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雑貨店「フランフラン」を運営するバルスは中国での家具販売を強化する。同国の不動産開発大手、瑞安房地産(上海市)と連携。同社が上海で分譲中の大型マンションのモデルルーム敷地に11月、マンション購入客向けの家具販売店を開く。中国人の住宅購入意欲は強く、家具需要も拡大する見込み。現地企業と組み、新規顧客を開拓する。
11月にオープンする店舗の面積は1000平方メートル。瑞安房地産が2013年にかけて分譲している総戸数1万戸のマンションのモデルルームや販売事務所が並ぶ一角に立地する。
モデルルームにもソファやカーテンなどバルスの家具を展示。マンション販売員から客を店に誘導してもらう。マンションの間取りなどの情報は両社で共有し、家具の色や配置などの提案力を高める。