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なぜジャンプで新連載が生き残れないのかについて

思いつきから派生してどんどんめんどくさい記事になるパターン。

なぜ昨今のジャンプ新連載は
ことごとく討死してしまうのかについての個人的見解。

「つまらないから」では話が終わってしまうので
この結論は除外します。
故に、作品の「質」は
まったくもって度外視した論であることをご了承ください。

やはりKTRの趣味の館さんにお世話になりました。




◆新連載が倒すべき相手

結論から言えば、

「今の連載陣は防御力が高すぎる」

から。

作品の防御力ってなんじゃい、というと、
つまり打ち切りに追い込まれにくい作品ばっかりってこと。


例えば2011年8月現在、
最新の35・36合併号での連載陣をみてみましょう。
現時点で新連載と呼べる作品は

・magico
・花咲一休
・ST&RS
・針栖川

の4つ。
これらの作品がジャンプ誌上で生き残るためには、
レギュラー連載陣のどれかをアンケートで上回り、
その作品を打ち切りに追い込まねばなりません。

が、
そもそもアンケ関係ない(こち亀、ハンター)、
アニメも掲載順も強すぎる(ワンピ、NARUTO)、
アニメ化して掲載順も好調(トリコ、バクマン、べるぜ、スケット、銀魂)、
レギュラーの中でも
これら9作品を打切りに追い込むのはまず不可能。

また、BLEACHとぬら孫は
アニメ放映中かつ単行本売上も考慮すると
打切りがあるとは考えにくい。

リボーンは過去の実績があるから、
仮に打切りが決まったとしても
シャーマンキングやPSYRENのように
話をまとめるための一定の猶予期間は与えられるはずであり、
今すぐに終了になることはたぶんない。

結局、新連載たちが倒さねばならないのは

・黒子のバスケ
・いぬまるだしっ
・めだかボックス
・エニグマ

の4作品のどれか。

ところが、
エニグマ以外の3作品はいずれも2年以上連載していて、
相当数の固定ファンがついている。

これらの作品の掲載順が下がれば、
当然ファン達はアンケートによる援護射撃を行う。
固定ファンがまだついていない新連載が
これら3作にアンケートで勝つのはかなり厳しいと言わざるを得ない。

それこそ、べるぜバブのように
連載開始直後から人気を得ない限りはまず無理。

また、黒子といぬまるは、
現在ジャンプで唯一のスポーツ漫画と純ギャグ漫画なので、
編集部も多少人気が落ちたくらいではおいそれと打ち切りにはできない。
そのジャンルが誌上から絶滅してしまうから。


するってーと、
新連載が戦える相手は結局のところエニグマしかいない。

新連載達の生き残る道は
1:エニグマの代わりに連載枠を勝ち取る
2:開始直後から圧倒的人気を得て次期看板候補に躍り出る

の2つしかない。
これができないのなら、
新連載が始まっては打ち切られ、の流れが永遠に続いていくだけ。


レギュラー連載陣の中に、円満終了しそうな作品があれば、
その枠を受け継いで生き残ることもできそうだが、
新連載にとっては不幸なことに
今の連載陣はどれをみても終わりそうな気配はない。

だもんで、結論としては最初に書いた通り、
今の連載陣の防御力が高すぎる、
つまりは「盤石すぎる」のではないかと。

盤石すぎて、新連載の入り込む隙間があまりにもなさすぎるのでは。


◆プロテクトとアンケート

いつからこんな状況になってしまったのか?
たぶん、昔と今のジャンプでは大きく異なる点が2つある。

1つは、今はあまりにもアニメ化などでプロテクトされている作品が多い。
アニメや大人の事情で打ち切りがあり得ない作品が、
全20連載中11作もあるのだから。

これが昔のジャンプ、
例えば2000年の夏の合併号だったら、
プロテクト作品はわずかに4作品(亀、遊戯王、ワンピ、ハンター)。
ジョジョを含めたとて5作品。現在の半分以下。

1993年も調べてみたけど、プロテクト数は変わらず。
どうも2003年くらいを境に
アニメ化作品数が上昇してきている様子。
このくらいから単純なアンケート結果以外の要素も
考慮されるようになっていったのではなかろうかと。


そして2つ目。
バクマン。がアンケートの裏事情をばらしてしまったこと。

アンケートが意味するところを大勢の読者が知ってしまったため、
昔は本当に作品単位での人気投票にすぎなかったアンケートが、
今では「応援する作品を打ち切らせないための活動」
に変わってきている気がする。

応援する作品には1位票を入れて、
打切りの「防波堤」になってくれそうな不人気作品には
決して票を入れない、みたいな。

これが上で述べた「現行連載陣には固定ファンがいる」
という事項と組み合わさることで、
新連載の勝ち目が絶望的に薄くなるというわけで。
新連載は絶好の「防波堤」だからね。

でもまあ、そのファンの行動を否定しているわけではないですがね。
アンケートの意味が知れ渡ってしまえばこうなるのは自明。
それをバクマン。を通じて世間に広めてしまった
編集部の責任とでも言いましょうか。


◆スロースターター作品の未来

と、まあ、
ここまで述べてきた理由により、
今のジャンプでは新連載は
開始直後からべるぜバブ並の人気を獲得できなければ死、
という状況になっているものと思われます。

しかし、主力か死か、
という二択はあまりにも新人作家にとって過酷な状況ではあるまいか。

現行連載陣の中にも、
連載開始直後は人気が出ず、
あとからジワジワ盛り返してきた作品はたくさんあります。
BLEACH、銀魂、スケット、リボーン、ぬら孫、
めだかに黒子もそうですかね。

現状では、こういった「後で化ける可能性がある作品」
を殺しすぎている気がしてならない。
爆発的人気がとれなければすぐに退場、
という今の状況はなんとかしないと、
今後深刻な後継者不足に陥ると思われますが編集部の人。




テーマ : 週刊少年ジャンプ全般
ジャンル : アニメ・コミック

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>盤石すぎて、新連載の入り込む隙間があまりにもなさすぎるのでは。
むぅ、新連載には厳しすぎる環境ですねぇ。
アニメやってる作品が特に目立ってますし、リボーンなど
長寿作品の場合は、仮に打ち切りが決まっても余裕を見て貰える。
その間に新連載がバタバタと切られてゆくと…。

バクマンのアンケ裏事情ばらしは、影響大きかったでしょうね。
多くの人にとって、アンケの意味「面白かった作品に入れる」が
変わってしまったことでしょう。

結局、新連載の質を上げるより他ないですね、こうなってくると。
画力にしろ内容にしろ、既存の連載を吹き飛ばすレベルのものを
投入しないと、5-10年続く長寿作品には到底及ばないだろうし
1-2年の作品にすら負けてしまうでしょうから。

はじめまして

コメント失礼いたします。確かに今のジャンプは新人にとっては悪い時期かもしれませんね。というか、ジャンプはもしかしたら新人に寛容な雑誌なのではないのかもしれない。考察の中でおっしゃられていたように、今のジャンプの連載陣は磐石な地位を既に築いています。そしてジャンプで連載を勝ち取るためにはそれらを打ちきりに追い込むような面白さと人気を持ち合わせなければならない。psychobindさんはそのためには『エニグマ』を凌ぐ作品を提示しなければならないとおっしゃっておられましたが、私はむしろジャンプ編集部は『ONE PIECE』を凌ぐ才能を探しているような気がします。繰り返しになりますがジャンプの現行連載陣の人気は非常に堅いので、焦る必要はありません。ゆっくりと10年、20年に一人の逸材が出てくるのを待てばいい。ただしその才能を探すことには余念がない。ジャンプが開催する数々の賞にそれがでてるかなぁと思います。つまり週ジャンは「連載を続けていくことで徐々に人気が出てくるような作品」などそもそも求めていない、たった3週でも読者を釘付けにして離さないような強烈な引力を持った作品をただ貪欲に探しているような…そのためには『ナルト』『ONE PIECE』『ブリーチ』辺りでどれか一作品くらい連載終了しなければ難しいと思いますが、要するにジャンプの実情は『バクマン』のそれよりはよっぽど理不尽で、努力より才能と運ありきの世界なのではという。長文失礼しました。

だいたい同意なのですが、過去のジャンプにおいて「ホイッスル!」がアニメ放映中に打ち切りを食らったことがありますので、つい最近まで看板だったBLEACHはともかくぬら孫に関しては打ち切り候補から除外する必要はないかと思います。
ジャンプ編集部がメディアミックスよりもアンケートを優先するのは遊戯王の連載を(ジャンプ本誌で)終わらせたことからも明らかですので。

Re: タイトルなし

pltoさん
コメントありがとうございますm(_ _)m


> >盤石すぎて、新連載の入り込む隙間があまりにもなさすぎるのでは。
> むぅ、新連載には厳しすぎる環境ですねぇ。
> アニメやってる作品が特に目立ってますし、リボーンなど
> 長寿作品の場合は、仮に打ち切りが決まっても余裕を見て貰える。
> その間に新連載がバタバタと切られてゆくと…。

ちょっと過酷な状況ですよねえ。新人さんには。
たしかに長期連載を突然打ち切るのは問題なので
猶予期間があるのもやむなしだと思うんですが、
難しい所。


> バクマンのアンケ裏事情ばらしは、影響大きかったでしょうね。
> 多くの人にとって、アンケの意味「面白かった作品に入れる」が
> 変わってしまったことでしょう。

今の読者はもう、
贔屓作品を生き残らせるための作戦として
アンケートを使用してきてるでしょうしねー。
バクマン。はアンケ結果に
余計なバイアスをかけてしまったと思います。


> 結局、新連載の質を上げるより他ないですね、こうなってくると。
> 画力にしろ内容にしろ、既存の連載を吹き飛ばすレベルのものを
> 投入しないと、5-10年続く長寿作品には到底及ばないだろうし
> 1-2年の作品にすら負けてしまうでしょうから。

ですね。
真っ当な打開策はやはりそこになりますか。

プロテクトとか固定ファンとか
関係ないくらい面白い物を描けばいいってことですからねー。
それが難しいんですが。

「そこそこ面白い作品」は今の編集部からは
求められてないってスンポーなんでしょうかね。

Re: はじめまして

しょうこさん
はじめまして~
コメントありがとうございますm(_ _)m


> コメント失礼いたします。確かに今のジャンプは新人にとっては悪い時期かもしれませんね。というか、ジャンプはもしかしたら新人に寛容な雑誌なのではないのかもしれない。考察の中でおっしゃられていたように、今のジャンプの連載陣は磐石な地位を既に築いています。そしてジャンプで連載を勝ち取るためにはそれらを打ちきりに追い込むような面白さと人気を持ち合わせなければならない。psychobindさんはそのためには『エニグマ』を凌ぐ作品を提示しなければならないとおっしゃっておられましたが、私はむしろジャンプ編集部は『ONE PIECE』を凌ぐ才能を探しているような気がします。繰り返しになりますがジャンプの現行連載陣の人気は非常に堅いので、焦る必要はありません。ゆっくりと10年、20年に一人の逸材が出てくるのを待てばいい。ただしその才能を探すことには余念がない。ジャンプが開催する数々の賞にそれがでてるかなぁと思います。つまり週ジャンは「連載を続けていくことで徐々に人気が出てくるような作品」などそもそも求めていない、たった3週でも読者を釘付けにして離さないような強烈な引力を持った作品をただ貪欲に探しているような…そのためには『ナルト』『ONE PIECE』『ブリーチ』辺りでどれか一作品くらい連載終了しなければ難しいと思いますが、要するにジャンプの実情は『バクマン』のそれよりはよっぽど理不尽で、努力より才能と運ありきの世界なのではという。長文失礼しました。
今の状況を編集部が望んで作り出しているとしたら、
仰られる通り「超大型新人」をこそ探し出そうとしてるのかもしれませんね。

今だと新連載がエニグマを上回っても、
結局、その新連載がエニグマポジションに収まって
新連載と戦う役目になるだけですからねえ。

今の連載陣が盤石、と言うのは確かに、
裏を返せば今くらいの人気を
長いこと維持できるってことでもあるので、
「そこそこの作品」よりは「時期看板」こそが必要なのでしょうね。

バクマン。世界では
新人作家たちが誌上を席巻していることを考えると、
現実はバクマン。ほど甘くはない、
のかもしれませんね。

Re: タイトルなし

Tさん
コメントありがとうございますm(_ _)m

> だいたい同意なのですが、過去のジャンプにおいて「ホイッスル!」がアニメ放映中に打ち切りを食らったことがありますので、つい最近まで看板だったBLEACHはともかくぬら孫に関しては打ち切り候補から除外する必要はないかと思います。
> ジャンプ編集部がメディアミックスよりもアンケートを優先するのは遊戯王の連載を(ジャンプ本誌で)終わらせたことからも明らかですので。

おおっと、ホイッスルの件は初耳でした。
情報ありがとうございます。

アニメ化しているからといって
100%安全と言うわけでもないようですね。

遊戯王は円満終了でしたが、
あれもアニメ放映中に連載終了してましたね確か。

はじめまして

はじめまして。
個人的には、既に賞味期限の切れてしまっているこち亀と
ハンターハンターをなぜ編集部が延命させているのかがよくわからないんですよ。
私はこち亀もハンターハンターも特別嫌いという訳ではありませんが、問題なのは新人作家の可能性を潰してまでジャンプに居座ろうとしている秋本氏と富樫氏の姿勢です。

めだかなんかは、時期が時期なら即効で打ち切られてた典型でしょうねえ・・・(原作付きなのにアンケ低い、コミックス売り上げも微妙)とらぶるなんかが打ち切り食らってた事考えるとボーダーは相当下がってる感じがします。
それでも後発がことごとく自爆してノルマン現象すら乗り越えて中期連載にまでなってしまっているわけで、今後も新人がこのラインも超えられないとなると人材不足は相当深刻ですね。

あと横レスですがこち亀やハンタが続くのは超単純な話、人気があって売れるからですよね。各個人の感想だとか個人的に作者の態度をどう思うとかは関係ないです。
結局読者の方も全体的に保守的になってるって事じゃないでしょうか。長く続いているものは既に評価が安定しているから安心してみていられる。だからコミックスも続けて買うしアンケも出す。
でも新連載は1から評価しなきゃならない。せっかくコミックス買っても中途半端に終ってしまうかもしれない。その上次々新連載が討ち死にするもんだから、新連載を支持しようとしてた人も「期待してたのに→期待して損した→始めから期待しない」という悪循環に陥っている気がします。

まぁこち亀はある意味高年齢層の人をジャンプ縛り付けておく為であると思いますが
他はどうかと思います

正直アニメ化云々よりも編集部のワガママや贔屓で続けてる作品も多い気がしてなりません

めだかボックスなんて売上もあまりなく順位も下
表紙になったのなんて一回だけなのに連載が続いてるなんてきっとたぶんおそらく編集部のワガママですよ

ハンターハンターも編集部がファンに違いないです

銀魂もリボーンも編集部に腐女子が居るに違いない

トリコも作者が編集部と仲良しに違いない

バクマンはジャンプの宣伝漫画に違いない

過去の友情、努力、勝利が足枷に違いない

新人用の枠で考えるとたしかにそうなるのかも知れませんね。
でも、ギャグかスポーツの分野で戦うなら、いぬまるか黒子を上回れば良いとも読めるのですがどうですか?

ところで、ジャンプの雑誌運用の仕方として、「続きはWebで」形式の1p作品や見開き作品の掲載をするなら、枠自体の拡張が見込めたりする気がします。

マンガはコミックスが売れないと利益が出ないという話を聞いた事があります。
逆に無理に連載していなくとも、宣伝さえ成立すればコミックオンリーの作家も成立するのではないでしょうか。
そのポジションに一番近そうなのが富樫先生のような気がしますw

そのための媒体としてジャンプ等が機能すれば、新人さんへの道は拓きやすくなるのかもしれませんね。

興味深く読ませて頂きました。
最近は各連載作品の長期化傾向が顕著ですね。
00年くらいまでは看板作品でも30巻程度で完結するものだったのに、今は中堅作品でも普通にそれを超えています。
連載の入替りサイクルが遅くなれば、当然、若い新規読者の入りにくい土壌になっていくでしょう。
少子化を背景にした生き残り販売戦略と推測しますが、あまりいい傾向ではないと思っています。

実に個人的な感想を言うと、記事内で挙げられたアニメ化プロテクト枠はバクマン以外全滅してもなんも痛くないんですよねぇ。
アニメは採算面から1クール乱立方針ゆえ常にネタ不足。
なので微妙な作品もガンガンアニメ化していきますからね・・・

psychobindさんはじめまして

はじめまして コメント失礼します。

確かにこうしてみると作品の固定化が強まってるのが分かります。これからは別冊のジャンプSQとかに価値は高まっていくんじゃないかなぁ

めだかを過大評価しすぎですね
あなたはブリーチを最初は人気無かったが、人気上げるまでに打ち切られる漫画があったから時間かけて人気出したように書いてますが、ブリーチが一番人気やばかった時期にはアニメ化してたホイッスルが打ち切られてたんですよ。
当時は今よりずっと生存競争が過酷で、ブリーチ以外はホイッスルと新連載のソードブレイカーくらいしか打ち切りにできる漫画はありませんでした。(たけしは明らかに円満待ちで、例の事件が無ければ終了まで待ってもらえたはず)
それでもブリーチは最低限の人気を取り続けてホイッスルに勝ったんです。
めだかを追い落とすのはコミックス売り上げをみてもアニメプロテクト有無という点でも、ホイッスルよりはるかに簡単だと思います。

そろそろ月刊の2軍誌(ジャンプSQではない。)が必要な時期に来たのかもしれません。
新人育成にも使えるし、ある程度続いた作品を打ち切る時にこちらに移動させる手段としても使用できます。

媒体は電子・ネットでも良いと思います。

ブリーチ、リボーン、ぬら孫を2軍誌に移動させて、本誌で新人の生き残らせる枠を作らないと、後釜がいつまでたっても作り出せないと思います。

新人は赤丸で試してから本誌に上陸、
というパターンがあるから
中途半端な新人育成枠はいらないと思います。

アンケートは取れないけどコミックスだけ売れる作品は
スクエアやウルトラに送ればいいんだし

めだかはファン層が他と違いオタク寄りなはず。
(アキバではコミックでワンピースよりめだかが大量に積んであったりした)
異なる客層をキープするという意味で
連載が続いてるんではないかなぁ

ジャンプの編集の人から直接聞いたんだけど
今の新人は面白そうな設定作ってくるのは上手いけど
キャラが弱いんだと
だから長生きしないのが多いって

その理屈だと純ギャグでいぬまるだしを潰すって選択肢もある気がするけど

Re: はじめまして

隆明さん
はじめまして~
コメントありがとうございますm(_ _)m

> はじめまして。
> 個人的には、既に賞味期限の切れてしまっているこち亀と
> ハンターハンターをなぜ編集部が延命させているのかがよくわからないんですよ。
> 私はこち亀もハンターハンターも特別嫌いという訳ではありませんが、問題なのは新人作家の可能性を潰してまでジャンプに居座ろうとしている秋本氏と富樫氏の姿勢です。

こち亀はやはり、今現在もギネス記録を更新中なので
編集部の方からも秋本先生本人からも
「やめよう」とは言い出しにくくなってるんじゃないですかねえ。

凄いことではあるのですが、長く続きすぎたのだと思います。

ハンターの方は、
あんな形式でもやっぱり単行本は売れてますからねえ。
編集部としては打ち切りたくはないのでしょう。

冨樫先生本人がやめたいと思っているのかどうか、
はちょっとわかんないですね。あまりに不定期すぎてw


Re: タイトルなし

ラットさん
コメントありがとうございますm(_ _)m

> めだかなんかは、時期が時期なら即効で打ち切られてた典型でしょうねえ・・・(原作付きなのにアンケ低い、コミックス売り上げも微妙)とらぶるなんかが打ち切り食らってた事考えるとボーダーは相当下がってる感じがします。
> それでも後発がことごとく自爆してノルマン現象すら乗り越えて中期連載にまでなってしまっているわけで、今後も新人がこのラインも超えられないとなると人材不足は相当深刻ですね。

めだかは確かに時期に助けられたというのもありそうですね。
めだか連載後ちょっとしてから、編集部が急に
新人の作品しか新連載にしなくなったので、
右も左もわからない新人たちが自爆していくことで
めだかは打ち切り回避できていたというのはあるかもしれません。



Re: タイトルなし

ラットさん

> あと横レスですがこち亀やハンタが続くのは超単純な話、人気があって売れるからですよね。各個人の感想だとか個人的に作者の態度をどう思うとかは関係ないです。
> 結局読者の方も全体的に保守的になってるって事じゃないでしょうか。長く続いているものは既に評価が安定しているから安心してみていられる。だからコミックスも続けて買うしアンケも出す。
> でも新連載は1から評価しなきゃならない。せっかくコミックス買っても中途半端に終ってしまうかもしれない。その上次々新連載が討ち死にするもんだから、新連載を支持しようとしてた人も「期待してたのに→期待して損した→始めから期待しない」という悪循環に陥っている気がします。

横横レスですが。

ハンターは間違いなく人気で特別待遇を勝ち取ってる例ですよね。
漫画は面白ければいいんだ、という。
さすがに休みすぎとは思いますがw

続いているもののほうが安心して買える、というのは確かに。
漫画だけでなく、他の娯楽でもそう言われてますよね。
映画とかゲームとかも
完全新作よりは続編もののほうに力入れてますし。

やっぱ「期待しててダメだったら嫌だから」
という思考に消費者はなりやすいんですが、
それだと業界に未来はないんですよね。難しい所。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> まぁこち亀はある意味高年齢層の人をジャンプ縛り付けておく為であると思いますが
> 他はどうかと思います
> 正直アニメ化云々よりも編集部のワガママや贔屓で続けてる作品も多い気がしてなりません
> めだかボックスなんて売上もあまりなく順位も下
> 表紙になったのなんて一回だけなのに連載が続いてるなんてきっとたぶんおそらく編集部のワガママですよ
> ハンターハンターも編集部がファンに違いないです
> 銀魂もリボーンも編集部に腐女子が居るに違いない
> トリコも作者が編集部と仲良しに違いない
> バクマンはジャンプの宣伝漫画に違いない
> 過去の友情、努力、勝利が足枷に違いない

こち亀は仰る通り、
年齢高めの読者が久々にジャンプを手に取ったときに
安心して読める漫画ということで残している、って線はありえそうですよね。

ですがまあ、名前の挙がっている作品のうち
めだか以外は単行本売上できっちり結果だしてますんで
続くことはそこまで不思議とは感じません。
続きすぎ、というのであれば確かにそうかもしれません。

めだかは他のコメントでもあったんですが、
めだか連載後しばらくして、
始まる新連載が新人作家のものばっかりになったんで
それらよりは人気があった、ということになるでしょうね。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> 新人用の枠で考えるとたしかにそうなるのかも知れませんね。
> でも、ギャグかスポーツの分野で戦うなら、いぬまるか黒子を上回れば良いとも読めるのですがどうですか?

これはまさに仰られる通りです。
ギャグあるいはスポーツ枠プロテクトがあるのだとすれば、
同じジャンルで勝負すれば相手の優位性は消えるでしょうね。

まあ、こないだサッカーでそれをやって3連敗しましたが・・・


> ところで、ジャンプの雑誌運用の仕方として、「続きはWebで」形式の1p作品や見開き作品の掲載をするなら、枠自体の拡張が見込めたりする気がします。
>
> マンガはコミックスが売れないと利益が出ないという話を聞いた事があります。
> 逆に無理に連載していなくとも、宣伝さえ成立すればコミックオンリーの作家も成立するのではないでしょうか。
> そのポジションに一番近そうなのが富樫先生のような気がしますw
>
> そのための媒体としてジャンプ等が機能すれば、新人さんへの道は拓きやすくなるのかもしれませんね。

おお、言われてみればweb連載という方法もありましたね。
サンデーがよくやっているという。

実在の雑誌への移籍とかしか考えてなかったんですが、
web連載ならページ数の都合もないですし、
費用も安いですし、なかなか連載枠の確保としてはいいかもしれませんね。

仰る通り単行本こそが漫画ビジネスの要ですので、
冨樫方式wとまではいかなくても、
本誌で人気取れなかった作品はwebで不定期連載、
単行本で収益獲得を狙う、というのは
新人育成という意味でもビジネス的にもよさげですね。

ジャンプはせっかくホームページに力入れてるのですし、
web連載を考えてもいいと思うんですけどねえ。どうなんでしょう。


Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> 興味深く読ませて頂きました。
> 最近は各連載作品の長期化傾向が顕著ですね。
> 00年くらいまでは看板作品でも30巻程度で完結するものだったのに、今は中堅作品でも普通にそれを超えています。
> 連載の入替りサイクルが遅くなれば、当然、若い新規読者の入りにくい土壌になっていくでしょう。
> 少子化を背景にした生き残り販売戦略と推測しますが、あまりいい傾向ではないと思っています。

スラムダンクが30巻ちょっとで完結というのが
今からすると短すぎるくらいに感じてしまいますものね。

編集部としても人気連載はなかなか手放したくないのでしょうが、
若い読者や作家のためにも
作品の新陳代謝はもうちょっと活発にしたほうがよいかもしれませんね。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> 実に個人的な感想を言うと、記事内で挙げられたアニメ化プロテクト枠はバクマン以外全滅してもなんも痛くないんですよねぇ。
> アニメは採算面から1クール乱立方針ゆえ常にネタ不足。
> なので微妙な作品もガンガンアニメ化していきますからね・・・

なるほど。
最近の連載陣でアニメ化作品が多いのは
そういったアニメ業界の方針も関係あるのですかね。


Re: psychobindさんはじめまして

ご飯46%さん
はじめまして~
コメントありがとうございますm(_ _)m

> はじめまして コメント失礼します。
>
> 確かにこうしてみると作品の固定化が強まってるのが分かります。これからは別冊のジャンプSQとかに価値は高まっていくんじゃないかなぁ

SQや増刊・別冊なんかは
本誌とは違うタイプの作品を率先して載せるようにしてほしいですね。
あとジャンプ本誌からの移籍も受け入れてもらえると。



Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> めだかを過大評価しすぎですね
> あなたはブリーチを最初は人気無かったが、人気上げるまでに打ち切られる漫画があったから時間かけて人気出したように書いてますが、ブリーチが一番人気やばかった時期にはアニメ化してたホイッスルが打ち切られてたんですよ。
> 当時は今よりずっと生存競争が過酷で、ブリーチ以外はホイッスルと新連載のソードブレイカーくらいしか打ち切りにできる漫画はありませんでした。(たけしは明らかに円満待ちで、例の事件が無ければ終了まで待ってもらえたはず)
> それでもブリーチは最低限の人気を取り続けてホイッスルに勝ったんです。
> めだかを追い落とすのはコミックス売り上げをみてもアニメプロテクト有無という点でも、ホイッスルよりはるかに簡単だと思います。

まず、「開始直後は人気が"出なかった"」という書き方は
誤解を生む表現だったと思います。申し訳ない。
BLEACH含め、最後に名前を挙げた作品は、
「最初からずっと人気だった作品」
「開始当初から"現在ほどの人気があった"わけではない作品」
の2つにわけたときに、
後者に属するであろう作品の例として挙げただけです。

あと、めだかが新人作品の壁になるのは
売上やプロテクトというよりは、
「固定ファンの数の差」によるもののほうメインで扱っておりましたので、
そんな過大評価していたつもりはないです。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> そろそろ月刊の2軍誌(ジャンプSQではない。)が必要な時期に来たのかもしれません。
> 新人育成にも使えるし、ある程度続いた作品を打ち切る時にこちらに移動させる手段としても使用できます。
>
> 媒体は電子・ネットでも良いと思います。
>
> ブリーチ、リボーン、ぬら孫を2軍誌に移動させて、本誌で新人の生き残らせる枠を作らないと、後釜がいつまでたっても作り出せないと思います。

1軍2軍制度みたいにして、
新人にチャンスを与えると共に
中途半端な打ち切り終了も防げるわけですね。なるほど。

他のコメントでもありましたが、web連載という形式でもよさそうですね。
なんとか作品を中途半端に終わらせずに
新人の枠を作ってやるためには、やはり移籍が最善手でしょうか。


Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> 新人は赤丸で試してから本誌に上陸、
> というパターンがあるから
> 中途半端な新人育成枠はいらないと思います。

増刊がすでに新人育成の場になっているから
本誌でわざわざやってやる必要はない、ということですね。
一理あるかと思います。

まあでも、読切と連載は勝手が違うらしいので
増刊で人気だったものが連載でも人気とは限らないのが
難しい所ですが。


> アンケートは取れないけどコミックスだけ売れる作品は
> スクエアやウルトラに送ればいいんだし

やはり他誌への移籍が
現状を打開するための方法としては最善ですかねえ。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> めだかはファン層が他と違いオタク寄りなはず。
> (アキバではコミックでワンピースよりめだかが大量に積んであったりした)
> 異なる客層をキープするという意味で
> 連載が続いてるんではないかなぁ

たしかに、西尾先生は
現作家陣で唯一、ジャンプでの連載以外にも
作品を持っている方ですし、
そちらのファン層を取り込むための措置と言うのも
あるのかもしれません。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> ジャンプの編集の人から直接聞いたんだけど
> 今の新人は面白そうな設定作ってくるのは上手いけど
> キャラが弱いんだと
> だから長生きしないのが多いって

初期の亜城木や七峰くんみたいな作家ばっかりってことですね。

読切でやるぶんには設定で押し切れるのかもですが、
連載になるとキャラの弱さとかが響いてくるんでしょうね。


Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m

> その理屈だと純ギャグでいぬまるだしを潰すって選択肢もある気がするけど
他コメントでもありましたがまったくそれはその通りですね。
同じジャンルで勝負するのは
1つの作戦としてアリだと思います。

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アニメ化作品が増えたのは、ジャンプ自体の売上が落ちた結果なのかもしれませんねぇ。
収入源として考えれば、昔と同じように放映中に打ち切りってのも考えられないようなきがします。

なんて横からすんません。

Re: タイトルなし

なんとなくさん
コメントありがとうございますm(_ _)m

> アニメ化作品が増えたのは、ジャンプ自体の売上が落ちた結果なのかもしれませんねぇ。
> 収入源として考えれば、昔と同じように放映中に打ち切りってのも考えられないようなきがします。
>
> なんて横からすんません。

アニメ化は作品のいい宣伝になりますからね~
アニメ化することで単行本や本誌の売り上げ増につなげようという
編集部の狙いはあるんでしょうねきっと。



アニメ側の都合も多分にあると思います
「人気コミック」のアニメならそれなりに見てくれる人もいるでしょうから下手にオリジナルに手を出して失敗のリスクも減らせますし
アニメは原作不足だって話もあるみたいだからアニメ化する作品が多いんでしょう
ストック的な問題からアニメ化のしやすさはラノベなんかのほうが良いみたいですけど

個人的にジャンプ漫画でアニメ化の意義が一番あったのは銀魂ですかね
明らかにアニメに負けじと暴走する回があったりしますから
アニメもアニメでいつ打ち切り食らってもおかしくない暴走ぶりで作者とアニメ制作陣の殴り合いをみてるようで楽しいです
さながら夢枕獏と板垣退助の関係みたいな

Re: タイトルなし

palさん
コメントありがとうございますm(_ _)m

> アニメ側の都合も多分にあると思います
> 「人気コミック」のアニメならそれなりに見てくれる人もいるでしょうから下手にオリジナルに手を出して失敗のリスクも減らせますし
> アニメは原作不足だって話もあるみたいだからアニメ化する作品が多いんでしょう
> ストック的な問題からアニメ化のしやすさはラノベなんかのほうが良いみたいですけど

アニメ化できる作品が少なくなってきてる、というのは良く聞きますね。
製作会社側もジャンプの長期連載作品なら
ある程度は安定した人気が見込めるでしょうしね。


> 個人的にジャンプ漫画でアニメ化の意義が一番あったのは銀魂ですかね
> 明らかにアニメに負けじと暴走する回があったりしますから
> アニメもアニメでいつ打ち切り食らってもおかしくない暴走ぶりで作者とアニメ制作陣の殴り合いをみてるようで楽しいです
> さながら夢枕獏と板垣退助の関係みたいな

銀魂はアニメと原作が張りあって
よりよいライバル関係を築けていると思いますw
空知先生もよくアニメネタ引っ張ってきてますしね。

銀弾はおもしろいけどドラゴンボールのぱくりダメ

Re: タイトルなし

trtyさん
コメントありがとうございますm(_ _)m

> 銀弾はおもしろいけどドラゴンボールのぱくりダメ
銀魂はいつもギリギリのネタ使ってきますからねえ。

2013年初めの現在、当時の記事を見るとジャンプも変わったな、と思います
「盤石」を誇った連載陣が次々陥落し、NPGが台頭しました。なぜ、NPGは中堅との戦いに勝ち抜けたかについて思ったことを書きます

2012年まで、ジャンプの中堅を担ってきたのは、07年末から09年初めに始まった作品です。仮にトリコ世代としておきます。1年以上続いたのが9作品、アニメ化したのが8作品、トリコ・バクマン・ぬらりなど、看板・主力作品も輩出しました。
なぜこの時期は大豊作だったのか?

それは、編集長の交代があったからだと思います。豊作とされる2004年の前年に編集長の交代がありました。2008年にも、茨木編集長から佐々木編集長へ交代がなされました

この2008年頃、主力・中堅だったDグレ・ネロウ・トラブル・ムヒョなどが終了します。代わりに出てきたのがトリコ世代でした

編集長の変わり目に有力な新連載が出てくるのには、次のような理由が考えられます

まず、中堅の再考がなされる。邪推ですが、編集長の考えで生き残る作品が変わることもあると思います。この作品は将来性があるとか、コミックが売れてるとか、完成度が高いから、というアンケート以外の理由です。
しかし、編集長が変わると、そのような旧“編集長プロテクト”が通じなくなります。それにより終わる中堅が出てくるのでしょう

次に、これも邪推ですが、新しい編集長は、先代の元で育った作品を、自分の体制で始まった新連載と入れ替えようとする傾向があるのではないかと思います
最近の掲載順を見ても、上位8位は三看板とNPGで占められ、中堅は下位に追いやられています。

そして、編集長の目に留まる作品も変わるのでしょう。将来の編集長も、一編集者として、まだ日の目を見ていないイチオシの連載候補を持ってると思います。その編集者が編集長になると、一気に連載が実現し、豊作になるのでしょう。しかし、長く努めると編集長イチオシの作品が出尽くします。しかし、編集長の好みは変わらないので、同じ方向性であまり人気が出ない新連載が増え、不作になるのだと思います

NPGは、このように編集長の変わり目に出てきたので、盤石な連載陣に食い込むことができたのでしょう。実際に12年は人気作が次々と終了していきました

このように、NPGが恵まれた時期にいたのは間違いないでしょう。
今後数年は
黒子・暗殺は看板(候補)
ハイキュー・ニセコイ・斉木は主力として、ジャンプを担っていくと思います

上と同一人物です

>そろそろ月刊の2軍誌(ジャンプSQではない。)が必要な時期に来たのかもしれません。 新人育成にも使えるし、ある程度続いた作品を打ち切る時にこちらに移動させる手段としても使用できます。

これについて、私も同じことを考えたことがあります。
ます、ジャンプは専属契約を作者と結んでいます。その契約がある限り他誌での連載や、それに関する交渉もできないそうです。
そこで控え組の生活保障や練習として、専属契約に違反しない二軍があってもいいのではないかと思います

また、本当は将来性があるのに、アンケートが悪いからと打ち切られる作品が、実は山のようにあると思います。誰も分からないだけで。後から人気が出る作品を救済するためにも、二軍は必要だと思います。

また、二軍は本誌の回転率を上げると思います。惜しい作品や落ちぶれた作品をいつまでも抱えなくて良いのですから。

しかし、問題点として、次のようなことが考えられます。

まず、採算がとれるか、ということです。二軍の試合を見にいくのは、近所の人かマニアックなファンぐらいです。WJの二軍色が強いと、掲載作品のファンか、そっち系のマニアぐらいしか読まない気がします。

そして、WJの売上に響かないか、という心配もあります。〜が終わった、けど二軍行った。今度から二軍読もう、とならないか

ちなみに二軍を作るとしたら、ブリーチ・めだか・クロガネ(以上,三看板)・クロスマネジ・伊達・ハンターあたりがいくことになりそうですね。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m


> 2013年初めの現在、当時の記事を見るとジャンプも変わったな、と思います
> 「盤石」を誇った連載陣が次々陥落し、NPGが台頭しました。なぜ、NPGは中堅との戦いに勝ち抜けたかについて思ったことを書きます
>
> 2012年まで、ジャンプの中堅を担ってきたのは、07年末から09年初めに始まった作品です。仮にトリコ世代としておきます。1年以上続いたのが9作品、アニメ化したのが8作品、トリコ・バクマン・ぬらりなど、看板・主力作品も輩出しました。
> なぜこの時期は大豊作だったのか?
>
> それは、編集長の交代があったからだと思います。豊作とされる2004年の前年に編集長の交代がありました。2008年にも、茨木編集長から佐々木編集長へ交代がなされました
>
> この2008年頃、主力・中堅だったDグレ・ネロウ・トラブル・ムヒョなどが終了します。代わりに出てきたのがトリコ世代でした
>
> 編集長の変わり目に有力な新連載が出てくるのには、次のような理由が考えられます
>
> まず、中堅の再考がなされる。邪推ですが、編集長の考えで生き残る作品が変わることもあると思います。この作品は将来性があるとか、コミックが売れてるとか、完成度が高いから、というアンケート以外の理由です。
> しかし、編集長が変わると、そのような旧“編集長プロテクト”が通じなくなります。それにより終わる中堅が出てくるのでしょう

なるほど。
編集長の交代とは思いつきませんでした。
編集長になる人によって、
好みの雑誌のカラーとか違ってきそうですし、
影響はあるでしょうね。


> 次に、これも邪推ですが、新しい編集長は、先代の元で育った作品を、自分の体制で始まった新連載と入れ替えようとする傾向があるのではないかと思います
> 最近の掲載順を見ても、上位8位は三看板とNPGで占められ、中堅は下位に追いやられています。
>
> そして、編集長の目に留まる作品も変わるのでしょう。将来の編集長も、一編集者として、まだ日の目を見ていないイチオシの連載候補を持ってると思います。その編集者が編集長になると、一気に連載が実現し、豊作になるのでしょう。しかし、長く努めると編集長イチオシの作品が出尽くします。しかし、編集長の好みは変わらないので、同じ方向性であまり人気が出ない新連載が増え、不作になるのだと思います

編集長も手柄を立てなければ更迭されてしまいますし、
「自分の権限で始めた新連載」を
ヒット作に仕立てようとするんでしょうね。

ただ、編集長権限で掲載順まで操作できるかというと、
なかなか難しそうです。

自分の好きな作品を連載に持っていくことはできそうですが、
現行の作品を「終わらせる」権限って
編集長といえど持っているものなんでしょうかね?


> NPGは、このように編集長の変わり目に出てきたので、盤石な連載陣に食い込むことができたのでしょう。実際に12年は人気作が次々と終了していきました
>
> このように、NPGが恵まれた時期にいたのは間違いないでしょう。
> 今後数年は
> 黒子・暗殺は看板(候補)
> ハイキュー・ニセコイ・斉木は主力として、ジャンプを担っていくと思います

暗殺の看板化は大いに期待できそうですね。
黒子はウインターカップ後に続けるネタがなさそうなのが
ちょっと懸念材料ですが・・・
のこり3作品もみごとにジャンルがバラバラなので
今後のジャンプを引っ張って行ってくれそうです。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますm(_ _)m


> 上と同一人物です
>
> >そろそろ月刊の2軍誌(ジャンプSQではない。)が必要な時期に来たのかもしれません。 新人育成にも使えるし、ある程度続いた作品を打ち切る時にこちらに移動させる手段としても使用できます。
>
> これについて、私も同じことを考えたことがあります。
> ます、ジャンプは専属契約を作者と結んでいます。その契約がある限り他誌での連載や、それに関する交渉もできないそうです。
> そこで控え組の生活保障や練習として、専属契約に違反しない二軍があってもいいのではないかと思います
>
> また、本当は将来性があるのに、アンケートが悪いからと打ち切られる作品が、実は山のようにあると思います。誰も分からないだけで。後から人気が出る作品を救済するためにも、二軍は必要だと思います。
>
> また、二軍は本誌の回転率を上げると思います。惜しい作品や落ちぶれた作品をいつまでも抱えなくて良いのですから。

本誌で続けられなくなった作品を移籍させる媒体があると、
何かと利点がありそうですよね。
銀魂とか、まさに後から火がついたタイプの作品ですし、
続ければ化ける作品も結構な数あるでしょうね。


> しかし、問題点として、次のようなことが考えられます。
>
> まず、採算がとれるか、ということです。二軍の試合を見にいくのは、近所の人かマニアックなファンぐらいです。WJの二軍色が強いと、掲載作品のファンか、そっち系のマニアぐらいしか読まない気がします。
>
> そして、WJの売上に響かないか、という心配もあります。〜が終わった、けど二軍行った。今度から二軍読もう、とならないか
>
> ちなみに二軍を作るとしたら、ブリーチ・めだか・クロガネ(以上,三看板)・クロスマネジ・伊達・ハンターあたりがいくことになりそうですね。

今のNEXTがそれに近いかもしれませんね。
本誌連載作品の完結編とかよく載せてますけど、
それでも売り上げは本誌には遠く及ばないでしょうし。

故に、サンデーのように
雑誌ではなくweb連載として生き残らせる、
という手もありかと思います。
web連載なら本誌への売り上げの影響も少ないでしょうし。

HxHは本気で、
週刊ペースではないところに移籍した方が
安定して連載できるのでは、という気がしてなりませんw

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