いつから「夢があることは素晴らしい」という風潮になったのか?
彼女の言葉に、私は絶句した。もう一人が「そうだよね」と相づちを打つ。学生時代の友人と三人で、新宿でランチを食べていた。彼女は念を押すように、口のなかで繰り返した。
「ふつうの人には、夢なんて無いんだよ」
彼女は独立してコンサル業を営んでいるし、もう一人は金融業界で活躍している。どちらも結婚していて、私の目にはすべてが順風満帆、夢を実現した「勝ち組」に見える。そんな彼女たちの口から「ふつうの人には夢がない」という言葉を聞くなんて、思いもよらなかった。
――あなたの夢はなんですか?
そう問われて、即答できる人は少ない。
私たちの多くは自分の夢が分からないまま生きている。およそ3万日の人生を何についやせばいいのか、決断できないまま一生を終える。それは彼女たちとて同じだ。夢のない「ふつうの人」として、目の前の課題や仕事を必死でこなしてきた。その結果、人から羨まれるような生き方を、運よく手に入れた。ゴールの見えない坂道を走り続けただけなのだ。
しかし大人たちは「夢を持ちなさい」という。
私たちは無神経にも、若年者に対して「夢を追いかけなさい」と言ってしまう。
他人と同じことをしていても、もう豊かな将来は望めません。学校の授業だけでは、これからの時代は生き抜けません。人とは違うことをしなさい、奇人変人と笑われたって構いません……。
もはや反論の余地のない主張だ。が、続いてもう一言つけ加えてしまう。
だから自分の「夢」を追いかけなさい……。
いじめがなくても学校からもう逃げ出した方がいい
http://d.hatena.ne.jp/essa/20120819/p1
夢を持つことができるのは、先見の明がある人だけだ。本当にかしこい人だけだ。圧倒的多数の「ふつうの人」は、夢を持つことができない。自分の“やりたいこと”を見つけるのは、そんなに簡単ではないからだ。
ためしに「夢を持ちなさい」と言った人々の顔を思い浮かべてみるといい。両親、学校の先生、親戚縁者、社会科見学で出会った大人たち……。彼らははたして夢を叶えていたのだろうか。
四十にして迷わず、五十にして天命を知るという。が、現実の大人たちはどうだ。日経新聞や週刊ダイヤモンドの壮年者向けの記事を見てみろ。定年後を豊かに暮らす方法? 早期退職でNPOやベンチャーの立ち上げ? 六十を過ぎてなお人生に迷っている男たちばかりではないか。右顧左眄の人々。
ふつうの人には夢なんて無いんだよ。(抜粋)
「これ」が結論ではなく続きがあるので興味ある人はリンク先だよ(´・ω・`)
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この記事へのコメント
関係ないけどこのサイトすごく見づらい・・・
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