フレッシュを手に入れろ
人は誰もがいつかはフレッシュだった。もぎたてと言えばいいのか、たわわに実ったと言えばいいのか、とにかく人にはフレッシュだった時代があるのだ。しかし、時が過ぎると共にフレッシュは色あせて行く。
フレッシュの欠片もない私
フレッシュでなくなってしまった今も、フレッシュを取り戻したいと思う。それが叶う簡単な方法があるのだ。実はスーツを着て、ジャンプをすれば、なんと誰でもフレッシュに戻れてしまうのだ。
フレッシュ!!!!
スーツでジャンプでフレッシュ!
フレッシュすぎて驚いたのではないだろうか。私の内面は何も変わっていない。スーツを着てジャンプをしただけなのだ。それなのに、こんなにもフレッシュ。比べれば、そのフレッシュ具合は一目瞭然だ。
全然フレッシュじゃない!
フレッシュ!!!!!
ジャンプをすればなんでもフレッシュ、というわけではないことが分かったと思う。スーツを着てジャンプをすることが、フレッシュを取り戻す我々唯一の方法なのだ。人工的なフレッシュではあるが実にフレッシュだ。
煽り気味で撮影します!(タイマーで撮影しています)
また撮影は下の方から撮った方がいい。よりフレッシュ感がでるのだ。上を目指すぞ、という気持ちが写真に現れると考えれば、合点が行くだろう。合点がいかなくても、合点がいくと考えるのが、フレッシュなのだ。
こういうジャンプもフレッシュ!!!!!
場所も大切
フレッシュを取り戻すには場所も大切だ。上記からも分かるように、青空バックというのがもっともフレッシュだろう。青空はフレッシュなのだ。曇り空はフレッシュではない。雨もまたフレッシュではない。青空こそがフレッシュなのだ。
これはフレッシュ!!!!
もちろん例外もある。大きなビルをバックにジャンプというのもまたフレッシュなのだ。俺はこのビルのてっぺんを目指すんだ、というフレッシュを写真から感じることができると思う。
銀座のビルをバックはフレッシュです!
逆にスーツでジャンプをしても、フレッシュに見えない場所も存在する。普通の家の前、おばあちゃんの原宿「巣鴨」などがそうだ。いくらこちらがフレッシュでも、フレッシュに見えないのだ。
巣鴨ではフレッシュに見えない
でも、ビルバッグならフレッシュ!!!!!
つまり青空か、大きなビルをバックにスーツを着てジャンプをすれば、フレッシュマンなのである。実に簡単である。フレッシュというものに我々は捕われすぎていた。一度失ったフレッシュはもはや手に入らないと考えていた。しかし、フレッシュは近くにあるのだ。
撮影を近くにいた人にお願いするとさらに楽!
でも、気をつけて!
フレッシュでもない我々がフレッシュを取り戻そうとすると、もちろんリスクは存在する。だって、フレッシュではないのだ。リスクがないと世の中はフレッシュで溢れ出してしまう。リスクに立ち向かう、それがフレッシュなのだ。
足が痛い!
着地で足を痛める。上空でポーズを決めてからでは、ふんわりと着地するモーションが間に合わない。そのため水泳での飛び込みで腹打ちするような着地になる。
本当のフレッシュの頃は、もっとふんわりできたと思うが、所詮は簡易に作られたフレッシュ。もう体が追いつかないのだ。
結果、頭も痛くなる
その衝撃のため、延々にジャンプをしていると頭が痛くなり、薬を飲むことになる。薬とフレッシュは対極にあるのにだ。フレッシュでない我々は、ジャンプは一日3回までと覚えておこう。
でも、写真はフレッシュ!!!!!
フレッシュになれました
フレッシュになりたくてジャンプを繰り返した。こんなにも完璧なフレッシュになれるとは思わなかった。スーツでないジャンプの時と比べれば、そのフレッシュはもはや天下統一の空気すら感じる。春はフレッシュ、そう清少納言も言っていた、らいいのに。