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振り飛車とマルクス

 将棋ファンの中に、やったら「振り飛車」にこだわる人が多い。
 実際に、時折Xのトレンドに上がってくる。

居飛車穴熊 何故将棋ファンは振り飛車にこだわるのか。実は、楽だからである。
 細かい定跡の変化なんか覚える必要がない。そもそも、自分から手を作る必要すらない。「攻められた筋に飛車を触れ」といういい加減でアバウトな格言を墨守すれば、そこそこのわかれになる。長期戦になるので、自分より弱い相手に勝ちやすい。

 しかし、そんな時代は居飛車穴熊登場する前の話。40年以上前に終わっている。振り飛車を指すメリットは皆無。だが振り飛車は振り飛車で、覚えるのに相当な手間隙がかかる。大山康晴時代が懐かしい。「将棋はオクが深いものが勝つ」あの頃に戻りたい。



居飛車穴熊 振り飛車って左翼老人みたいなものだと思う。そう、左翼と振り飛車党ってそっくりなのだ。
 マルクスが全てを解明した時代はとっくの昔に終わっている。マルクスやレーニンが産み出したものは、ヒトラーさんを遥かに超えた自国民の大量虐殺と自由/議会制民主主義の否定。更には侵略戦争と飢餓。
 憲法9条を守れば戦争が起きないなんてのも然り。鬼殺しで藤井聡太を倒そうとするがごとし。
 しかし、「楽だったあの時代」が忘れられない。

 マルクスの枠組みを維持しつつ、構造改革論だユーロコミュニズムだと延命を図る。非武装中立は無理だから、自衛隊は容認しよう、日米安保まで容認したらどうか… これらすべて、楽をしたいから、今まで自分が学んできたことが誤りだったと認めたくないからら、小手先の詭弁で延命を図りたい。いつまでっもウットリしていたい。
 そっくりじゃん。

※図面は下記からいただきました。
https://shogifan.hatenablog.jp/entry/2013/12/10/193943
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コメント

sinzinrui

Re: それなりの必要性
松田圭市様
確かに香落ちの上手は確実に振り飛車ですね。
アマチュアでも2段差香落ちってので指さされることがありましたが、大抵上手が勝ちます。
振り飛車の1二香が省略できてラッキーみたいな結果になってしまいます。

一時期、イビアナに組んで上手石田流に対して、下手が▲1四歩△同歩▲同香でOKみたいな話がありましたが、やってみると、上手陣に捕獲すべき桂香がなく駄目でした。
一方、上手を持っても、なんか知らないけれど勝ってしまいます。
やったことはないけれど、上手が飛車を振るならば下手相振り飛車で穴熊に組むのがベストな気がします。

松田圭市

それなりの必要性
道場だと駒落ちを指す必要があるので香落ちの振り飛車を指さなければいけません。
また奨励会も香落ちがあるので、強豪が香落ちを勉強する必要性があります。
それにしてもマルクスは科学的社会主義といいながら宗教ですよね。
訳の分からない主義を信じ込んでしまうと、修正は大変ということですね。
非公開コメント

sinzinrui

西村雅史(本名・本写真)。元オウマー(オウム真理教追っかけ)です。共著に「オウム真理教大辞典(2003)」。オウム真理教グッズコレクターで裏モノ雑誌出演多数。取材・お仕事・苦情・抗議は【[email protected]】までお願いします。酒飲みですが多分そこそこには普通人です。

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