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賢く住替え
猫や犬などのペットを飼うことができるペット可能物件。可愛いパートナーが自宅にいると家に帰るのが今よりずっと楽しくなります。
犬や猫がフローリングで滑らないように施工されている物件や、汚れがつきにくいコーティングが塗られている物件など、ペットと幸せに暮らすことのできるお部屋を見つけましょう。
キャットタワーのあるデザイナーズマンションなど、新生活の妄想が膨らんでしまいます。
(設備についてはそれぞれの管理会社にお問い合わせください)
今回は少し視点を変えて、ペット可能ではない賃貸物件でペットを飼うとどうなるのか解説していきたいと思います。
「部屋の中だし、バレないだろうから内緒で飼ってしまおう!」と思う人が中にはいるかもしれませんが、それはNGです。契約違反に当たります。
内緒でペットを飼っていて見つかってしまった場合どのようになるのか、例をあげていきます。
■ペット不可の物件で入居中に発覚した場合
これは契約違反に該当します。猶予を与えられず即刻退去を言い渡される場合もあります。
「明日出て行って下さい」と言われても、契約違反に該当するので対抗出来る余地はありません。即刻退去、これはかなり困難な状況になります。
次の部屋がすぐに見つかったとしても賃貸には入居審査などがある関係で即日での入居は出来ません。最悪、荷物も出されて行き場所が無くなってしまう、というケースも考えられます。大家さんに「少し待って下さい」と言っても難しいでしょう。
■退去時にペットを飼っていることが発覚した場合
このような場合、通常の原状回復費用以上に費用がかかることが予想されます。きちんと掃除すれば大丈夫だろうと考える人もいると思いますが、プロの職人さんの目は誤魔化せません。
排水口に残るペットの毛、臭いなどで発覚することが多いようです。
部屋に臭いなどが付いてしまっている場合などは壁紙の全交換ということもあります。
引っかき傷などでフローリング・幅木を傷つけてしまった場合などは負担費用はさらに増えることになります。
ペット可能ではない物件でペットを飼うのは契約違反です。「見つからなければ」と思う人もいると思いますが、そのリスクは非常に高いものになります。
ペット飼育可・不可の基準点は契約書に記載される「使用用途」にあります。
まれに仲介する不動産屋さんが「大丈夫ですよ!」と口約束するケースもあるようですが、契約書に記載がなければ契約違反になるので気をつけましょう。
賃貸借契約では、使用用途の定めについて記載があります。
「住居のみとしての利用」「事務所としての利用」「事務所としての利用は不可」など、どのようにこの部屋を使うのか契約で決められています。ここにペットの飼育、楽器の演奏などについても決められています。
「どこを見れば良いの?」という人もいると思います。このような人は重要事項説明書をチェックしましょう。契約手続きの時に説明を受ける「重要事項説明書」は、契約内容の「重要なこと」が見やすくまとめてあります。契約書に慣れていない人は「重要事項説明書」でチェックすることをおすすめします。
賃貸の契約違反は重いペナルティーが課せられます。
そもそもそういった事態にならないように、ペット飼育可能物件で幸せな生活をおくれるようにしましょう。
門傳 義文 株式会社ラインズマン代表取締役
宅地建物取引主任士、ファイナンシャルプランナー
「不動産をわかりやすく伝える」をコンセプトに、不動産会社「ラインズマン」を設立。メディア「暮らしっく不動産」を運営するほか、相談者とともに悩み、考える住まい選びの“プロ”として活動している。趣味はサッカーと音楽(ベーシスト)。ベースの教則本も執筆している。
気になるペット飼育可能の物件を見つけたら、まずは不動産会社へ気軽に問い合わせてみましょう。
早い会社だと数分から数時間で回答が届きます。
間取り図だけでは分かりにくいポイントは直接現地を見て確認することをオススメします。
ご近所の状況や日当たりなど積極的に確認すると良いでしょう。
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