夫には、定年後しょっちゅう暇つぶしに来ていた叔父のようにならないでほしい
2024/12/23
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叔父さん叔母さん、悪く書いてごめん。私と夫が同年代になってきたせいか、あの頃のことを思い出しました。私にとっては、完全にリタイアした後のことを考えておかないと周囲を巻き込んで悲しいことになるというのを、まざまざと思い知らされたできごとでした。
趣味がなく定年後の時間を持て余して、しょっちゅう私の実家に来ていた叔父がいました。叔母もいつもいっしょでした。
何か月ぐらい続いたか……、最初のうちは母もにこやかに迎えていましたが、だんだんしんどくなってきたのでしょう、私に愚痴ばかりこぼすようになりました。
やがてそれが叔父たちに伝わり、とうとう親戚関係を断ってしまうまでの事態に。
当時の私には、母がそこまでの決意をする意味がわかりませんでしたが、今なら理解できます。なぜこんなに時間を奪われないといけないのかと、悩んだのでしょう。
祖母が亡くなった時に久しぶりに叔父と叔母に会いましたが、母は会釈だけしていっさい口をききませんでした。
叔父が暇をもてあましてわが家にしょっちゅう来ていなければ、こんなに拗れてしまうことはなかったと思います。叔母にしても、それを止めることはできなかったの?と聞きたくなる。
サラリーマン時代の叔父夫婦は余裕があり、お年玉も親戚中で一番多くくれました。姪の私にはいい人でしかなかった。それがあんなことになってしまうとは。
母も怖い人だと思いました。もう終わったことなのに、いつまでも被害者のように自らを正当化し、自分の妹まで拒絶するなんて。
それも含めて、人の未来なんてあっけないものだと思いました。どんなにいい関係を築いていたつもりでも、こうして簡単に崩れるのですから。
経済的に余裕があった叔父夫婦も、その使い方をもっと考えておくべきだったのではないかと思います。
言いかえれば、お金だけあっても使い方を知らないとこうなる可能性があるということ。
夫には趣味はあるけれど、お金のかかる趣味なので、いずれ現役の頃のようにはできなくなります。
完全に仕事をやめてからもその趣味を続けたいなら、何も考えずお小遣を今までと同じように使うのではなく、節約するか、投資でお金を増やすかなどを学んでほしい。
叔父たちのように経済的にゆとりがないのだから、なおさらです。
夫に嫌がられても、定年後のことや家計の話をもっとしてみようと思います。
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