競馬場を利用したフリーマーケットは予想通りというかなんというか、やはり普通のフリーマーケットよりも少しディープな世界が広がっていた。「馬とか乗れる体験コーナーとかあるかな、ワクワク」とか行く前は思っていたけど、そんなものは存在しなかった。
大井競馬場のフリーマーケットに行く
関係ないけど久しぶりに東京モノレール乗った。モノレールって無駄にテンション上がる。景色もキレイでいい。
浜松町のすぐ近くだ。
競馬場ではフリーマーケットをやっている場所がいくつかある。競馬が休みの日の会場を利用して行っているらしい。
その中でも大井競馬場では毎週のようにフリーマーケットをやっていて、規模もそこそこ大きいらしいので行ってみることにした。
大井競馬場前に行くのに特急が止まらないのが知らなくて、空港まで一回行った。そのあと空港からまた間違えて浜松町まで特急で戻って20分くらい無駄に消費した。行ってないけど帰りたくなった。
その中でも大井競馬場では毎週のようにフリーマーケットをやっていて、規模もそこそこ大きいらしいので行ってみることにした。
大井競馬場前に行くのに特急が止まらないのが知らなくて、空港まで一回行った。そのあと空港からまた間違えて浜松町まで特急で戻って20分くらい無駄に消費した。行ってないけど帰りたくなった。
大井競馬場駅前で降りて、歩いて5分もしないうちに到着する。
競馬場の中でフリーマーケットが行われているのかと思いきや、会場は駐車場を利用していた。思っているよりもけっこう広いな。
車を止めた場所で、そのまま出店するようだ。頭いいな。これなら搬入も片付けも最小限でできる。
親子連れや、カップル、革ジャンを来たワイルドなおじさん集団、歯が抜けたおばあちゃん、アジア系・南米系・欧米系の外国人、、とにかく色んな人たちがいた。
日本人の店員が、外国人のお客さん相手に「これ100、これ200、値段はステイ!ステイ!!」と身振り手振りを用いて、値引き交渉と必死に戦っているのが早速目に入った。どこでもドアを使っていきなり海外に来たような気分だ。
日本人の店員が、外国人のお客さん相手に「これ100、これ200、値段はステイ!ステイ!!」と身振り手振りを用いて、値引き交渉と必死に戦っているのが早速目に入った。どこでもドアを使っていきなり海外に来たような気分だ。
ブルーシートを敷いて、駐車場の鉄骨を利用してものをぶら下げるのが大井競馬場のフリーマーケットでは基本のようだ。
「おもちゃ箱をひっくり返したような」というのは良く言われる比喩表現であるが、大井競馬場のフリーマーケットを一言で表すなら「押し入れをひっくり返した」みたいな感じだ。
フリーマーケットの定番である洋服ももちろんある。
ただキレイにディスプレイされている店と、本当に「置いてある」だけの店もある。ただ安い。全部300円とか100円とかで売っている。
ゴミ…ではないよな…
動くのかわからないプレイステーション2の山。十中八九動かないんだろうなと思う。
価値があるのかないのか素人には判断できない美術品
バイオリン、エレキギター、アコースティックギター、蛍光灯…という謎の並び。フリーマーケットっぽいな。
一貫性がないように見えるが雛人形のように壇上に置かれる商品達。お殿さまとお姫さま役はラジカセ(白)とラジカセ(ピンク)。
手創りの箸を売っているお兄さんもいた。店によってのクオリティの落差がすごいな。
何に使うのかさえわからない機械類
出店もでていた。こういうところで食べる料理ってなんであんなに旨いんだろうか。
家にあったものをそのまま持ってきているみたいにもので溢れていた。お店に置いてあるというより、本当に「置いてある」だけだ。他人の家を覗いているような気分になってくる。
お店によってクオリティの幅もすごい。ちゃんと「お店」として機能している店もあるし、場所によってはものが置いてあるけど店員が見当たらないところもあった。無法地帯。
お店によってクオリティの幅もすごい。ちゃんと「お店」として機能している店もあるし、場所によってはものが置いてあるけど店員が見当たらないところもあった。無法地帯。
時間が9時から15時までと午前中にやるイベントなので、14時を過ぎた辺りからだんだんと店じまいが始まり、値段が急激に安くなるお店がでてくる。
閉店の時間に近づくと店員のおじさんたちがセールを行い始める。
「こっからここまで全部300円だよー!洋服が300円!コートもシャツもセーターも300円だよー!」
「今からここのお店の品は全部100円!!ワン、ゼロ、ゼロ!ワンハドレット イェーン!」
僕の知らないところで日本の物価が急落したのかもしれない。ここだけ世界が違うのかもしれない。大井競馬場のあとに不安になってユニクロに言ったら、ユニクロのシャツは1900円で売られていた。日本の物価がおかしくなったわけではないらしい。安心した。でもユニクロのシャツが異様に高く感じた。
「こっからここまで全部300円だよー!洋服が300円!コートもシャツもセーターも300円だよー!」
「今からここのお店の品は全部100円!!ワン、ゼロ、ゼロ!ワンハドレット イェーン!」
僕の知らないところで日本の物価が急落したのかもしれない。ここだけ世界が違うのかもしれない。大井競馬場のあとに不安になってユニクロに言ったら、ユニクロのシャツは1900円で売られていた。日本の物価がおかしくなったわけではないらしい。安心した。でもユニクロのシャツが異様に高く感じた。
全部100円のお店で釣り竿を見ていたら、一本だけ野球のバットが混ざっていた。間違い探し?
ゲームソフトも全て100円。中には掘り出しものもあるかもしれない。
一人でぶらぶらと歩いていたけど、日本人も外国人も様々な人たちがいた。今流行っているハンドメイドの商品などのフリマというよりも、昔ながらのこれぞTHE・フリーマーケットが感じられる。
しかし本当にお店によって商品の幅がすごかった。アングラな世界は意外に生活の近くにあるものだな。
しかし本当にお店によって商品の幅がすごかった。アングラな世界は意外に生活の近くにあるものだな。
帰りにモノレールを待っているときに馬が歩いているのが見えた。これも競馬場でのフリーマーケットならではの特権だ。得した気分になった。