「就職ジャーナル」が大学2年生に実施したアンケートで38%の学生が「入学してからクラスメートと差がついた」と感じていることがわかった。大学入学後の1年間の過ごし方で、大学2年次の学生生活に大きな差がうまれているようである。 アンケートは、リクルートキャリアが運営する「就職ジャーナル」が、クロス・マーケティングの協力のもと4月4日から4月7日に実施。大学2年生313名(男性129名、女性184名)の回答を得た。 「大学に入学してからの1年間で、クラスメートたちと差がついたと思うか」という質問に、「はい」と回答した人は38%だった。属性でみると、女子学生よりも男子学生、文系学生よりも理系学生の方が、「はい」と答える人の割合が多いようだ。 具体的な内容としては、「日ごろから英語の授業の小テストなどで頑張っていた友人は、2年生になったら、よりレベルが高いクラスに上がっていた。(環境学部・女子学生)」という学業に関するものや、「アルバイトをしている友人が多く、バイト未経験の自分とは、時間やお金の大事さの意識も、社会経験も大きく差がついているとつくづく感じる。(教養学部・男子学生)」という経済力や社会経験に関するもの、また交友関係に関するものなどさまざまだった。 「差がついた」と感じるのはネガティブな内容ばかりではなく、「クラスメートたちより頭一つ抜け出た気がする。(造形学部・女子学生)」という声や、「アルバイトのシフトをたくさん入れたので、貯蓄額は周りより多いと思う。(健康メディカル学部・男子学生)」という声が挙げられたことから、大学1年次に頑張ったことが少しずつ結果として現れていると感じている学生も見受けられた。