i7 5960X オーバークロック(OC) その2
いろいろいじってこんな感じに落ち着いた。
89℃いってるんですけど…。熱い。やばい。まあprime95だからね…。OCCTとかは絶対無理。
あとはメモ書き。
※すべてBIOS(UEFI)からの設定
いろいろ触って感じたこともメモっておくけど、いろいろ適当にに調べた知識と基本BSOD出しまくって得た経験則を合わせたものでしかないなので、正しいかどうかは知りません。
Ai Overclock Tuner [Manual]
CPU Strap [100MHz]
PLL Selection [Auto]
Filter PLL [Auto]
BCLK Frequency [Auto]
ASUS MultiCore Qnhancement [Auto]
CPU Core Ratio [Sync All Cores]
Core Ratio Limit [x44]
Min. CPU Cache Ratio [x12]
Max. CPU Cache Ratio [x36]
Internal PLL Overvoltage [Enabled]
このあたりは速度の設定。
CPU Coreを100x44=4400MHz, Cacheを100x36=3600MHzに設定。
BCLK Frequency : DRAM Frequency Ratio [Auto]
DRAM Frequency [Auto]
今回はメモリ関係は一切触らずAutoのままで。
EPU Power Saving Mode [Disabled]
オーバークロックの場合、こういった省電力機構は切ったほうが安定しやすい。
DRAM Timing Control [Auto]
ここも自動のままで。
External Digi+ Power Control
CPU Coreの電圧を安定させるためにも、このあたりの設定は地味に重要だと思う。
CPU Input Boot Voltage [Auto]
システム起動時のCPU Input Voltage(VCCIN)を別に設定できるらしい。ここではAutoのままで。
CPU Load-Line Calibration [Level 8]
主に負荷時のVCCINに影響する。CPUに負荷をかけると、VCCINに電圧降下が発生することがあるが、Levelの数字を大きくすることで、VCCINの電圧降下を抑えることができる。VCCINがある程度ないと、今度はCPU Core電圧が不安定になるため、Load-Line Calibration(LLC)をある程度大きめにしておいたほうがいいと思う。
CPU Current Capability [140%]
とりあえず、めいいっぱいに。必要ないかも?
CPU VRM Switching [Auto]
VRM Spread Spectrum [Disabled]
Active Frequency Mode [Disabled]
CPU Power Phase Control [Power Phase Response]
Power Phase Response [Ultra Fast]
VRMのフェーズ数は、多ければ多いほど負荷時の電圧が安定する一方、アイドル時は少ないほうが省電力になる。負荷時安定性重視ならいっそExtreme(常に最大のフェーズ数を使う)でよいかもしれない。ここでは電流に応じて制御する"Power Phase Response"にして、応答性を最も速い"Ultra Fast"とした。
CPU Power Duty Control [Extreme]
ここをT.Probeとした場合とではCPU Coreの電圧にも差が出るみたい。オーバークロック時にはExtremeのほうが安定する。
CPU Thermal Control [130]
VRMの温度許容値、らしいが単位がよくわからん。
Internal CPU Power Management
Enhanced Intel SpeedStep Technology [Enabled]
Turbo Mode [Eanbled]
Long Duration Package Power Limit [300]
許容消費電力。単位 W。"ある一定の時間"これを超えると自動的にクロックが下がり、消費電力が範囲内に収まるようにする。この"CPU Package Power"はAI Suite IIIなどで見ることができる。うまく使えば、熱くなり過ぎないように制御することもできるはず。
ここでの設定値は適当。実際に300Wもいったら冷却が追いつかない。
Package Power Time Window [Auto]
うえの"ある一定の時間"を設定する。単位秒。
Short Duration Package Power Limit [300]
瞬間的に許容できる最大の消費電力。
CPU Integrated VR Current Limit [Auto]
許容できる最大の電流。
CPU Integrated VR Fault Management [Disabled]
オーバークロック時はDisabledに、とマニュアルに書いてあるので素直にDisableに。
CPU Integrated VR Efficiency Management [Auto]
統合電圧レギュレータの動作モード。とりあえずAutoで。
CPU Core Voltage [Offset]
CPU Core Voltage Offset [+0.275]
最も重要なところ。CPU-ZやHWiNFOで実際にどのくらいの電圧がかかるのかを見つつ、prime95で負荷をかけて安定して動く電圧を設定。
CPU Cache Voltage [Offset]
CPU Cache Voltage Offset [+0.120]
L3やRing Cacheにかけている電圧。今回はCacheのクロックはあまり上げていないので、Offset値も低めで大丈夫。もうちょい低くても良さそう。
CPU System Agent Voltage Offset Mode Sign [+]
CPU System Agent Voltage Offset [0.060]
いまいちどこの電圧なのかわからない。ほんのりと上げておく。
CPU SVID Support [300]
オーバークロック時はDisabledに、とマニュアルに書いてあるので素直にDisableに。
CPU Input Voltage Override [1.910]
CPU Input Voltage(VCCIN)はCPU内部に供給される電力の大元。内部で使用される電圧より、ある程度高い電圧のほうがよいらしい。デフォルトでは1.8V前後だが、オーバークロックでCPU Coreの電圧を上げているぶん、こちらも少し上げたほうが安定すると言われている。
その他感想。
・CPU Coreの電圧は負荷をかけると最大値から若干 (0.01~0.02V) 降下する(そこで安定はする)。
・やはりこの石 & この環境では4.4GHzぐらいが熱的に限界。4.4GHzでもNepton 280Lのファンがうるさすぎるので、常用は難しいかも?
・でもx264/x265ならprimeほどはあつくないのでいけるかも?
・prime95の最新版はAVX/FMA3を使用するため、より高めの電圧をかけないと安定しない。その結果、とても熱くなる。(AVX/FMA3を使用していない古いprime95なら、ずっと低い電圧でも回る)
・コア間の温度のばらつきがひどい。偶数番目がやたら熱い…。
・結局どこまで回るかは熱次第になるので、まず冷却が重要だと思う。
・熱を決めるのはほとんどCPU Coreの電圧なので、そのあたりは運次第ということになってしまう。8コアもあるとそれぞれのばらつきが大きそう…。
・X99 DeluxeのBIOSの起動はやはり遅い。一方、Win8の高速起動が有効になっているため、BIOSが起動してからはすごく速い。
・Win8の高速起動に必要なもの
対応マザー
対応GPU
仮想メモリが存在すること
休止状態が有効であること
N660GTX Twin Frozr III OCは本来高速起動対応ではないが、UEFI GOP vBIOSをもらってGPUのBIOSを更新することで高速起動に対応させることができる。
・なんかCPU-Zの起動が異様に遅い。
・HWiNFOを動かしてるとやたらCPUを使用している気が…。
89℃いってるんですけど…。熱い。やばい。まあprime95だからね…。OCCTとかは絶対無理。
あとはメモ書き。
OS | Win8.1 x64 |
CPU | Intel Core i7 5960X |
コア数 | 8C/16T |
動作周波数 (定格) | 3.0GHz |
定格 Max Boost | 3.5GHz |
定格 8 Core Boost | 3.3GHz |
動作周波数 (OC) | Core 4.4GHz / Cache 3.6GHz |
動作電圧 (OC) | Core 1.27~1.30V |
キャッシュ容量 | L3=20MB |
メモリ | Avexir 32GB (8GBx4) |
メモリ速度 | DDR4-2400 Quad Channel |
理論帯域 | 76.8 GB/s |
メモリタイミング | 16-16-16-39-2 |
メモリ電圧 | 1.2V |
マザーボード | ASUS X99 Deluxe |
マザーボードBIOS | 0505 |
GPU | NVIDIA Geforce GTX660 |
SSD | Plextor M6P 256GB |
ケース | Corsair Carbide 330R |
冷却 | CoolerMaster Nepton 280L |
室温 | 29.5℃ |
※すべてBIOS(UEFI)からの設定
いろいろ触って感じたこともメモっておくけど、いろいろ適当にに調べた知識と基本BSOD出しまくって得た経験則を合わせたものでしかないなので、正しいかどうかは知りません。
Ai Overclock Tuner [Manual]
CPU Strap [100MHz]
PLL Selection [Auto]
Filter PLL [Auto]
BCLK Frequency [Auto]
ASUS MultiCore Qnhancement [Auto]
CPU Core Ratio [Sync All Cores]
Core Ratio Limit [x44]
Min. CPU Cache Ratio [x12]
Max. CPU Cache Ratio [x36]
Internal PLL Overvoltage [Enabled]
このあたりは速度の設定。
CPU Coreを100x44=4400MHz, Cacheを100x36=3600MHzに設定。
BCLK Frequency : DRAM Frequency Ratio [Auto]
DRAM Frequency [Auto]
今回はメモリ関係は一切触らずAutoのままで。
EPU Power Saving Mode [Disabled]
オーバークロックの場合、こういった省電力機構は切ったほうが安定しやすい。
DRAM Timing Control [Auto]
ここも自動のままで。
External Digi+ Power Control
CPU Coreの電圧を安定させるためにも、このあたりの設定は地味に重要だと思う。
CPU Input Boot Voltage [Auto]
システム起動時のCPU Input Voltage(VCCIN)を別に設定できるらしい。ここではAutoのままで。
CPU Load-Line Calibration [Level 8]
主に負荷時のVCCINに影響する。CPUに負荷をかけると、VCCINに電圧降下が発生することがあるが、Levelの数字を大きくすることで、VCCINの電圧降下を抑えることができる。VCCINがある程度ないと、今度はCPU Core電圧が不安定になるため、Load-Line Calibration(LLC)をある程度大きめにしておいたほうがいいと思う。
CPU Current Capability [140%]
とりあえず、めいいっぱいに。必要ないかも?
CPU VRM Switching [Auto]
VRM Spread Spectrum [Disabled]
Active Frequency Mode [Disabled]
CPU Power Phase Control [Power Phase Response]
Power Phase Response [Ultra Fast]
VRMのフェーズ数は、多ければ多いほど負荷時の電圧が安定する一方、アイドル時は少ないほうが省電力になる。負荷時安定性重視ならいっそExtreme(常に最大のフェーズ数を使う)でよいかもしれない。ここでは電流に応じて制御する"Power Phase Response"にして、応答性を最も速い"Ultra Fast"とした。
CPU Power Duty Control [Extreme]
ここをT.Probeとした場合とではCPU Coreの電圧にも差が出るみたい。オーバークロック時にはExtremeのほうが安定する。
CPU Thermal Control [130]
VRMの温度許容値、らしいが単位がよくわからん。
Internal CPU Power Management
Enhanced Intel SpeedStep Technology [Enabled]
Turbo Mode [Eanbled]
Long Duration Package Power Limit [300]
許容消費電力。単位 W。"ある一定の時間"これを超えると自動的にクロックが下がり、消費電力が範囲内に収まるようにする。この"CPU Package Power"はAI Suite IIIなどで見ることができる。うまく使えば、熱くなり過ぎないように制御することもできるはず。
ここでの設定値は適当。実際に300Wもいったら冷却が追いつかない。
Package Power Time Window [Auto]
うえの"ある一定の時間"を設定する。単位秒。
Short Duration Package Power Limit [300]
瞬間的に許容できる最大の消費電力。
CPU Integrated VR Current Limit [Auto]
許容できる最大の電流。
CPU Integrated VR Fault Management [Disabled]
オーバークロック時はDisabledに、とマニュアルに書いてあるので素直にDisableに。
CPU Integrated VR Efficiency Management [Auto]
統合電圧レギュレータの動作モード。とりあえずAutoで。
CPU Core Voltage [Offset]
CPU Core Voltage Offset [+0.275]
最も重要なところ。CPU-ZやHWiNFOで実際にどのくらいの電圧がかかるのかを見つつ、prime95で負荷をかけて安定して動く電圧を設定。
CPU Cache Voltage [Offset]
CPU Cache Voltage Offset [+0.120]
L3やRing Cacheにかけている電圧。今回はCacheのクロックはあまり上げていないので、Offset値も低めで大丈夫。もうちょい低くても良さそう。
CPU System Agent Voltage Offset Mode Sign [+]
CPU System Agent Voltage Offset [0.060]
いまいちどこの電圧なのかわからない。ほんのりと上げておく。
CPU SVID Support [300]
オーバークロック時はDisabledに、とマニュアルに書いてあるので素直にDisableに。
CPU Input Voltage Override [1.910]
CPU Input Voltage(VCCIN)はCPU内部に供給される電力の大元。内部で使用される電圧より、ある程度高い電圧のほうがよいらしい。デフォルトでは1.8V前後だが、オーバークロックでCPU Coreの電圧を上げているぶん、こちらも少し上げたほうが安定すると言われている。
その他感想。
・CPU Coreの電圧は負荷をかけると最大値から若干 (0.01~0.02V) 降下する(そこで安定はする)。
・やはりこの石 & この環境では4.4GHzぐらいが熱的に限界。4.4GHzでもNepton 280Lのファンがうるさすぎるので、常用は難しいかも?
・でもx264/x265ならprimeほどはあつくないのでいけるかも?
・prime95の最新版はAVX/FMA3を使用するため、より高めの電圧をかけないと安定しない。その結果、とても熱くなる。(AVX/FMA3を使用していない古いprime95なら、ずっと低い電圧でも回る)
・コア間の温度のばらつきがひどい。偶数番目がやたら熱い…。
・結局どこまで回るかは熱次第になるので、まず冷却が重要だと思う。
・熱を決めるのはほとんどCPU Coreの電圧なので、そのあたりは運次第ということになってしまう。8コアもあるとそれぞれのばらつきが大きそう…。
・X99 DeluxeのBIOSの起動はやはり遅い。一方、Win8の高速起動が有効になっているため、BIOSが起動してからはすごく速い。
・Win8の高速起動に必要なもの
対応マザー
対応GPU
仮想メモリが存在すること
休止状態が有効であること
N660GTX Twin Frozr III OCは本来高速起動対応ではないが、UEFI GOP vBIOSをもらってGPUのBIOSを更新することで高速起動に対応させることができる。
・なんかCPU-Zの起動が異様に遅い。
・HWiNFOを動かしてるとやたらCPUを使用している気が…。