改めてハンディストロボについて考えてみよう。
ストロボを使用すると影がねえ
そう思っている方も未だに少なくない。
それは使用法が悪いのであってストロボを悪者に仕立て上げることは間違いなのだ。
その辺りを検証してみたのでご覧になって欲しい。
ボディはEOS1D4 ストロボは600EX(ETTL)レンズはEF50mm ISO100、1/125 f2.0
2m左側に白壁、背景までの距離は1m。天井は4m白色。モデルまでの距離は約2m。
1:ストロボを使用しない状態。相当にくらい事が分かる。環境光が殆ど無い状態。
2:カメラにセットしてダイレクトに当てた場合。
インパクトは強いが影の出方も激しい。
滅多にダイレクトで使用する事はないけれど、意外に素直でストレートで
素人っぽくて良い場合もある。
3〜6:壁バウンス。微妙な角度で印象が異なる。
僅かに生の光が漏れて陰が出ているケースもある。(防ぐことも可能)
私は壁バン派です。
7:天井バウンス。このモデルの場合には天バンはとても相性が良いようだ。
顔が上を向いていることが大きな要因だろう。
8:天バン+オムニバウンス。
光りが十分に廻るモノの影も出てしまう。
これらの評価は人によって分かれる。好みの問題もある。
が、手軽いストロボを使わぬ手は無いよね。