注文前に席を取るという行動は、極めて部分最適的である。
なぜならば、席を占有する時間が長くなるからだ。注文してから席に着く人が座席を占有する時間は基本的にお茶をすすってる間だけだが、先に席を取ることによって、そこに注文に要する時間が上乗せされることになる。
顧客一人あたりが座席を占有する時間が増えるということは、回転率が悪化するということを意味する。店はそれによって売上を下げるし、顧客も利用したい時に座席が開いている確率が減ることになるだろう。これは、両者にとって不利益な結果だ。
“「現場を知らない」という単語はときに変革の速度を遅くしたい側の万能マジックフレーズとして使われるがちなので注意が必要ですよ”
— Twitter / @tsuda (via igi)