5960Xでx264エンコード
ちょっと時間ないので、簡単にだけ。
i7 5960Xとi7 4770Kでの比較。
5960Xのベンチマーク記事では、4コア版とクロックをそろえた比較はあまりなく、残念だった。そこで、ここでは定格動作は無視して、CPU / Cache / メモリの動作周波数を両CPUで合わせて比較。
こうすると違うところは、L3 Cacheの容量、メモリの種類及びチャンネル数、メモリタイミング、内蔵GPUのon/offとなる。
Aviutl 1.00
x264guiEx 2.17
x264 r2453 x64
ソース
H.264 1920x1080p 2155frames 23.976fps 約1分30秒
精霊使いの剣舞 OPをエンコードしたもの
x264オプション
それぞれ
--preset veryfast / medium / slow / slower
測定
いつも通り一発勝負。
結果
まずは絶対的な速度から。
まあ、これだけ見てもi7 5960Xは圧倒的だ。
今度はi7 4770Kの速度を100%として、5960Xの速度を表示。
やはりマルチコアを生かしやすい重いプリセットでは、i7 4770Kに対して圧倒的な差をつけている。軽いプリセットではCPUがどうしても遊んでしまう(CPU使用率が上がらない)ため、あまり大きな高速化率とはなっていない。
i7 5960Xは、8コアCPUということで、マルチコアを生かせる場合には圧倒的な速度が発揮できる。
同じクロックの4770Kと比較すると、5960Xは単にコア数の倍増だけではなく、L3キャッシュの大幅な増量とメモリ帯域の向上、あと内蔵GPUが動いていない(というか5960Xにはそもそも内蔵GPUはない)ことなどもあって、単にコア数が増えた以上に速度が増している気がする。
i7 5960Xとi7 4770Kでの比較。
5960Xのベンチマーク記事では、4コア版とクロックをそろえた比較はあまりなく、残念だった。そこで、ここでは定格動作は無視して、CPU / Cache / メモリの動作周波数を両CPUで合わせて比較。
こうすると違うところは、L3 Cacheの容量、メモリの種類及びチャンネル数、メモリタイミング、内蔵GPUのon/offとなる。
CPU | Intel Core i7 5960X | Intel Core i7 4770K |
OS | Win8.1 x64 | Win8.1 x64 |
動作周波数 (OC) | Core 4.2GHz / UnCore 4.2GHz | Core 4.2GHz / UnCore 4.2GHz |
動作電圧 (OC) | Core 1.275V | Core 1.243V |
キャッシュ容量 | L3=20MB | L3=8MB |
メモリ | Avexir 32GB (8GBx4) | G.Skill 16GB (4GBx4) |
メモリ速度 | DDR4-2400 Quad Channel | DDR3-2400 Dual Channel |
理論帯域 | 76.8 GB/s | 38.4 GB/s |
メモリタイミング | 16-16-16-39-2 | 10-12-12-31-2 |
メモリ電圧 | 1.2V | 1.64V |
GPU | NVIDIA Geforce GTX660 | Intel HD Graphics 4600 |
SSD | Plextor M5P 256GB | Plextor M3P 128GB |
Aviutl 1.00
x264guiEx 2.17
x264 r2453 x64
ソース
H.264 1920x1080p 2155frames 23.976fps 約1分30秒
精霊使いの剣舞 OPをエンコードしたもの
x264オプション
それぞれ
--preset veryfast / medium / slow / slower
測定
いつも通り一発勝負。
結果
まずは絶対的な速度から。
まあ、これだけ見てもi7 5960Xは圧倒的だ。
今度はi7 4770Kの速度を100%として、5960Xの速度を表示。
やはりマルチコアを生かしやすい重いプリセットでは、i7 4770Kに対して圧倒的な差をつけている。軽いプリセットではCPUがどうしても遊んでしまう(CPU使用率が上がらない)ため、あまり大きな高速化率とはなっていない。
i7 5960Xは、8コアCPUということで、マルチコアを生かせる場合には圧倒的な速度が発揮できる。
同じクロックの4770Kと比較すると、5960Xは単にコア数の倍増だけではなく、L3キャッシュの大幅な増量とメモリ帯域の向上、あと内蔵GPUが動いていない(というか5960Xにはそもそも内蔵GPUはない)ことなどもあって、単にコア数が増えた以上に速度が増している気がする。