全人口の真ん中にあたる年齢でみれば、日本は44.7歳の中年だが、中国は10歳若い34.5歳、インドや東南アジア各国は25~28歳の若者だ。目先は景気減速懸念もあるが、人口成長に伴いアジアの消費市場はさらに広がる。縮む日本も膨らむアジアの一部。「アジアの世紀」を享受するには足踏みする余裕はない。 - 「アジア消費をつかむ(下) ガンダム配信の勝算 『クールジャパン』根付く」, 日本経済新聞(朝刊), 2012年1月30日.