2024/12/24 08:42:26
貴方とクリスマスを一緒にお祝いできた。
ふたりで過ごすのは何回目になるだろう。
出逢って一年目と同じ温度差で貴方は私を
いつも大事にしてくれる。
不思議なくらいずっとなにも変わらない。
誕生日もクリスマスも何年経っても一緒に
ケーキを食べることも欠かさない。
出逢った頃、
お祝いのケーキは小さなショートケーキを
ふたつ買えばいいと思っていた私に対して
貴方はホールケーキにしようと言った。
ケーキを食べる前に、大抵は食事もしていて
その後にホールケーキを食べるのは正直苦しい。
私はショートケーキの大きさで充分なのにと
思いながら貴方に理由を訊ねた。
「本来はひとつのケーキを分かちあって食べる
という意味があるから、ひとつのものを一緒に
分け合って食べたい」
それからどんなに小さくてもひとつのケーキを
買ってふたりで食べている。
それにしても食べ切ったお腹はパンパンである。
流石にそろそろショートケーキでいいのでは?
と思うけれど、、、
それでも、貴方と食べるひとつのケーキが幸せ。