恋人と露天風呂
人気がある風呂「露天風呂」。温泉に行って露天風呂があれば誰しも必ず入るのではないだろうか。場所にもよるが自然に囲まれ、普通の風呂よりも体を、心を、癒してくれる素晴らしき風呂だ。
露天風呂は癒しの空間
そんな露天風呂に恋人と一緒に入れたらどうだろう。他に入浴客はいなくて、二人で露天風呂に入るのだ。「幸せ」以外の言葉が浮かばないような素晴らしい空間になると思う。誰しもそんな思い出を作りたいはずだ。
いくら露天風呂でも、一人では幸せ空間とは言えない
しかし、それには恋人が必要だ。またその露天風呂が混浴でなければ、たとえ恋人がいてもその思い出は作れない。さらに他に入浴客がいてもダメだ。誰かに気を使いたくない。「貸切だね~」とならなければ、恋人とのラブラブの思い出とは言えない。問題は山のようにあるのだ。
もし、こんな人数が一緒に入っていたら幸せ空間とは言えない
これらの問題をすべて解決する方法がある。その方法を使えば、もはや恋人は必要なく、露天風呂さえも必要ない。にも関わらず、「恋人と一緒に露天風呂に入っている」、そんな幸せな写真が撮れてしまうのだ。しかも、とても簡単。その写真を同僚にでも見せて、自慢したらいいのではないだろうか。
自慢できてしまう写真が撮れますよ!
露天風呂に行く
まずは自由に撮影できる誰も入浴していない露天風呂を見つける。そう書くと難しく感じるかもしれない。なにしろ露天風呂は人気の風呂。誰かしら入浴客がいるように思える。しかし、柔軟に考えると簡単に見つかってしまう。露天風呂、要は外なのだ。
見つかりました
上の画像は露天風呂に入っているように見えると思う。もちろん私しか入っていない。まさに「貸切だね~」状態だ。手足を千切れんばかりに伸ばし、ゆっくりと入ることができる。これは私が秘湯を見つけたわけではない。誰にでもすぐに実現可能な露天風呂なのだ。
というか、川なのだ
そう、何も露天風呂に入らなくてもいいのだ。川の上流に行けば露天風呂のような写真は簡単に撮れてしまう。アップで撮るのがポイントだ。引いてしまうと、上のように大学生の男女がキャッキャ言っている船が写り露天風呂に見えなくなってしまう。ただ他に入浴客はいない。川なので誰も入浴していないのだ。貸切だ。
「罰ゲームですか?」と聞かれたが違う。率先してやっているのだ
通常の露天風呂にカメラを持ち込むと怒られる可能性が高いが、コチラはまず怒られない。風呂桶を持ってタオルを巻いて入るだけ。メガネに細工をして曇っているように見せれば、なお説得力が増すだろう。自由にできる露天風呂(川)は簡単に手に入るのだ。
メガネが曇る
紙を貼っただけ
次のステップ「恋人と入る露天風呂」
一人で入る露天風呂と恋人と一緒に入る露天風呂では、後者が圧倒的に羨ましく感じる。しかし、一緒に入る恋人がいなければその羨ましい状況は作れない。でも、恋人はいない。そんなときは、恋人を作り出せばいい。
一人で写った写真は悲しい
たとえば上の画像は一人でカメラのタイマーを使って撮った写真だ。いかにも悲しげな写真となっている。それはタイマーで撮った写真だろうな、という物語を写真から感じるため。つまりタイマーで一人で撮ったとしても、幸せそうな物語を感じられる写真になっていれば、第三者は勘違いしてしまうわけだ。
恋人が撮った写真
どうだろう、写真から物語を感じないだろうか。
恋人と出かけた露天風呂。ほかに入浴客はおらず、カメラが趣味の恋人が無防備な姿の僕にカメラを向けた。僕は何だか恥かしくて「撮るなよ~」と嫌がってみせる。しかし、彼女は「もう~、こっち向いて」といいながらシャッターを押した。
そんな物語をこの写真から感じることができる。
「撮るなよ~」
言ってしまってもいいかもしれない。上の写真を誰かに見せながら「恋人と露天風呂行ったらさ~、恥かしいのに撮られちゃった~、ほらオレの恋人、カメラが趣味じゃん」と。そうすれば恋人と露天風呂に行ったんだろうと誰もが思い、羨ましがられるだろう。
実際は、
こんな感じで、
撮っています
まとめると、風呂桶とタオルを持って川の上流で水に入り、カメラに向こう側に何かを訴える感じで写真を撮る。それだけで、一人なのに「恋人と一緒に露天風呂に入っている幸せそうな写真」が撮れてしまうのだ。
気をつけて欲しいのは、上流の水は体中の感覚が無くなるほど冷たいこと。それさえ耐えれば、一人なのに幸せそうな写真が撮れてしまう。オススメだ。
幸せそう!
本当はこうだけど
この夏の思い出に!
以上のように撮影すれば、誰でも恋人と一緒に露天風呂に入った写真が撮れてしまう。この夏の思い出にもってこい。休み明けに同僚にでも見せればさぞ羨ましがられるだろう。撮れた写真からは、水の冷たさ、本当は一人のような物語は感じない。幸せだけが伝わるのだ。素晴らしき方法なので、ぜひ多くの方に実践していただきたいと思っている。
カヌーの人と目が合って気まずかったりするが、それはすぐに忘れよう!