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カリフォルニア・ワインのブログ。 夫は米国人ワインライター。その影響でカリフォルニア・ワインに囲まれた生活をしています。SFから、ユニークなワイン情報をお届けします♪  ゴマ(石川真美)


by sfwinediary
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ソノマカウンティの輝く星、レストランCYRUS(サイラス)が、間もなく閉店。。。
のニュースに、嘆きの声をあげた方も少なくないのでは?

レストランCyrus まもなく閉店_c0185058_8435465.jpg


カリフォルニアが誇る、数々の美食レストラン。
中でもフレンチランドリーと双璧を担っていたCyrusですが、
来月10月28日(2012年)を最後に閉店することになりました。

レストランが入っているホテルの新オーナーと、サイラスのオーナーシェフ、
キーン氏とのワインを巡る意見が合わず、やむなく閉店の運びとなったとか。

サイラス・ファンとしては大ショック!!!
クローズ前に、最後の晩餐を楽しもうと、先週末、足を運んできました。

レストランCyrus まもなく閉店_c0185058_8444756.jpg


メニューは5種類($120)と8種類($150)のテイスティングメニュー。
(それぞれベジタリアン・コースがあります)
ワインペアリングは$150。

まだ足を運ばれていない方、お急ぎください☆

レストランCyrus まもなく閉店_c0185058_8451717.jpg


こちらの写真は、ブレイクが何よりもほれ込んだ、プリッツェル・クロワッサン。
最後の晩餐、ブレイク版は、こちらからお楽しみください☆

レストランCyrus まもなく閉店_c0185058_8453890.jpg

Ode to the end of the pretzel croissant
# by sfwinediary | 2012-09-26 08:30 | 気になるレストラン

サンフランシスコの虹

まだ仄明るい夕方7時半ごろ。
日没まぎわのサンフランシスコ東方の空に虹が出ました。

サンフランシスコの虹_c0185058_14473574.jpg


くっきりはっきりの虹は、よく見ると二重。

あちこちのアパートメント屋上には見物客が続々。

サンフランシスコの虹_c0185058_1447373.jpg


虹の饗宴は15分ほどで終了しました☆

# by sfwinediary | 2012-09-05 17:41 | 日記
食の街サンフランシスコ。
カリフォルニアのワインカントリーを北にするこの街のレストランで、
ワインリストの役割はとっても重要。
美味しい料理と共に、スペシャルなワインを楽しめるのはどこか!?

サンフランシスコの Top 10 ワインリスト、5位から1位の発表です。
10位から6位はこちら☆)

Blakeのオリジナル記事はこちらのリンクからどうぞ☆
San Francisco's 10 Best Wine Lists -by W. Blake Gray


5位 The Slanted Door
オリジナルのスランテッド・ドアのソムリエは、
アルコール度14%以上のワインを一切置きませんでした。
その精神は今も受け継がれており、リストに並ぶのは、
ベトナム料理に合う、軽くて爽やかな飲み口でバランスの良いワイン達。
オンラインでリストが見られるので、事前に勉強して行くと迷わなくて良いかも。

サンフランシスコの Top 10ワインリスト 1位-5位_c0185058_743481.jpg


4位 First Crush
パリではフレンチ・ワインを、ローマではイタリア・ワインを、
ワインカントリーを擁する国々では、もっぱら自国のワインを飲むのに、
サンフランシスカン達がレストランで目にするのは、
フレンチ、イタリアン、スイス、ウルグアイといった他国のワイン達。
サンフランシスコでカリフォルニア・ワインだけをリストに連ねるのは、
ファースト・クラッシュとワイン・マーケットのみ。
ここのリストは、ナチュラルワイン派も、カルトワイン派も満足させてくれます。

サンフランシスコの Top 10ワインリスト 1位-5位_c0185058_7464578.jpg


3位 Bar Agricole
食通の集うこの街で、もっとも良く構築されたワインリスト。
ブックレット形式のリストには、製造者、場所、葡萄栽培哲学などの情報が載っています。
ソムリエからも中々聞けない、だけど知りたい情報が満載…というのが魅力的。
オールド・ワールドのワインが中心、よってボディの軽いものがそろっています。
飲み足りない?カクテル・メニューも充実していますのでご安心を。

サンフランシスコの Top 10ワインリスト 1位-5位_c0185058_747519.jpg


2位 Nopa
スイスの白ワインが飲みたい?オーストリアの赤ワインを所望?
それでしたらノパへどうぞ。
ハーフボトルの顔ぶれは面白いし、値段も良心的。
残念ながらスパークリング・ワインやシャルドネは、ちょっと弱いかも。
でもご心配なく、$50-60の予算で、様々な面白いワインが楽しめます。

サンフランシスコの Top 10ワインリスト 1位-5位_c0185058_747418.jpg


1位 Twenty Five Lusk
幅広い品揃えのワインリストは、全ての価格帯でワイン愛好家を満足させてくれるはず。
貴方がGoogle株の臨時収入で$300を散財しようと考えている場合、
ローヌ地方やバーガンディ地方の素晴らしいワインを始め、
選び抜かれたカリフォルニアのカベルネなどが目白押しです。

トロフィー・ワインもさることながら、25ラスクでは、
$40以下のワインでも、満足のいくボトルが見つかること間違いなし。
ソムリエのCezar Kusik氏の選択は申し分ないもので、スペインのルエダ(Rueda)、
オーストリアのグリューナー・フェルトリーナー(Gruner Veltliner)、
ニュージーランドのピノなど、この価格帯で手に入る最高のワインです。

サンフランシスコの Top 10ワインリスト 1位-5位_c0185058_748930.jpg


オリジナル記事はこちらのリンクからどうぞ☆
San Francisco's 10 Best Wine Lists -by W. Blake Gray

サンフランシスコで楽しいワインと夕食をお楽しみください♪

The Slanted Door
1 Ferry Building (at Embarcadero), San Francisco, CA

First Crush
101 Cyril Magnin (at Ellis), San Francisco, CA

Bar Agricole
355 11th St. (at Folsom), San Francisco, CA

Nopa
560 Divisadero (at Hayes), San Francisco, CA

Twenty Five Lusk
25 Lusk (at Townsend), San Francisco, CA

# by sfwinediary | 2012-04-24 07:41 | 気になるレストラン
食の街サンフランシスコ。
カリフォルニアのワインカントリーを北にするこの街のレストランで、
ワインリストの役割はとっても重要。

“通をもうならせるワインリストのある所に、美味しい食もあり!”と言う事で、
ブレイクがSF Weeklyに発表したサンフランシスコの Top 10 ワインリストを訳しました。

オリジナル記事はこちらのリンクからどうぞ☆
San Francisco's 10 Best Wine Lists -by W. Blake Gray

サンフランシスコ Top 10ワインリスト_c0185058_71823.jpg


10位 Piccino
環境に優しいサスティナビリティ(sustainability)・ワイン等がずらりと並ぶ、
ワイン通でも半分見た事あるか無いかというリスト。
でもご心配なく、スタッフがその人に合ったワインを勧めてくれます。
3分の一はグラスで、また、全てのワインが375mlカラフェ(ボトルの半額)で
楽しめます。

サンフランシスコ Top 10ワインリスト_c0185058_7184295.jpg


9位 Range
“サンフランシスコの最も典型的なワインリスト”とも呼べる、レンジのリスト。
ナチュラルワインやエレガントなワインが並びます。
軽いものからヘビーな味まで、スペイン、カリフォルニア、フランス等、
程よくバラエティに富んでいます。
一番強いのは$60前後の品揃え、$40以下にも美味しい顔ぶれが並んでいますし、
$80の価格帯にはお値打ち物が見受けられます。
白ワイン25種類、赤ワイン40種類、バブリーとピンクが10種類。
種類が豊富で、且つ、読むのに100万年もかけずにすむ、丁度良いワインリストです。

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8位 Aziza
サンフランシスコでも人気のモロッコ料理店Aziza。
ここのワインリストはワインオタクも納得のリスト。
特にフランス、イタリアに強く、カリフォルニアのナチュラルワインも中々の顔ぶれ。
ワインメーカーは、何れも各地域で尊敬されている、その道の達人達です。

サンフランシスコ Top 10ワインリスト_c0185058_71916.jpg


7位 Local Kitchen & Wine Merchant
おそらくサンフランシスコでも、いちばん経済的にワインを楽しめるレストラン。
$35以下のラインアップは、選ぶのに困ってしまうほどの顔ぶれ。
飲んで気に入ったワインは、併設のワインショップで購入可能。$10の割引き付です。

サンフランシスコ Top 10ワインリスト_c0185058_7225222.jpg


6位 A16
500種類にも及ぶワインの殆どは、イタリア、それも南イタリアのもの。
カリフォルニアのカベルネも飲めますが、それではせっかくの機会が台無し。
他店にはない、シシリア葡萄を使ったワイン等、面白いボトルを頼みたいものです。
ソムリエに費用と好みを伝えて、アドバイスをもらうのが一番です。

サンフランシスコ Top 10ワインリスト_c0185058_719205.jpg



長くなるので、1位から5位は次回載せます☆

Piccino
1001 Minnesota (at 22nd St.), San Francisco, CA

Range
842 Valencia (at 19th St.), San Francisco, CA

Aziza
5800 Geary (at 22nd Ave.), San Francisco, CA

Local Kitchen & Wine Merchant
303 First St. (at Folsom), San Francisco, CA

A16 Restaurant
2355 Chestnut (at Scott), San Francisco, CA

# by sfwinediary | 2012-04-11 07:15 | 気になるレストラン
アメリカでも面白いレストラン・シーンが楽しめる街、サンフランシスコ。
カリフォルニア州ならではの新鮮な食材と、
お洒落なレストランもカジュアルな雰囲気で楽しめるのが魅力です。

高騰前に駆け込みでクワ☆ Coi San Francisco_c0185058_2485819.jpg


ユニークと言えば、お高い値段で知られるSaizon(セゾン)は、
チケット購入制を導入していますが、
これは予約時に、お一人$498のチケットをあらかじめ購入するというシステム。
例えばSFジャイアンツの試合を見る為に、あらかじめチケットを買うのと同じ考え方。
レストランとしては、なかなか強気で面白い発想ですよね。

でも如何せん、料理の値段はお一人様$498。
ワインペアリングを頼もうものならば、プラスもう$200程かかります。
値上げしたフレンチランドリーより高いぞ~☆

…で、前置きが長くなりましたが、人気のレストランCoi(クワ)が、
セゾン並みに高くなるらしい…という噂がちらほら耳に入ってきました。
値上げ前に足を運ばねば!と、このたび駆け込みで行ってまいりました。

結果は、大満足♪
アジアン風味が満載の料理は、どれもみな繊細。
丁寧だけれど、フレンドリーなサービスは、120点満点。
6:45の予約だったのですが、ようよう店を出たのは11時過ぎ。
リラックスした雰囲気の中、4時間半はあっという間に過ぎたのでした。

romaine (celtuce, garum, seaweed powder)
ソースが絶妙。海苔の味は感じませんでしたが、縁の下の力持ち?
高騰前に駆け込みでクワ☆ Coi San Francisco_c0185058_2514551.jpg


oysters (radish, black pepper, dill)
東海岸産の牡蠣を、わざわざカリフォルニア沿岸で生産しているとか。
塩味のジュレが面白いけれども、牡蠣好き人間はシンプルに牡蠣だけで頂きました。
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beet (rhubarb, cocoa, hazelnut, yogurt)
絵本のように奇麗な一皿。
ビーツ、ルバーブ、ココア、ヘイゼルナッツと、様々な味が奥深さを演出。
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allium (lardo, breadcrumbs, spring flowers)
食用花が春を彩り。焼いたネギの甘さが美味。リッチな味わいはラードのなせる技。
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asparagus soup (coconut milk, green flavors)
話に夢中で、スラーっと飲んでしまいました。
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popcorn grits
ポップコーンはアメリカ・インディアンが世界に誇る料理。
グリッツもアメリカ南部の料理なので、アメリカン♪な一皿。
一緒に食べると、何とも面白くて楽しい組合せ。
ワインペアリングは、もちろん米国産シャルドネ。
“ポップコーン&シャルドネ”黄金コンビです。
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monterey bay abalone grilled on the plancha (artichoke, black olive, wild fennel)
アワビ大好き人間にはたまらない料理。柔らかい食感で、言う事無し。
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ここでメニューに載っていない皿が登場。
ブレイクの正体を知っていたソムリエ氏が、ワインペアリングに知恵を拝借したいと
出してくれたのは、湯葉をつかった料理。
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ソムリエ氏が考えていたのは、生姜風味の白ワインと、茨城産の地ビールの2種類。
ビールは苦みが残ってしまい、選ぶのならば生姜風味の白ワインの方が合っていました。
ベストだったのは、前皿アワビのペアリングで出てきたロゼでした。

ここで茨城産の地ビールを見たのは感動♪ 日本がんばれ~~~♪
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anderson ranch lamb in two servings (tartare, wheatgrass, sprouts and grilled over pine, potato-pine needle puree, wood sorrel)
ラムのタルタルは、ラム&生肉、ダブルで苦手なので、一口だけ☆
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もう一品のラムは、臭みが無く、美味しく完食。
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fromage blanc tart (gooseberry, beeswax)
塩味のヨーグルトタルトと言った風情。
ベリーと蜂蜜とフロマージュ、ハーモニーが面白いチーズコース。
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oro blanco (buttermilk-ginger ice cream, epazote)
メキシコの海苔を使ったという、面白い、甘くないアイスクリーム。
ペアリングはソーテルヌ・ワイン。(写真撮り忘れ~☆)

silken white chocolate (soy milk, kiwi)
白チョコのブランマンジュといった風情。
ペアリングはトカイの5プットニョシュ。
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Honey – almond
アーモンドが蜂蜜でコーティングされているのかと思っていたら、
もっと凝った行程が施されていました☆ 
塩味と甘味が絶妙で、際限なく食べられそうな、危険な美味。
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隣の席に陣取っていたボストンの料理ブロガーは、
カベルネ・ソーヴィニョンのようなピノ・ノアールを、ボトルで頼んでいました。
でも、クア(Coi)の繊細な料理には、白かバブリーがお勧め。
ワインリストには2,3本面白そうなボトルが載っていましたが、
様々な食材がふんだんに使われているマルチコース料理なので、
やはりワインペアリングを楽しむのがベスト。
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旦那は“ワイン飲むぞ”モードだったので、車では無く、公共交通を利用しました☆
地下鉄(Bart)モンゴメリー駅から、歩いて10~15分程。
行きは上り坂道でしんどいですが、帰りは楽勝です♪

料理は11品で$165、ワインペアリングは$105。
(清算時には18%のサービス料が含まれているので、チップの額にご注意を☆)

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その日のメニュー。食材が無くなった時点で、次々と変化していきます。
シェフのこだわりが見えますね☆


ワインペアリングの詳細は、ブレイクの記事をご覧ください☆
リンクはこちら♪ 
Wine pairings vs. ordering one bottle: A brief tale from Coi

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Shina_poohさんが、記念日Coiレポートをされています♪
リンクはこちら

# by sfwinediary | 2012-03-28 02:39 | 気になるレストラン