Filed under: Hakuhodo
博報堂DYホールディングスはゼンリン子会社のゼンリンデータコム(東京・港、清水辰彦社長)と組み、週末レジャーなどの予定作りを支援する事業を今夏に始める。全国のイベントや映画などの情報を収集。それぞれの顧客の好みに応じて絞り込み、ウェブサイトを通じ“予定候補”を提案する。広告の新たな媒体などとして育成する。
両社が共同出資する新会社「Media JUMP」を7日、設立する。資本金は6500万円で、博報堂DYが過半を出資する。今夏までにシステムを構築し、運営を始める。
顧客はまずウェブサイト上で会員登録し、「ひいきの歌手は」などいくつかの質問へ回答すると、近く開催されるコンサートやお祭りなど好みに合うイベントや映画、新刊書などの情報が送られてくる。会員登録や利用は無料。
学習機能があり、繰り返すほど好みとの適合精度が高まる。ウェブ画面でチケットなどの予約も可能にする。ゼンリンのノウハウで、開催場所の地図なども掲載する。