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観光庁のまとめによると、2010年の訪日外国人の消費総額は約1兆1490億円で、国・地域別では中国が最多の2498億円と全体の21.7%を占めた。韓国、台湾も1000億円を超え、経済発展の続くアジアの新興市場国から日本を訪れる旅行客の購入意欲が強いことが改めて浮き彫りになった。
観光庁は10年4月から訪日外国人の消費動向調査を実施し、四半期ごとにまとめている。今回の調査は4~12月に、成田空港など全国の主要な空港や港から出国する訪日外国人を対象にサンプル調査を行い、1年間の推計値を計算した。
政府が重点的に旅行客を誘致している15カ国・地域のなかで、中国の次に消費額が多かったのは韓国で1973億円。