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ミクシィの子会社である株式会社Diverseが運営し、App Storeの売上ランキングを上位100位を3年以上維持している、出会いアプリYYC（ライブドア→LINE→ミクシィ順で買収されてます）と 渋谷や新宿などの繁華街を中心に巨大な看板広告や広告トラックでお馴染みのハッピーメールのアプリ版がApp StoreからリジェクトされてApp Store内の検索とランキングから表示はもちろんURLからダウンロードさえできなくなりました。(日本時間、2015年2月27日から現在（3月2日）まで) 

おそらく４パータンのリジェクトケースがありますが、今回は以下４番のリジェクトですので、一番ダメージが大きいと思います。
  1. ランキングには表示されないが検索できて、アプリは正常に利用できる。
  2. 検索とランキングから表示されないが、アプリは正常に利用できる。
  3. 検索とランキングから表示されないが、直URL（例：https://itunes.apple.com/jp/app/id805386189）からダウンロードできて、アプリも正常に利用できる。
  4. ランキング、検索、直URLからダウンロードできなくなり、アプリ内課金（IPA）も利用できない。
ですので、極端で言えば、月額課金の自動更新がない、YYCとハッピーメールの場合は、App Storeの売上が０になるかと思います。

課金を試すと課金エラーが表示されます。
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なお、YYCとハッピーメールにアクセスすると日本のApp Storeでは利用できないと表示されます。

完全に死刑を告げられたようにみえる今回のリジェクトの理由ですが、おそらく継続的にブースト広告を行ったことが原因ではないかと思われます。

App Storeは2014年6月からリワード広告（ブースト広告）の取り締まりを強化すると発表し、ブーストを疑いがあるコンテンツに関しては、警告メッセージを送信してました。 予想に過ぎませんが、YYCとハッピーメールはリワード広告（ブースト広告）の警告メッセージを従わないで、ブーストを毎週打ち続けたのではないでしょうか？

まずは、YYCさんのランキングヒストリーです。毎週週末に向けて総合ランキングが大幅ランキングアップされてますが、ブースト広告の効果でしょうね…
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ソース：AppAnnie

続いては、ハッピーメールのランキングヒストリーです。YYCは似った感じで週末に向けてランキングアップされてます。
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ソース：AppAnnie

ゲームの場合、リリース初期段階で２−３回ブースト広告を打ってオーガニックの登録を把握し、追加の広告を投下するか判断すると思いますが、出会いサービスの場合、出向できる広告メディアにも限りがあるので、広告効果を見込めやすい、ブースト広告に頼っている場合があるようです。

YYCさんとハッピーメールがApp Storeから復活できるでしょうか？今後の動きに注目です。 

-------------2015年7月27日：追記---------------------------
ハッピーメールとYYCですが、見事に復帰できました。流石ですね。
ちなみにハッピーメールは、WEB版機能を順次アプリにも対応するようですね。楽しみです。

ハッピーメールやYYC（ワイワイシー）が何を行ってApp Storeから復活できたのかまとめてみましたので以下のURLもご確認ください。

出会いアプリの王者、YYCは完全リジェクトから約1週間で見事にV字回復を成し遂げましたが何をどうやったの？って話。





 
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