2008年 12月 26日
北海道庁の喫煙小屋 |
ようやく寒波到来で寒くなった。今日は日中も陽が差さず、気温もずっと0度前後であった。こう寒くなると喫煙者たちもたいへんである。
非喫煙者なら誰でもこの写真を見て「哀れだなあ」と思うだろう。
<追記>
この喫煙小屋の設置には200万円の費用がかかっているのだそうだ。
北海道は26日までに、4月からの庁舎内全面禁煙に伴い設けた屋外の職員用喫煙所に、風雪よけの小屋を設置した。当初は費用面と「禁煙者が増えればいい」(総務部)との考えから設置しない予定だったが、「(寒さの中で喫煙すると)健康を害する」(喫煙派の幹部)として設置に転じた。気温マイナス5度の吹雪のなかをわざわざ喫煙小屋まで歩いてニコチンを体内に補給しなければならないのだから、好きでタバコを吸っているわけではない。吸わないといられないモノを「嗜好品」と呼ぶのは間違っている。明らかに依存症をもたらす薬物である。
小屋の設置前には、傘をさして喫煙する職員の姿も見られた。26日は大雪、風雪注意報が出る大荒れの天候だったが、昼休みには多数の職員が肩をすぼめながら庁舎と喫煙小屋を行き来した。(時事通信12月26日14時41分)
非喫煙者なら誰でもこの写真を見て「哀れだなあ」と思うだろう。
<追記>
この喫煙小屋の設置には200万円の費用がかかっているのだそうだ。
4月から庁舎内を全面禁煙にした道は近く、屋外の職員用喫煙所に、風雪をしのぐための「喫煙小屋」を約200万円かけて設置する。公共施設や交通機関で禁煙が広がり、愛煙家への風当たりが強まっているが、職員厚生の一環として喫煙派に配慮した。たしかにこんな猛吹雪の中を100mも歩いて喫煙小屋へ行くには「相当な覚悟」が必要だろう。これで喫煙する人が減ればいいのだが。
本庁舎に勤務する道職員の約3700人のうち、喫煙者は800人ほど。職員用喫煙所は本庁舎と別館の屋外にそれぞれ一カ所ある。
本庁舎の喫煙所には、サンダル履きの職員が常時20人ほどおり、昼休みには一服する40~50人であふれかえる。ただ、冬は雪のため使用できず、道路を隔てた別館軒下にある喫煙所に喫煙者が殺到する事態が予想されていた。
庁舎内での禁煙を進めてきた職員厚生課は「喫煙率はかなり下がったが、全面禁煙は時期尚早」と判断、市販のガレージを使った小屋(25平方メートル)を設ける。ただ、暖房器具は置かない上、本庁舎正面玄関から小屋までは100メートルほど離れており、厳寒期の喫煙には「相当の覚悟」が必要という。(北海道新聞11月6日14時29分)
by himitosh
| 2008-12-26 16:45
| タバコ