コーヒーフランチャイズであるハリスが海外2番目の店舗としてオープンした日本の大阪本町店が「オープンラン」現象を起こし、日本人の間で注目を集めている。 日本のカフェではなかなか見られないコンセントとWi-Fiなど「Kカフェ」特有の便宜施設を備えたおかげだという分析が出ている。
ハリスは7日、日本の大阪に2番目の海外売場である本町店をオープンしたと発表した。 これに先立って昨年5月、海外1号店である大阪難波店をオープンしたのに続き、10ヵ月ぶりに2番目の売り場をオープンしたのだ。 (中略)
店内の座席は約50席で、一人だけの時間のためにカフェを訪れる場合が多い日本の消費者の特性を考慮し、ほとんどの座席を1人席に備えた。
(引用ここまで)
カフェが完全に飽和しきっている韓国での展開を諦め、日本に活路を見いだしているってパターンはいくつかあります。
カフェベネ、マンモスコーヒー、BONTEMPSなんかが進出してますかね。
特にカフェベネは羽田空港に大きな店を構えていたのですが、あっさりと撤退しました。
まあ、最初から「無理じゃない?」とは言われていたのですけども。
マンモスコーヒーは今年になってから、BONTEMPSは去年からだったかな。
んで、その文脈でハリースってお店ができたのだそうですよ。
こちらも去年、大阪に初出店だったそうで。
んで、その2店舗目が大阪本町にできたとのこと。
グッズを配るってことで行列ができたのを「オープンラン!」とかいってますが。
物珍しさで開店直後は行列するのは当たり前のことでしかない。
そのあとどうすんだって話ですけどね。
韓国メディア曰く「日本では電源とWi-Fiを完備しているカフェがないので、その両方を備えている『Kカフェ』にびっくりしているのだ」……だそうですが。
タリーズもスタバもドトールも普通に電源とWi-Fiありますけどね。
なんならすかいらーくグループはほぼあるし。
10年くらい前に「日本に観光競争で負けそうだ。しかし、日本には無料Wi-Fiがないから対抗できる!」とか言ってたことがあるんですよ。
韓国「日本観光の最大の弱点を見つけた! それは無料のアレがないことだ」……え、そこ?(楽韓Web過去エントリ)
まだこの10年前の感覚でいるんですね。東京オリンピックを経て相当な数の無料Wi-Fiがあるのに。
いまだに「日本は無料Wi-Fiがない」くらいの認識。
まあ、隣国とはいえども海外事情なんてこんなもんではあるのでしょうけどね。
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