May
30th
Thu
30th
#rubykaigi バイヤーズガイド ‘13
あえてアマゾンのリンクは貼らないので会場で会おう
たのしいRuby 第四版
- これを買うべき人: 全員
- ひとこと: ついにRuby 2.0の時代が本格的に始まったことを宣言する決定打的一冊であり、必携。今後「情報がないから2.0は不安」などとうそぶくことはこれで不可能になった。
テストから見えてくるグーグルのソフトウエア開発
- これを買うべき人: テストを日常的に書いている人と、テストを書く習慣がない人
- ひとこと: これはずばり俺が読みたいので買います。こちらからは以上です。
白と黒のとびら
- これを買うべき人: 「記号と再帰」がおもしろかった人
- ひとこと: まあなんていうんですかね、形式言語とか好きな人って結局そっちに道を踏み外しちゃうきっかけってテングワールだったりするわけじゃないですか。だからこういうふうに攻めてくるのって変化球のようでいて実はど真ん中だと思うんですよね。
型システム入門
- これを買うべき人: RHGがおもしろかった人
- ひとこと: 久々に本気手加減なしの全力投球本が来たってところ。これに「入門」とつけるセンスはさておき、内容はといえば大学院レベルなので流し読みではなかなか辛い。そういうのが好きな人にはたまらない。ええ。1章だけですでに価格分の価値はあります。
講座ITと日本語研究4 Rubyによるテキストデータ処理
- これを買うべき人: 俺とうささん
- ひとこと: 数ヶ月か1年くらい前にIRCで話題にしてた本! なぜ入荷している… これはRubyプログラムとして読むべきものは書いてなくて、日本語研究が好きかどうかでしかない。なので好きな人だけ買えばいいです。
プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本
- これを買うべき人: じつはプログラマこそ読むべき
- ひとこと: 俺が知ってる中でこれにもっとも近いのは「エレガントな問題解決」あと「いかにして問題をとくか」。ようするにプログラマの考え方とは、そういうことだと分かる。そして意外に実践されていないので、ぜひ身につけるべき。
インフォメーション
これについては山形浩生の書評があるので自分が何か付け加える必要性はあまり感じない。
進化するアカデミア
- これを買うべき人: 表紙に騙された人
- ひとこと: 進化と呼ぶべきかは分らないが、敷居は確実に低くなってきてるよね。研究で食べようとさえ思わなければいいだけで、すごい時代になったもんです。
その他
まだまだたくさん入荷してるっぽいけど時間がないのでこのへんで。多分、たとえばオライリーのとかはガイド以前の問題として全員全種もれなく購入されることと思いますので、そういうのはまあ、言うまでもないかと思います。けど誰の趣味が反映されてるのか知らんがRubyKaigiでは案外人文系が売ってる(何年か前にダールグレン置いてたのはびびった)ので、そういうのもちょっと読んでみるとよいですよー