に考えると (スコア:1)
RIAAはファイル交換でやり取りされていた権利のある楽曲リストすら把握してないんじゃないですかね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:普通に考えると (スコア:2, 参考になる)
そうなってないという事は、どっちも把握できてなかったと言うこと。
RIAAのどんぶり勘定が通ったのは、訴えられた方にも責任がある。
Re: (スコア:0)
Re:普通に考えると (スコア:2, 参考になる)
証明責任は原告にあるはずです。
被告が行うのは、原告に対する反証。
「無かった事を証明」するのではなく、「有るという証拠に対する反証」を行うのです。
Re: (スコア:0)
・被告が権利侵害をしていない場合、被告は権利侵害のリストを提出できない。
合わせると何もしていない奴を訴えるだけで好きなだけ金が取れる気がするぜ。
Re:普通に考えると (スコア:1)
その場合、損害賠償をする必要が無いので、リストを提出する必要はありません。
権利侵害をしておいて、そのリストを提出出来なかったから、原告の言い分が採用された。
Re: (スコア:0)
その場合はどうなるんでしょうかねぇ?
#今回は和解金なので違う話でしょうが
2段オチ? (スコア:5, おもしろおかしい)
その結果、弁護士費用が高額になり…
(以下無限ループ)
Re:2段オチ? (スコア:1)
分配比率 (スコア:4, おもしろおかしい)
まず、弁護士への配分比率が決まらないと……
Re: (スコア:0)
# すべての利権は弁護士に通ず。
日本でも (スコア:4, 参考になる)
ヒドイ話ですよね
前年の各レコード会社の売り上げに応じて分配 (スコア:3, 興味深い)
それでも、
実際にTVやラジオで使った曲の権利者のところへは行かない。
なぜなら番組のBGMに売上の大きい曲を使うわけがない。
テレビ屋、BGMに歌ものなんか使わない。
使ってんのは殆どが、せいぜい数千枚しか売れてないインディーズの電子音楽。
ちなみにJasracは登録する曲(CD等)に、わざわざISRCコード(曲単位のシリアル番号)
を入れさせる。ISRCは業務用のCDプレイヤーは読めるし業務用のソフトでももちろん読める。
よって、実際に使われた曲を集計するのは簡単なのに、それでもやらない。
(アメリカではisrcを使って自動で集計して、ちゃんと払われるらしい。)
なので、例えばバラエティ番組で毎週使うジングルに、テクノの曲が使われてたとしても、
殆どの場合は払われない。ニュース番組のバックのテクノも一銭も払われない。
酷いと曲に別の音勝手に被せて、コーナーの頭に持ってきてたりしてる。
(サンプリングとかっていうレベルじゃなしに。)
さらにこうして勝手に使われたテレビ番組をビデオに撮って
証拠としてJasracに持ってったとしてもダメらしい。
(例外:小島義男の曲、番組主題歌、CM音楽。)
Re:前年の各レコード会社の売り上げに応じて分配 (スコア:1)
テレビ局が問題なんだったら誰かが声を上げようにも報道もされないし、よほどのことがない限り表には出てこないだろうなぁ。
#可能性があるとすれば、著作権侵害が親告制じゃなくなった場合くらいですかw
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:前年の各レコード会社の売り上げに応じて分配 (スコア:1, 参考になる)
そいつらは注意しないとJASRACを介さない自社管理だったりするので気にせず流すと確実に侵害です。
権利者側が後から突いてから局側が申告、まぁ、宣伝やファンサービスにもなるからなぁなぁで済ますなんて事もあるようで。
でも著作権侵害が非親告罪化されたら注意しないと自爆する危険性すらあるわけで。
# しかも下部や外部から上がってきた素材もちゃんと管理しないといけないけど体制は完全に整ってるのかしらね?
現状キー局は全曲報告の仕組みが整ってるようですが・・・ [shoeisha.com]
Re:前年の各レコード会社の売り上げに応じて分配 (スコア:1)
売れたかどうかはわかりませんが、サントラはオリコン1位だったこともあるようですし・・・。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:前年の各レコード会社の売り上げに応じて分配 (スコア:1)
(中略)
> 使ってんのは殆どが、せいぜい数千枚しか売れてないインディーズの電子音楽。
Jeff Beckの曲とか時々使ってるけどね。「報道バラエティー」や「ドキュメント」番組なんかで。
Re:前年の各レコード会社の売り上げに応じて分配 (スコア:1)
いやもちろん、時々は歌ものありますよ。きっと音効さんがファンなんですよ。
でも割合を考えてみてください、ニュースのバックで歌の入ってる有名な曲を1つ聞くのに対し、
歌の入ってない電子音楽何曲聞きます?
Re:前年の各レコード会社の売り上げに応じて分配 (スコア:1)
インスト中心のロック・ギターリストです。だからBGMに多用されるんですけどね。
結構有名な人なので、調べてみてくださいな。
Re: (スコア:0)
打ち込みだろうと生だろうと音楽は音楽だし、
「有名な歌もの」の中にも打ち込み多用の電子音楽は多いんだから、
そんなふうに区別しなくても。
# 割合でいえばインディーズよりもBGM素材集やアニメのサントラを流用することが多いみたいですね。
Re:前年の各レコード会社の売り上げに応じて分配 (スコア:2)
だってジャンルで書くと定義が曖昧だから羅列しなきゃいけなくなるじゃん。
エレクトロニック・ミュージックでいいんだけどさらに誤解がありそうなので電子音楽と打った。
それから「歌が無い」で区別するのは、一般に売上の多い楽曲には当然歌が入っているから。
もし本当に、レコード会社の前年の売り上げによって、分配率が決まっているのであれば、
テレビ屋が払う2次使用料は、必然的に前年に売上の良かった歌の有る音楽に多く
分配されることになる。
しかし現実は、歌の無い音楽、特にクラシックでもプログレでもなく、
打ち込み物のインストが多く使われていて、これらの前年の売り上げは微々たるもの、
しかもほとんどインディーズ(含む海外のレーベル)で、そもそも分配対象に入らないから、
実質権利者のところには一切分配されない、と。
# あ、打ち込み物のインスト、って書けばいいのねw
Re:日本でも (スコア:2, 興味深い)
Re:日本でも (スコア:1)
まあ、認知度から言って、JASRACに矛先を向けたくはなるけどねw
Re:日本でも (スコア:2, 興味深い)
自分が数年前に調べたときは、TVの一括契約の場合、契約金額をプールしておいて
ある一定期間の利用状況をサンプリングしてその結果に応じてプールしておいた
契約金額を分配することになっていましたが、今は払われていないのでしょうか?
ずいぶん適当な計算方法だなあ、とは思いましたが、それなりに筋が通っては
いますよね。(サンプリング期間に「なつかしの昭和メロディ特集」とかあると
分配が偏りますね。)
Re:日本でも (スコア:1)
最近はこういった特殊法人は公務員バッシングの対象に
なりやすいから、株式会社組織にするのも目立ってますね。
B-CASとかが非常にいい例です。
Re:日本でも (スコア:1)
ぜんぜんよくねぇだろ、みたいなツッコミが入りそうな気がw
「いい」のは例としてあげるにはいいという意味なんですよね。
Re:日本でも (スコア:1)
もらってるけど分配してないし、決算にものせてないってやつ [ascii.jp]
Just a whisper. I hear it in my ghost.
結局 (スコア:3, 興味深い)
当事者のアーティストが得るお金はほとんどないという。
まぁまだ全額もっていかれないだけマシなのかも。
そして (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「高いけど腕はいい弁護士」ってのはいるようだが「安くて腕がいい弁護士」がいるって話は聞かれない…
Re:結局 (スコア:2, すばらしい洞察)
商売の優劣が,同業者に勝てるかどうかになるからじゃないですかね.
商品で競う場合だと競争の結果同価格での商品の質は上がるでしょうが,
弁護士みたいなもんだと自分の質が上がっても相手がもっと上がれば,
実質的な質は下がる(何せ勝てなくなりますから)ので,(昔に比べれば
絶対的な技術が上がっていても)腕が良くはなっていないとみなされる
というか.
スポーツ選手がいくら互いに競争したからと言って賃金の安い良い選手
ばかりになるわけではなく,結局その中で図抜けている選手の賃金は
高くなるのと同じでしょう.
Re:結局 (スコア:1)
「安くてイイ」様に見えるものは、それなりに安い理由があるのですよ。
Re: (スコア:0)
高くて腕の?なコンサルはいっぱいいるよね(オフトピ) (スコア:0)
翻訳記事 (スコア:3, 参考になる)
私的録音補償金も (スコア:1, すばらしい洞察)
こういう記事だといつも同じ展開に (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:こういう記事だといつも同じ展開に (スコア:1, すばらしい洞察)
ま、正しいんじゃないか? (スコア:0)
だってそのために存在してるんだろ?