Linux ddコマンドでHDDコピー
HDDをまるごと別のHDDにコピーする場合はLinuxのddコマンドが便利です。
CDブートできるKNOPPIXからでも手軽に使えるのがいいですね。
"if"と"of"にはそれぞれコピー元・コピー先のデバイス名を指定します。同容量のHDDで全体をまるごとコピーする場合は物理デバイス名("/dev/sda")で大丈夫です。
ただ、容量などスペックの異なるHDDにコピーする場合には物理デバイスのまるごとコピーではうまくいきませんので、パーティション単位でコピーする必要があります。(物理デバイスをまるごとコピーしてもパーティションが認識できないことが多いです)
その場合はまずコピー先に同サイズのパーティションをfdiskコマンド等で作成しておき、その後でパーティションを1つづつddコマンドでコピーします。
"bs"はコピーする単位(バイト数)です。大きい値の方がコピーは早くなりますが、セクター不良等のエラーがあった場合に、ここで指定したサイズ分コピーされないことになってしまいます。コピー元にエラーが一切ないのであれば大きい値を指定しても問題ありません。また、一般にはセクターサイズの倍数がいいとされています。
"conv"の"noerror"は読み取りエラーがあっても中断せずに続行するという意味になります。"sync"は読み取りエラーがあった部分をゼロで埋めてコピーしてくれます。convを指定する場合はsyncを必ず指定して下さい。syncを付けなかった場合はエラーのあった箇所が詰められてコピーされてしまうためにコピー先のデータが破損します。
※簡単なコマンドとはいえコピー元・コピー先のデバイス名を書き間違えたりすると取り返しのつかないことになるので初心者には全くお勧めできないコマンドです。ベテランでもコマンド入力後に何度も確認し慎重に実行した方がいいですね。
CDブートできるKNOPPIXからでも手軽に使えるのがいいですね。
# dd if=/dev/sda1 of=/dev/sdb1 bs=512 conv=noerror,sync
"if"と"of"にはそれぞれコピー元・コピー先のデバイス名を指定します。同容量のHDDで全体をまるごとコピーする場合は物理デバイス名("/dev/sda")で大丈夫です。
ただ、容量などスペックの異なるHDDにコピーする場合には物理デバイスのまるごとコピーではうまくいきませんので、パーティション単位でコピーする必要があります。(物理デバイスをまるごとコピーしてもパーティションが認識できないことが多いです)
その場合はまずコピー先に同サイズのパーティションをfdiskコマンド等で作成しておき、その後でパーティションを1つづつddコマンドでコピーします。
"bs"はコピーする単位(バイト数)です。大きい値の方がコピーは早くなりますが、セクター不良等のエラーがあった場合に、ここで指定したサイズ分コピーされないことになってしまいます。コピー元にエラーが一切ないのであれば大きい値を指定しても問題ありません。また、一般にはセクターサイズの倍数がいいとされています。
"conv"の"noerror"は読み取りエラーがあっても中断せずに続行するという意味になります。"sync"は読み取りエラーがあった部分をゼロで埋めてコピーしてくれます。convを指定する場合はsyncを必ず指定して下さい。syncを付けなかった場合はエラーのあった箇所が詰められてコピーされてしまうためにコピー先のデータが破損します。
※簡単なコマンドとはいえコピー元・コピー先のデバイス名を書き間違えたりすると取り返しのつかないことになるので初心者には全くお勧めできないコマンドです。ベテランでもコマンド入力後に何度も確認し慎重に実行した方がいいですね。