2006年 12月 08日
博士派遣社員
ここ数日、二つの論文を前に考え込んでいました。
2006.11.25 「博士と派遣とベンチャーと」
ドクター問題その後(3): 日本の研究者養成システムは既に崩壊している
前者は、言わずとしれた博士の生き方のトリムさんが書かれたもので、「博士課程修了者に対して派遣社員になることを大学・研究機関が勧め」始めた現状を、悲観し憤っているものです。
確かに私のまわりでも、派遣業者が学卒者や修士だけではなく、博士にも声をかているのことは、それほど珍しいことでもなく見聞きするようになってきました。トリムさんは、博士本人が派遣を選ぶというならともかく、大学がやるようになったらもうそれは「自らの教育というものが、お金をかけたにもかかわらずその程度の価値しか与えられなかったと認めるようなものではないのか」と非難しています。
しかし、そういうしくみを作り維持することができないほど大量に博士が生み出されており、それに追い打ちをかけるように大学の縮小という現実がのしかかってきているのです。
このトリムさんのコラムを読んで、大学という現場におられる大「脳」洋航海記のvikingさんが、このような現実を見聞きしている博士予備軍が博士課程から逃げ出すことになることを危惧して書かれたのが、2つ目に引用したエントリーです。
しかし、残念ながらそれは危惧というよりは、すでに現実として起こっていることだと言わざるを得ません。自分よりもはるかに優秀なことをはっきりと見て取れる先輩の博士達が、なかなか希望通りの研究職につけないことを見ている後輩達の夢と自信を失わせ、先へ進むことを諦めさせているのが、今この国を覆っている博士に対する「政策」(もしもそんなものがあるとすればですが)なのです。
たとえ、最先端の機器も予算もふんだんにある研究室に所属して、世界最高の研究をしていたとしても、未来に夢を持てないとしたならば生き生きと研究に励むことができるでしょうか。
トリムさんがおっしゃるように、ようやく政府や大学や研究機関が博士の就職について本気で考え始めた結果、最後に出してきたのが派遣社員やベンチャー企業への就職だとしたら、はっきり言って博士達は脱力するとともに、完全なる不信に陥ることでしょう。
vikingさんがおっしゃるように、政府や大学や研究機関の側も、もてあそばれている博士と「痛みを共有」するような施策を打ち出さなければ、決して博士の信頼を得ることはできません。博士を大切にするということは、その後に続く学生達にも夢を与えることになりますから、一石二鳥の効果が期待できるはずです。
vikingさんと同じように、私も研究者になりたいという学生に向かって、「おそらく、今の状況で私が学生だったならば、私も大学に残ることはできないと思う。君が私よりも才能があり、研究が大好きで人一倍努力することが全然苦にならないという自信があるのなら、是非とも研究の道に進んで欲しい」というような、脅しのような台詞を吐かなければならない現実を呪うとともに、研究者を目指す学生諸君には本当に申し訳ない社会を作ってしまった責任を感じます。
日本全体の人々が未来に希望を持てない時代なのに、博士や研究者を目指す学生だけが夢を持つということ自体が無理なのだというご意見もあろうかと思います。
そうであるならば、できるだけ早い機会に研究者のキャリアパスの現実を知らせるということも、大学の義務のひとつではないでしょうか。
何日も考えた割には、つまらないことしか書けませんでした。スミマセン。
2006.11.25 「博士と派遣とベンチャーと」
ドクター問題その後(3): 日本の研究者養成システムは既に崩壊している
前者は、言わずとしれた博士の生き方のトリムさんが書かれたもので、「博士課程修了者に対して派遣社員になることを大学・研究機関が勧め」始めた現状を、悲観し憤っているものです。
確かに私のまわりでも、派遣業者が学卒者や修士だけではなく、博士にも声をかているのことは、それほど珍しいことでもなく見聞きするようになってきました。トリムさんは、博士本人が派遣を選ぶというならともかく、大学がやるようになったらもうそれは「自らの教育というものが、お金をかけたにもかかわらずその程度の価値しか与えられなかったと認めるようなものではないのか」と非難しています。
もしも、博士号取得者の扱いに対して、派遣に渡すという選択肢しか示せないのであれば、彼等の就職支援をおこなうよりは、大学の中に囲い込むことを考えた方が社会からの要請には背を向けることになってしまいますが、博士課程のもっている価値を変えないという点で、まだましだろうと思います(飼い殺すという意味ではなくて、経済的には報いることはできないかもしれないけれど、日本の科学の発展のためにうまく生かしていくという視点)。私も、そして博士の人達も多少は給料が安くても、このように大学の中に研究を続けながら居つづけることができるのなら、そちらの方が良いと思っていると思います。
しかし、そういうしくみを作り維持することができないほど大量に博士が生み出されており、それに追い打ちをかけるように大学の縮小という現実がのしかかってきているのです。
このトリムさんのコラムを読んで、大学という現場におられる大「脳」洋航海記のvikingさんが、このような現実を見聞きしている博士予備軍が博士課程から逃げ出すことになることを危惧して書かれたのが、2つ目に引用したエントリーです。
しかし、残念ながらそれは危惧というよりは、すでに現実として起こっていることだと言わざるを得ません。自分よりもはるかに優秀なことをはっきりと見て取れる先輩の博士達が、なかなか希望通りの研究職につけないことを見ている後輩達の夢と自信を失わせ、先へ進むことを諦めさせているのが、今この国を覆っている博士に対する「政策」(もしもそんなものがあるとすればですが)なのです。
たとえ、最先端の機器も予算もふんだんにある研究室に所属して、世界最高の研究をしていたとしても、未来に夢を持てないとしたならば生き生きと研究に励むことができるでしょうか。
トリムさんがおっしゃるように、ようやく政府や大学や研究機関が博士の就職について本気で考え始めた結果、最後に出してきたのが派遣社員やベンチャー企業への就職だとしたら、はっきり言って博士達は脱力するとともに、完全なる不信に陥ることでしょう。
vikingさんがおっしゃるように、政府や大学や研究機関の側も、もてあそばれている博士と「痛みを共有」するような施策を打ち出さなければ、決して博士の信頼を得ることはできません。博士を大切にするということは、その後に続く学生達にも夢を与えることになりますから、一石二鳥の効果が期待できるはずです。
vikingさんと同じように、私も研究者になりたいという学生に向かって、「おそらく、今の状況で私が学生だったならば、私も大学に残ることはできないと思う。君が私よりも才能があり、研究が大好きで人一倍努力することが全然苦にならないという自信があるのなら、是非とも研究の道に進んで欲しい」というような、脅しのような台詞を吐かなければならない現実を呪うとともに、研究者を目指す学生諸君には本当に申し訳ない社会を作ってしまった責任を感じます。
日本全体の人々が未来に希望を持てない時代なのに、博士や研究者を目指す学生だけが夢を持つということ自体が無理なのだというご意見もあろうかと思います。
そうであるならば、できるだけ早い機会に研究者のキャリアパスの現実を知らせるということも、大学の義務のひとつではないでしょうか。
何日も考えた割には、つまらないことしか書けませんでした。スミマセン。
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kshojima at 2006-12-08 23:13
大学進学も然りです。何時印籠を渡すかですね。
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stochinai at 2006-12-09 00:27
昔は外国で数年、修行して帰ってきて日本でアカデミックポストに就くというケースが多かった時代がありました。今は逆に、外国へ出てしまうと、日本に戻る場所がなくなってしまうとさえ言われる時代になっています。
自嘲的にですが、石を投げれば博士に当たるとさえ言われます。研究職ポストの何十倍もいます。
自嘲的にですが、石を投げれば博士に当たるとさえ言われます。研究職ポストの何十倍もいます。
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sak
at 2006-12-09 02:20
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一介のポスドクです。いつも興味深く拝見しております。
私の周りも、将来を考えてもしょうがないので考えない(考えたくない)という人がかなり多いです。
>はっきり言って博士達は脱力するとともに、完全なる不信に陥ることでしょう。
とのことですが、当事者としては、正直マッタク期待していません。
「痛みを共有」とは、大学の先生方が減棒してポストを増やすとか、早期退職して後進に道を譲ってくださる(私大へ天下りしないことも含む)とか、全員が若手と同様に任期制になるとか、「既得権」を手放すところまで覚悟してくださるのでしょうか。
#どこかの大学では、定年延長と同時に任期制を導入するはずだったのが、うやむやのうちに前者のみ実現したように伺っております。
私の周りも、将来を考えてもしょうがないので考えない(考えたくない)という人がかなり多いです。
>はっきり言って博士達は脱力するとともに、完全なる不信に陥ることでしょう。
とのことですが、当事者としては、正直マッタク期待していません。
「痛みを共有」とは、大学の先生方が減棒してポストを増やすとか、早期退職して後進に道を譲ってくださる(私大へ天下りしないことも含む)とか、全員が若手と同様に任期制になるとか、「既得権」を手放すところまで覚悟してくださるのでしょうか。
#どこかの大学では、定年延長と同時に任期制を導入するはずだったのが、うやむやのうちに前者のみ実現したように伺っております。
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通りすがった人
at 2006-12-09 02:26
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>マルセル氏
日本を出てPDを渡り歩いた結果、日本に戻らざるを得ず、日本に戻ってきて居場所がなくなるという末路も(stochinaiさんのおっしゃるように)いくらでもありえます。
一昔前なら諸手をあげて迎え入れられたような経歴でさえそうなるでしょう。
日本国内でのPDの扱われ方は悲惨ですよ。
どんなに業績があったって、クレジットカードは作れない、住宅ローンも借りられない。ニートと同じ扱いです。特任助手とは雲泥の差です。人間としての尊厳を失うような扱いをされます(経験者として申し上げます)。
日本を出てPDを渡り歩いた結果、日本に戻らざるを得ず、日本に戻ってきて居場所がなくなるという末路も(stochinaiさんのおっしゃるように)いくらでもありえます。
一昔前なら諸手をあげて迎え入れられたような経歴でさえそうなるでしょう。
日本国内でのPDの扱われ方は悲惨ですよ。
どんなに業績があったって、クレジットカードは作れない、住宅ローンも借りられない。ニートと同じ扱いです。特任助手とは雲泥の差です。人間としての尊厳を失うような扱いをされます(経験者として申し上げます)。
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stochinai at 2006-12-09 08:19
>「痛みを共有」とは、大学の先生方が減棒してポストを増やすとか、早期退職して後進に道を譲ってくださる(私大へ天下りしないことも含む)とか、全員が若手と同様に任期制になるとか、「既得権」を手放すところまで覚悟してくださるのでしょうか。
まさに、そういうことです。あるいは、総額約4兆円ある科学技術予算のうち1兆円を研究ではなく、若手の給料に宛てるというようなことです。
しかし、おっしゃるように何かを決める権限を持った人間が既得権を手放すかというと、それはなかなか難しいことで、私のように既得権も権限もない人間がなにをほざいても、誰も聞いてくれないというのもまた事実なのですが。
まさに、そういうことです。あるいは、総額約4兆円ある科学技術予算のうち1兆円を研究ではなく、若手の給料に宛てるというようなことです。
しかし、おっしゃるように何かを決める権限を持った人間が既得権を手放すかというと、それはなかなか難しいことで、私のように既得権も権限もない人間がなにをほざいても、誰も聞いてくれないというのもまた事実なのですが。
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stochinai at 2006-12-09 08:53
>クレジットカードは作れない、住宅ローンも借りられない
すみません。このこと、知りませんでした。
まあ、業績とは関係ないことですが、給料をそこそこもらっているはずのPDがこのような差別を受けているということは、雇用主(しかも多くは国)も責任を感じなければいけないですね。国が雇用しているのだとしたら、なんとかなりそうな気もするのですが、機会があるごとに伝える努力も必要ですね。私もやります。
すみません。このこと、知りませんでした。
まあ、業績とは関係ないことですが、給料をそこそこもらっているはずのPDがこのような差別を受けているということは、雇用主(しかも多くは国)も責任を感じなければいけないですね。国が雇用しているのだとしたら、なんとかなりそうな気もするのですが、機会があるごとに伝える努力も必要ですね。私もやります。
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ナオサン
at 2006-12-09 11:05
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怠け者だった私は「この業界でまじめにサボらずに一生懸命やって飢え死にした人はいない」と指導教官に言われました。今、私は同じことは言えないと感じています。
一方で、大学の実績作り(潰されないために)という意味でせっせと大学院生を集めるようにという発想も、この問題を良くない方向へ向かわせているように思います。
ずっと思っているのですが、定員を満たさねばならないという発想はどこで始まったのでしょう。船でもエレベーターでも、定員をオーバーしてはいけないはずなのに。定員より少なければ、より安全(良質)な環境になるという考え方はおかしいのでしょうかねぇ。
一方で、大学の実績作り(潰されないために)という意味でせっせと大学院生を集めるようにという発想も、この問題を良くない方向へ向かわせているように思います。
ずっと思っているのですが、定員を満たさねばならないという発想はどこで始まったのでしょう。船でもエレベーターでも、定員をオーバーしてはいけないはずなのに。定員より少なければ、より安全(良質)な環境になるという考え方はおかしいのでしょうかねぇ。
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stochinai at 2006-12-09 11:34
まったく正しいと思います。定員を満たさねばならないという強い指導をしているのは、文科省だと思います。定員を満たさなければ、大学および大学院としての責任を果たしていないと判断され、毎年の予算が減らされるだけではなく、さまざまな提案が拒絶されるという話は良く聞きます。それが、本当のことかどうか私にはわかりませんが、大学の会議ではこの手の意見(定員を満たさないのは最悪だ)が圧倒的な強さを持っているというのは事実です。
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ナオサン
at 2006-12-09 21:43
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続けて失礼します。
>、、定員を満たさなければ、大学および大学院としての責任を果たしていないと判断され、、
どうしてこういう発想になるのでしょうかねぇ(あるいは、どうしてこういう発想が通るのでしょうねぇ)。
ひっくり返すと、定員を満たせばよいということになってしまいます(なってしまっている)。
少なくとも大学院(とくにドクター)に関しては、数が少なくとも他をもって代え難い人を伸ばすということが使命(責任)だと思いますが、なぜ、こういう議論にならないのでしょうか(その過程でホドホドの人が出るというのも悪いことではないでしょう)。
ああ言えばこう言う、ということではなく、もっと根深いものを感じます。
>、、定員を満たさなければ、大学および大学院としての責任を果たしていないと判断され、、
どうしてこういう発想になるのでしょうかねぇ(あるいは、どうしてこういう発想が通るのでしょうねぇ)。
ひっくり返すと、定員を満たせばよいということになってしまいます(なってしまっている)。
少なくとも大学院(とくにドクター)に関しては、数が少なくとも他をもって代え難い人を伸ばすということが使命(責任)だと思いますが、なぜ、こういう議論にならないのでしょうか(その過程でホドホドの人が出るというのも悪いことではないでしょう)。
ああ言えばこう言う、ということではなく、もっと根深いものを感じます。
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stochinai at 2006-12-10 00:26
ナオサンのおっしゃるとおり、大学というか日本の教育を取り巻く問題にはかなり根深いものがあるのだと、私も感じます。臨教審とか教育再生会議などの手に負えるようなものではありませんので、そのあたりでお茶を濁そうとしている政府は、問題を把握していないか見ないようにしているか、あるいはそういうこととは関係なく政治的に利用してようとしているだけだろうと思います。私利私欲を捨てた人間が乗り出してこないと、教育や科学の問題は解決できないでしょう。
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alchemist
at 2006-12-10 14:13
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院生だった頃、大学にいるオーバードクターが1000人を越えました(米国などに流出しているヒトは除く)。うち700人ぐらいが理学博士で、うち500人近くだったかが物理専攻で、うち300人近くが理論だったような記憶があります。一つの大学で数百人の理論物理学のOD作ってどうするのよ・・・と誰も考えなかったのでしょうね。
で、大学は定員一杯取るのを止めて、10年くらいかけてODが目立たなくなったようですが、米国の大学で勤めている時には、帰る先のないヒトが結構いました。運良く帰ってきたら、大学院重点化とやらで、また定員を増やして、しかも充填されてないと文部省から問題視されるような不思議な政策が進行中で、本当に何も学ばない国だと感動しました。
国家公務員1級の受験資格に『博士号を有すること』を入れるくらいのことをすべきでしょうね。
で、大学は定員一杯取るのを止めて、10年くらいかけてODが目立たなくなったようですが、米国の大学で勤めている時には、帰る先のないヒトが結構いました。運良く帰ってきたら、大学院重点化とやらで、また定員を増やして、しかも充填されてないと文部省から問題視されるような不思議な政策が進行中で、本当に何も学ばない国だと感動しました。
国家公務員1級の受験資格に『博士号を有すること』を入れるくらいのことをすべきでしょうね。
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katsuya
at 2006-12-10 14:22
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実験系の場合は、派遣でも研究補助者のような仕事があるので目眩しになっていますが、派遣社員になってしまうと科研費なんか応募できなくなってしまいますから、次にアカポスに応募しようにも実績が積めませんから研究者をやめろというのに等しいですね。博士に派遣会社を紹介するくらいなら、博士過程に進む前に就職を紹介する方がましだと思います。
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hal
at 2006-12-10 17:58
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小さなことですが、3点。
・痛みを共有するという話に関してですが、現在の労働法では特定のポジションだけに任期制を導入することはできても、包括的にすべてのポストを「全員任期制」にすることは困難だというコメントが法学部から出されています。
・住宅ローンは分かりませんが、PDはクレジットカードをもつことはできます。かつて私も持っていましたし(最初は限度額が月10万という哀しいカードでしたが)、現在の近隣研究室のPDたちに訊いても本人名義のカードを持っているそうです。
・最近では、派遣社員でも勤務形態によっては科研費申請資格が得られることがあります。また、PIとの交渉によっては著者として研究実績を積むことも十分可能です。
・痛みを共有するという話に関してですが、現在の労働法では特定のポジションだけに任期制を導入することはできても、包括的にすべてのポストを「全員任期制」にすることは困難だというコメントが法学部から出されています。
・住宅ローンは分かりませんが、PDはクレジットカードをもつことはできます。かつて私も持っていましたし(最初は限度額が月10万という哀しいカードでしたが)、現在の近隣研究室のPDたちに訊いても本人名義のカードを持っているそうです。
・最近では、派遣社員でも勤務形態によっては科研費申請資格が得られることがあります。また、PIとの交渉によっては著者として研究実績を積むことも十分可能です。
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トリム
at 2006-12-11 00:41
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はじめまして。記事を取り上げてくださりありがとうございます。
個人的にできることからと思い、母校に帰ったとき折に、派遣社員募集のポスターが構内に貼ってあるのを見つけたときははがしてもらうようにしてはいるのですが、いたちごっこですね。大学の教員や事務職員の「職業選択」に対する意識はかなり低いものがあるように感じております。
何をしたらいいのか私も含めてわからないとは思うのですが、どのような資料があれば議論ができるのだろうかをこのごろは考えております。
生産的な話し合いができるようになったらいいなと思います。
話は変わるのですが、相互リンクをさせていただいてもかまわないでしょうか?
よろしくお願いします。
個人的にできることからと思い、母校に帰ったとき折に、派遣社員募集のポスターが構内に貼ってあるのを見つけたときははがしてもらうようにしてはいるのですが、いたちごっこですね。大学の教員や事務職員の「職業選択」に対する意識はかなり低いものがあるように感じております。
何をしたらいいのか私も含めてわからないとは思うのですが、どのような資料があれば議論ができるのだろうかをこのごろは考えております。
生産的な話し合いができるようになったらいいなと思います。
話は変わるのですが、相互リンクをさせていただいてもかまわないでしょうか?
よろしくお願いします。
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stochinai at 2006-12-11 00:44
alchemistさん、いつもどうも。国試と言えば、文科省自身が博士を大量に採用しているという話がないのも、おかしいことですね。
katsuyaさん。おっしゃるように、博士のキャリアパス対策の重要なポイントして、いかに研究をあきらめさせるかというところにあることは間違いないようです。
halさん、注釈をありがとうございます。個々にはいろいろなケースがあると思います。良い話もあれば悪い話もあると思いますので、そうしたことができるだけオープンにされることも必要なのではないでしょうか。今は、ほとんどすべての情報が「噂」になっているような気がします。
katsuyaさん。おっしゃるように、博士のキャリアパス対策の重要なポイントして、いかに研究をあきらめさせるかというところにあることは間違いないようです。
halさん、注釈をありがとうございます。個々にはいろいろなケースがあると思います。良い話もあれば悪い話もあると思いますので、そうしたことができるだけオープンにされることも必要なのではないでしょうか。今は、ほとんどすべての情報が「噂」になっているような気がします。
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stochinai at 2006-12-11 00:52
トリムさん、勝手に引用したりリンクを張ったりして申し訳ありませんでした。トラックバックを送る手段がなかったので、そのうちに掲示板の方へでもご挨拶にうかがわなければと思っていたところに、そちらからお出で頂き、恐縮です。
私は、いつもトリムさんのサイトで勉強させていただいているだけではなく、そこにある豊富な資料を使って大学院生にキャリア関係の講義までさせていただいています。
というわけで、相互リンクに関しては、大変にうれしいお申し入れなので、早速そのようにさせていただきたいと思います。
>大学の教員や事務職員の「職業選択」に対する意識はかなり低い
このことに関しては、まったく返す言葉がないくらい、おっしゃるとおりの状況だと思います。そもそも派遣社員というものの実体もほとんど知らずに、「失業するよりはましだろう」などと言い放つ大学院教員がいることも事実なのでして、お恥ずかしい限りです。
私は、いつもトリムさんのサイトで勉強させていただいているだけではなく、そこにある豊富な資料を使って大学院生にキャリア関係の講義までさせていただいています。
というわけで、相互リンクに関しては、大変にうれしいお申し入れなので、早速そのようにさせていただきたいと思います。
>大学の教員や事務職員の「職業選択」に対する意識はかなり低い
このことに関しては、まったく返す言葉がないくらい、おっしゃるとおりの状況だと思います。そもそも派遣社員というものの実体もほとんど知らずに、「失業するよりはましだろう」などと言い放つ大学院教員がいることも事実なのでして、お恥ずかしい限りです。
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inoue0 at 2006-12-11 07:09
近畿大学物理学科の就職担当教員が、「新卒で就職出来ていない人は落ちこぼれであり、欠陥品だからです」と大学のHPに書いて問題になりましたが、そこで言う「就職」とは、すなわち学部卒での新卒採用のことで、物理学とは何の関係もない職ばかりでしょう。それでも就職した方がいいという意見は現実論としては一理あるのですが、それなら、4年生での卒業研究なんか放り出して、就職活動ばかりしている学生を、大学は批判できません。教員が学生になりふりかまわず就職せよというアドバイスをするくらいなら、大学は単なる就職待合室であり、それは、すなわち大学不要論ではないのでしょうか。
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kk
at 2006-12-11 09:43
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こんな法律があったらいいのに。
1)所得に対する奨学金という名の学生ローンの返済額に対して、一定額の税金の控除を認める。
2)お金がいっぱいあってしょうがないけど、節税したい人のために、教育とか、財団などにお金を寄付した人は、税金の一部が控除される。
そうすると、奨学金返済をいっぱい抱えて職無しの不安をもつオーバーポスドクも金銭的に少しだけ余裕ができる。お金持ちの人のもつお金が上手く循環する。貧富の差はそう簡単になくならないけど、もう少し頑張ってみようと思う人がでてくるかもしれない。頑張ったからといって必ずしも誰もが研究者になれるわけではないけど、努力した時間が無駄だったとしか思えないような現実だったら、博士達はみんな”ラモーの甥”みたいな乞食になるだろう。
1)所得に対する奨学金という名の学生ローンの返済額に対して、一定額の税金の控除を認める。
2)お金がいっぱいあってしょうがないけど、節税したい人のために、教育とか、財団などにお金を寄付した人は、税金の一部が控除される。
そうすると、奨学金返済をいっぱい抱えて職無しの不安をもつオーバーポスドクも金銭的に少しだけ余裕ができる。お金持ちの人のもつお金が上手く循環する。貧富の差はそう簡単になくならないけど、もう少し頑張ってみようと思う人がでてくるかもしれない。頑張ったからといって必ずしも誰もが研究者になれるわけではないけど、努力した時間が無駄だったとしか思えないような現実だったら、博士達はみんな”ラモーの甥”みたいな乞食になるだろう。
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どらごん
at 2006-12-11 17:03
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はじめまして。ベンチャー企業で働く研究員です。ベンチャー関係者からのコメントはなさそうなので少しコメントさせていただきます。ベンチャー経営者の理想と実際の博士課程卒業者の能力のギャップがあるために博士にとってベンチャー企業は好ましい就職先ではないとのご意見ですが現状ではまさにその通りだと思います。しかしながら少し考えていただきたいのは、大学が独立法人化しまた政府のベンチャー企業設立支援等によって大学の中に積極的に産学連携を推進する部署が新たに新設され、また多くの大学の研究者達が大学発のベンチャー企業を立ち上げました。このような状況下いくつの大学が博士号取得者に対する選択肢としてベンチャー企業をあげ、それに対する教育(例えばベンチャー企業の経営者を招いてベンチャーではどのような人材が求められるか等の啓発など)を行ったでしょうか?ベンチャーの本家アメリカでは多くの優秀な博士号所得者がベンチャー企業を1つのキャリアパスと考えそれらを積極的に選択しております。未だ日本のベンチャー環境は道半ばですが、徒にベンチャー企業を否定するのではなく、積極的に活用していただきたいと考えております。
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th
at 2006-12-11 20:08
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stochinai at 2006-12-11 20:19
どらごんさん、コメントありがとうございました。おっしゃるとおり、企業の方からの発言が不足しておりましたので、大歓迎です。
おっしゃるとおり、今の博士にはベンチャー企業でやっていけるだけの訓練と覚悟が決定的に不足している人が多く、またベンチャーとはどういうものがをしっかりと認識・把握している人も少ないと思います。また、その大きな原因が大学教育の不足にあるのもおっしゃるとおりなのですが、大学側が全体としてそうした教育体制を確立する前に、一部が突出する形で産学連携が推進されてしまったせいもあり、教育という面での対応が遅れている、あるいは理学系学部などでは対応する気配も感じられないというアンバランスが生じています。
私は個人的には、ベンチャーにチャレンジしたいという博士は応援したいと思っていますが、しっかりと育てることもせずに背中を押すのは、荒海に子どもを投げ込むようなことにもなりかねないと危惧しております。
おっしゃるとおり、今の博士にはベンチャー企業でやっていけるだけの訓練と覚悟が決定的に不足している人が多く、またベンチャーとはどういうものがをしっかりと認識・把握している人も少ないと思います。また、その大きな原因が大学教育の不足にあるのもおっしゃるとおりなのですが、大学側が全体としてそうした教育体制を確立する前に、一部が突出する形で産学連携が推進されてしまったせいもあり、教育という面での対応が遅れている、あるいは理学系学部などでは対応する気配も感じられないというアンバランスが生じています。
私は個人的には、ベンチャーにチャレンジしたいという博士は応援したいと思っていますが、しっかりと育てることもせずに背中を押すのは、荒海に子どもを投げ込むようなことにもなりかねないと危惧しております。
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stochinai at 2006-12-11 20:32
thさん、ありがとうございました。
kkさん、thさんがリンクを示されているように、北大にかぎらず教育や福祉機関などへの寄付には税金に対する所得控除措置があるようです。また、奨学金の返済にも所得控除があるべきですね。
kkさん、thさんがリンクを示されているように、北大にかぎらず教育や福祉機関などへの寄付には税金に対する所得控除措置があるようです。また、奨学金の返済にも所得控除があるべきですね。
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at 2006-12-11 21:42
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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jun
at 2006-12-12 02:09
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所得からの控除では、意味が激減です。
納税額から控除できなくては、多くの人が実際に寄付を行おうとは思わないでしょう(自分も含めて)。
税金も寄付も、稼いだ金を社会に還元する、富の再配分という意味で同じですが、
税金が、その使い道を政府のエライ人に委ねてしまうのに対し、
寄付は、その使用先を各自が各自の見識に基づいて決定する、より民主的なものだと思います。
最適な富の再配分には、その両方が必要だとおもいますが、
日本の現状は、あまりに前者に偏っているのではないでしょうか。
トピックのテーマとは少々ずれてしまいましたが、
間接的ではありますが、寄付制度について考えることも、
ポスドク問題の解決に有意義だと思います。
納税額から控除できなくては、多くの人が実際に寄付を行おうとは思わないでしょう(自分も含めて)。
税金も寄付も、稼いだ金を社会に還元する、富の再配分という意味で同じですが、
税金が、その使い道を政府のエライ人に委ねてしまうのに対し、
寄付は、その使用先を各自が各自の見識に基づいて決定する、より民主的なものだと思います。
最適な富の再配分には、その両方が必要だとおもいますが、
日本の現状は、あまりに前者に偏っているのではないでしょうか。
トピックのテーマとは少々ずれてしまいましたが、
間接的ではありますが、寄付制度について考えることも、
ポスドク問題の解決に有意義だと思います。
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stochinai at 2006-12-12 09:02
>日本の現状は、あまりに前者に偏っているのではないでしょうか。
確かに、それがたくさんの不正の温床になっていることのも事実ですね。
特に反論するつもりはありませんが、たとえ控除にならなくても、本当に人々に訴えることができれば寄付は集まるものではないでしょうか。たとえは悪いかもしれませんが、ものを売るのと同じように、寄付というのは夢を売る「商売」のような気がします。売れないのは「商品」が悪いのかもしれないと考えることも大切だと思います。
確かに、それがたくさんの不正の温床になっていることのも事実ですね。
特に反論するつもりはありませんが、たとえ控除にならなくても、本当に人々に訴えることができれば寄付は集まるものではないでしょうか。たとえは悪いかもしれませんが、ものを売るのと同じように、寄付というのは夢を売る「商売」のような気がします。売れないのは「商品」が悪いのかもしれないと考えることも大切だと思います。
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kk
at 2006-12-12 14:29
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thさん、御指摘ありがとうございます。たとえ控除になっていても、魅力的でないか認知度が低いために、大学運営の財源の多くを税金に頼らなければいけないのですね。
junさんのおっしゃる通り、多くの人からの寄付を得られるようなシステムは必要だと思います。大学や国の研究機関は税金によって運営されている以上、財政面で政治的の影響を受けることは致し方ないけれども、あまりに税金に頼り過ぎて大学の自治や独立性が保てず、一つの結果としてポスドク問題が生じたんではないかと思います。
教育、研究現場のトップである教授が、
”私のように既得権も権限もない人間がなにをほざいても、誰も聞いてくれない” とか、”売れないのは「商品」が悪いのかもしれない”といわざるを得ないのも問題だと思います。システムが違うので一概に比べられないけど、ブッシュ政権のあおりで予算減らされたから、うちの研究所の所長はチャリティーマラソンに出るんだとかいって、走ってますよ。老齢の学長に走れとはいいませんが、そのくらい強気に出られなかったら問題は解決できないでしょう。寄付金以外でも、大学発ベンチャー等で収入が得られるんだったら、それも一つの手段だと思います。
junさんのおっしゃる通り、多くの人からの寄付を得られるようなシステムは必要だと思います。大学や国の研究機関は税金によって運営されている以上、財政面で政治的の影響を受けることは致し方ないけれども、あまりに税金に頼り過ぎて大学の自治や独立性が保てず、一つの結果としてポスドク問題が生じたんではないかと思います。
教育、研究現場のトップである教授が、
”私のように既得権も権限もない人間がなにをほざいても、誰も聞いてくれない” とか、”売れないのは「商品」が悪いのかもしれない”といわざるを得ないのも問題だと思います。システムが違うので一概に比べられないけど、ブッシュ政権のあおりで予算減らされたから、うちの研究所の所長はチャリティーマラソンに出るんだとかいって、走ってますよ。老齢の学長に走れとはいいませんが、そのくらい強気に出られなかったら問題は解決できないでしょう。寄付金以外でも、大学発ベンチャー等で収入が得られるんだったら、それも一つの手段だと思います。
はじめまして、いつも興味深く読ませていただいております。
今は国立の研究機関で研究員をしております、先生の大学の後輩です。
自分の日記に勝手ながらトラックバックさせていただきました。ありがとうございます。
この手の話題は自分の周りでも非常にヘビーな問題で、私自身周囲の研究者を目指す有能な学生たちに、研究者への道を勧めることができないでいます。
また自分のブログの中でも考えていってみたいと思います。
まずは、ご挨拶まで。
今は国立の研究機関で研究員をしております、先生の大学の後輩です。
自分の日記に勝手ながらトラックバックさせていただきました。ありがとうございます。
この手の話題は自分の周りでも非常にヘビーな問題で、私自身周囲の研究者を目指す有能な学生たちに、研究者への道を勧めることができないでいます。
また自分のブログの中でも考えていってみたいと思います。
まずは、ご挨拶まで。
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at 2006-12-14 12:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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びわ
at 2006-12-14 22:00
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はじめまして。いつも拝見させていただいております。エントリーは読んでいたのですが、たくさんのコメントには本日気づきました。大学院重点化の最初の世代で、職は風前の灯火の立場にあり、エントリー内容の状況のまっただ中にいます。まっただ中にあるがために、「自己責任」の言葉に封じ込められ、意見を表に出すこと自体が非常に難しい立場でもあります。派遣社員登録のすすめ、無責任な起業のすすめに腹立ちは感じても、つべこべいわずに、可能性を探せ。との言葉にはあらがえません。比較的近くにいて、第3者的な納得できる意見を伺えたことを、非常にうれしく感じています。
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工学博士マーケッター
at 2006-12-15 00:06
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こんばんわ。非常に根深い問題のため、議論が活発ですね。
しかし、もう手遅れであることは多くの方が感じていらっしゃるのではないでしょうか。
なんといっても、自衛することが唯一の解決策といわざるを得ないところが残念ですね。
チャレンジすること、違う世界に飛び込んでいくこと、研究のバックグラウンドを生かしていける場所を探すこと。
これらをまず考えてみてはいかがでしょう、お困りの皆さん?
新しい世界が開ける可能性は小さくないと思います。
しかし、もう手遅れであることは多くの方が感じていらっしゃるのではないでしょうか。
なんといっても、自衛することが唯一の解決策といわざるを得ないところが残念ですね。
チャレンジすること、違う世界に飛び込んでいくこと、研究のバックグラウンドを生かしていける場所を探すこと。
これらをまず考えてみてはいかがでしょう、お困りの皆さん?
新しい世界が開ける可能性は小さくないと思います。
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工学博士マーケッター
at 2006-12-15 00:07
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すみません、上の続きです。
学生時代に欧州研究留学して、博士号とって、アメリカでポスドクまでしたのですが、かねてから日本の研究生活と将来にはまったく展望が持てず(もちろん自分の能力の無さもありますが)、研究を行かせる道を開いていったことは、今ではとてもよかったと感じています。
研究の道をそのまま進んでいたのでは決して会えなかった人々や、いろいろな経験、場所、・・・自分の考え方や対人スキルは、間違えなく研究から離れた道を歩いていくことで養われているのだと感じています。
とりとめもないコメントになってしまいましたが、多くのお悩みの方がご自身で道を切り開き、後悔のない人生を選ばれることをお祈りいたします。
博士号→ポスドク→研究機器メーカー→製薬企業勤務のダブルメジャー実践者より。
学生時代に欧州研究留学して、博士号とって、アメリカでポスドクまでしたのですが、かねてから日本の研究生活と将来にはまったく展望が持てず(もちろん自分の能力の無さもありますが)、研究を行かせる道を開いていったことは、今ではとてもよかったと感じています。
研究の道をそのまま進んでいたのでは決して会えなかった人々や、いろいろな経験、場所、・・・自分の考え方や対人スキルは、間違えなく研究から離れた道を歩いていくことで養われているのだと感じています。
とりとめもないコメントになってしまいましたが、多くのお悩みの方がご自身で道を切り開き、後悔のない人生を選ばれることをお祈りいたします。
博士号→ポスドク→研究機器メーカー→製薬企業勤務のダブルメジャー実践者より。
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stochinai at 2006-12-15 20:36
kkさんのご指摘は大切なところを突いていると思います。日本の国立大学は文科省の方を向いて要求することしかしないので、自主的になのもできなくなってしまったのだと思います。せっかく法人化したのですから、もっと主体的にいろいろやるべきだというのはおっしゃるとおりだと思います。
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stochinai at 2006-12-15 20:39
びわさん、コメントありがとうございます。まさに、まっただ中にいらっしゃるようですね。もちろん、自分を守りながらもいろいろな手段で現場の情報を発信していただけると、それが状況を変える力になる可能性もあると思います。よろしくお願いします。コメント欄での発現も立派な情報発信になっていますよ。
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stochinai at 2006-12-15 20:43
工学博士マーケッターさん、貴重なアドバイスをありがとうございます。博士の側から「自主的」に企業やベンチャーなどに接触できるチャンネルがあるとありがたいと思います。
これからも、アドバイス、コメント、情報的今日などで博士および予備軍の諸君を励ましていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
これからも、アドバイス、コメント、情報的今日などで博士および予備軍の諸君を励ましていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
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pMailAgency
at 2010-03-20 17:40
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◆技術者等の非正規雇用を明確に禁止すべき | 逆マニフェストを創ろう
http://6114.teacup.com/manifesto/bbs/11
◆雇用創出に効果的な産業支援と職業訓練制度改革が必要 | 逆マニフェストを創ろう
http://6114.teacup.com/manifesto/bbs/10
http://6114.teacup.com/manifesto/bbs/11
◆雇用創出に効果的な産業支援と職業訓練制度改革が必要 | 逆マニフェストを創ろう
http://6114.teacup.com/manifesto/bbs/10
by stochinai
| 2006-12-08 22:26
| 教育
|
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