11月16日(日)~17日(月)、毎年恒例の、墓参りを兼ねた京都観光。
17日の天気予報が、雨模様だったので、心配したのですが、普段の行いが良かった(?)のか、雨も降らず、快適(?)な京都散策でした。
今回のコースは、1日目は、墓がある「黄檗(おうばく)」を訪れて、1年ぶりの墓参りを済ませた後、宇治の「平等院」を巡り、夕刻、妹弟夫婦たちと1年ぶりの食事の予定。
2日目は、「金閣寺」から「きぬかけの路」を歩きながら、「龍安寺」・「仁和寺」を訪れてみました。
今回の旅のお供は、ミラーレスカメラのみ、楽でしたよ。
今回は宇治の「平等院」です。
京都駅から宿泊予定のホテルに荷物を預けて、JR奈良線で「黄檗」に向かいます。
ほぼ、1年ぶりの墓参りを済ませた後、JR奈良線「黄檗」から、今度は、京阪電車宇治線の終点「宇治駅」で降り、そのまま「宇治橋」を渡ると、参道に続きます。
お茶の香り漂う参道を進むと、間もなく、「平等院」。この日は日曜日のためか、観光客でいっぱい!
旅の途中でも、やっぱり、鳥が気になりますね。宇治川にはたくさんのサギ達が群れていました。
早速、「平等院」の中に入ってみますね。
入り口を入って、鳳凰堂の正面右から、池をぐるっと回りながら歩いてみます。
「平等院」
平等院(びょうどういん)は、京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院です。
平安時代後期・11世紀の建築、仏像、絵画、庭園などを今日に伝え、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
山号を朝日山と称し、宗派は17世紀以来天台宗と浄土宗を兼ね、現在は特定の宗派に属さない単立の仏教寺院となっているそうです。本尊は阿弥陀如来、開基は藤原頼通、開山は明尊。(以上、ウィキペディアより)
平等院のHPには、
1000年の歴史
ときの権力者、関白藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受けた別業をその子頼通が、永承7年(1052)にこれを仏寺に改め、平等院としました。永承7年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。その翌年の天喜元年(1053)には平等院の阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。約1000年前に建立された建造物や仏像が今に伝えられた。・・・・・・・・・とのこと。
私達には、10円硬貨の表面に刻まれてる「鳳凰堂」の方が身近に感じますね。
平等院鳳凰堂は天喜元年(1053年)に建立された阿弥陀堂ですが、「鳳凰堂」の呼称は後世のもので、平安時代の記録では「阿弥陀堂」あるいは単に「御堂」と呼ばれていたそうです。
堂内須弥壇の格狭間に嵌め込まれた金銅板の延宝8年(1680年)の刻銘に「平等院鳳凰堂」とあり、江戸時代には「鳳凰堂」の呼称があったことがわかるそうです。(ウィキペディアより)
平成24年(2012年)から平成26年(2014年)3月31日まで屋根の葺き替え・柱などの塗り直し修理が行われていたため、この間、鳳凰堂内部の観覧は出来なくなっていましたが、平成26年10月1日、修理工事が完了したので、真新しい「鳳凰堂」。
私には、前の「鳳凰堂」の方が、歴史を感じさせて、良かったような気がしますが、あと数百年もたてば、そんな姿が見られるのでしょうか。
この日は、残念ながら「鳳凰堂」内の見学は、時間的に締め切られてたため、中には入れませんでした。
仕方なく、池の周りをぐるっとまわりこんで、「鐘楼」を経由して、「鳳凰館」に向かいます。
「鳳凰館」は、平成13年(2001年)にはそれまでの「宝物館」に代わり、「平等院ミュージアム鳳翔館」としてオープンしたもので、平等院ゆかりのものが、たくさん展示されていますが、この日は、修学旅行生や観光客が多すぎて、とても見学どころではなく、素通りしただけ・・・・・
裏の「大書院」の前のモミジが綺麗でした。
「鳳凰堂」の屋根には鳳凰像が飾られています。
この鳳凰像は、2004年(平成16年)11月1日より発行 壱万円裏面に、印刷されていますね。
平等院」を出た後、宇治川沿いを上ると、中の島と宇治神社を結ぶ「朝霧橋」があります。
この朝霧橋を対岸に渡り、再び宇治川沿いを下ると、京阪電車「宇治駅」に出ます。
その途中で立ち寄った喫茶店、レトロなムードの中で、宇治川を眺めながらコーヒーで一息つきます。
そして、宇治駅からは、京阪電車「中書島」経由で「祇園四条」へ……
懐かしい色の電車に乗って・・・・・・・(実家はこの京阪電車沿線にあったんです)
京阪電車「祇園四条」駅で降りると、すぐ前が「京都南座」があり、その反対側の四条大橋西詰南側に、北京料理「東華菜館」が見えます。
古い洋館形式の建物ですが、この建物は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計1926年竣工で、登録有形文化財になっています。
また、同店のエレベータは1924年OTIS製の日本に現存する最古のエレベータだそうですよ。
妹弟夫婦とは四条大橋西詰で合流。 四条大橋の上も、人・人・人・・・・・・・・
1年ぶりの再会でしたが、話の話題は、やはり年金や健康の話が中心!(笑)
食事の後は、少し四条大宮あたりを散策した後、ねぐらのホテルへ向かいます。
京都駅構内には、はやばやと、クリスマスツリーが、飾られてました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く
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