刹那「何故・・・俺の右上にアナログという文字が浮かんでいるんだ・・・・・



しかも日本放送局より大きいじゃないかッ！」

1月12日より民放各局で表示されるようになった『アナログ』の文字。ビスタサイズで放送されている番組はレターボックス内に表示されるから良いんですけど、ガンダム00はハイビジョン制作されているので、パソコンでキャプチャ用に録画しているアナログ放送だと、どうしても入り込んでしまうんですね・・・困ったもんだ。



ティエリア「刹那は必ず戻ってくる。僕は信じている」

戦況を打開するにはどうしてもダブルオーライザーの力が必要なのだが、刹那は未だ帰還せずにいた。トレミーはカタロンの補給を受けることに。『カタロンに感謝しなきゃ』と言うラッセの横で小さく『ライルにも』と言ったアニュー。ライルは自分がカタロンの工作員だということ話しちゃったのかな？何だか放送されていないところでこの二人進展しているようですｗ

一方その頃、負傷している刹那はカタロンの基地に向かい、
マリナを確認したのも束の間、倒れ込んでしまうのだった。



子刹那「この身を神に捧げ、この聖戦に参加する



神に認められ、神に許された戦士となる」



刹那母「ソラン！」
刹那父「今までどこにいたんだ？！」

夢の世界で刹那は、悲劇を起こしてしまった日に来ていた。

刹那父「何をする！？」
刹那母「ソラン！！」

親に銃を向ける9歳の刹那。そんな過去の自分を止める現代の刹那。



刹那「やめろ！」

子刹那「何をするんだ！！僕は神の教えを守るために！」



刹那「この世界に神はいない！・・・いないんだ・・・・・
お前がしているのは暴力を生み出すだけの卑劣な儀式だ！」



過去の過ちを繰り返さないために自分から銃を奪った刹那は外へと走り出す。
そこにいたのは・・・



刹那「・・・・・ロッ、



ロックオン・・・！？」
ロックオン「刹那、過去によって変えられるのは今の気持ちだけだ。
他のものは何も変わらねぇ。他人の気持ちや、



ましてや命は・・・」

手に持っていたはずの銃がなく、無情にも響き渡る二発の銃声・・・。



ロックオン「刹那お前は変われ、変わらなかった俺の代わりに・・・」



刹那「・・・歌。この歌は・・・・・」

歌が心に染みているような表情の刹那。ロックオンの言葉の方は心に染みたのかな？



刹那「マリナ、ここは・・・」



マリナ「気がついた？ここは私たちの新居よ



ほら！私たちの子供もこんなに大きくなったのよ」
刹那「悪い冗談はよせ・・・。傷に響くだろう・・・」



マリナ「冗談なんかじゃないわ！4年前の、あの夜のこと覚えてないって言うの！？



あなたがくれた手紙にこう書いてあったわ
『人と人が分かりあえる道を、その答えを探してる』って」
刹那「それとは関係ないだろう・・・」



マリナ「分かり合うためには、互いを知ることから始めないと、



その時間くらいあってもいいでしょ？」
「えっ・・あっ・・そ、そうだな・・・。ところであの子供は本当に・・・・・」
マリナ「冗談に決まってるじゃない。笑えない冗談を言ったお返しよ！」
刹那「笑えない冗談？」
マリナ「詳しくはファーストシーズン第7話を見てね」
刹那「・・・・・・・・・・」

子供たちが気を使ってる～。幼くても分かるんだなー



マリナ「それがあなたの戦争を憎む理由？

自分の過去をマリナに話した刹那。



わっ私はね！どこにでもある普通の家庭で育ったわ。
音楽が好きで、出来ればその道に進みたかったけど、
・・・私の血筋の性で・・・アザィデスタンの王女に選ばれてしまって・・・・・」



刹那「確かに。あんたは一国の王女より、音楽を奏でる方が、似合って見える」
マリナ「無理をしていたのかしら、



でもあなたも同じに見えるわ



無理をして戦っている・・・」



池田「ちょっといいかな。君の船がヨーロッパ支部から補給を受けたという情報が入ってね」
マリナ(ちょっと邪魔しないでよ。せっかく良いムードだったのに・・・)
刹那(・・・・・・・・・・



邪魔を、するな！)

池田が入ってきて二人がどう思ったのかは置いといて、トレミーの現在地が分かった刹那は居ても立ってもいられません！



フェルト「敵総数36機。新型のモビルアーマーもいるようです」

接近してくる敵を補足したトレミーは、ただちにガンダムを発進させます。ケルディムがトランザムを発動して威力と射程距離を伸ばした射撃で敵の数を減らしたのち、セラヴィーとアリオスが戦闘に参加するが、



イノベイターのデヴァインが乗るモビルアーマー、エンプラスに苦戦してしまいます。その間にトレミーへの直接攻撃を図る部隊。トランザムが切れてGN粒子をチャージしているケルディムにもどうする事も出来ません。



フェルト「敵部隊接近！射程距離まで0034です！」

まだ武装が使えないトレミー。残るはGNアーチャーのみ。そんな状況でマリーが動きます。



マリー「私に行かせて下さい」

マリーを戦いに巻き込まないことをアレルヤと約束したスメラギさんの心境は複雑です。



刹那「マリナ、今度会ったとき子供たちの歌を、聴かせてくれ」



マリナ「もちろんよ。だからあなたも無事で」

傷が癒えない刹那は痛み止めを打ってまでも仲間のもとへ急ぎます。
そんな刹那を見送るマリナ。ヒロインらしくなってきました。



沙慈「ルイス・・・



やめてくれ！ルイス！」



マネキン「これでソレスタルビーイングも・・・、
・・・司令部からの緊急暗号通信。何だと！



クッ、クーデター・・・



軌道エレベーターが、



選挙されただと！？」
クーデターが起こったと通信が入ったアロウズ部隊は撤退。ソレスタルビーイングにとっては助かりましたが、現状で何故撤退したのか分からないからどうにも解せないメンバー。



刹那「カタロンからの情報。アフリカ・タワーでクーデター。連邦軍が包囲」

トレミーも同じ情報を得て現地に向かうと判断した刹那は一路アフリカへ



刹那「このモビルスーツは・・・！



フラッグじゃない・・・？」



ミスター・ブシドー「アフリカ・タワーでの出来事を知れば必ず会えると信じていた！」



刹那「引け！貴様などにかまってる暇は！」

待ち伏せていたのはミスター・ブシドー！



ミスター・ブシドー「邪険に扱われるとは・・・。ならば君の視線を釘づけにする！



とくと見るがいい！盟友が造りし、



我がマスラオの奥義を！！



刹那「これは・・・！



トランザムッ！」

-END-
スメラギさんが『セラフィムの特性に気づいたかしら？』ってティエリアに聞いてたけど、それはセラフィムがセラヴィーに隠されていることについて？それとも別にまだ隠された能力があるのかな？それにしてもミレイナに毛布をかけるティエリア優しい～。そしてマスラオが赤く輝くとは！疑似太陽炉でトランザムを実証したカタギリは凄い。まさに執念ですね。ハーキュリー大佐がセルゲイに会った理由はクーデターに誘ったわけではなく、逆に参加しないでほしいとお願いするためだったんですね。そして決行されたクーデター。狙われたのはアフリカ大陸中央に建設されたAEUの軌道エレベーター「ラ・トゥール」。正月特番を見た人なら誰もが『軌道エレベーター倒壊、か・・・』の監督の言葉を思い出していた事でしょう。サブタイトルを見ても「悲劇への序章」って・・・、さらにその次は「散りゆく光の中で」ですよ。何か起こりそうな危険な匂いがしますねぇ。エンディングは伊藤由奈「trust you」に変更されました。イントロからエンディングに入らないといまいち盛り上がりに欠けますが、それは毎回の演出によって変わりますよね、きっと。何より映像が素晴らしい！1クールとリンクしてる！静止画が動き出したとき鳥肌が立ちましたよ。ルイスの腕を引く沙慈、銃をリジェネに向けるティエリア、さらに寄り添うアレルヤとマリー、そして近づき合うライルとアニュー、本当素晴らしいと思います。

次回「私は父の様な生き方はしません。それを証明するため、軍人になることを選んだんです。」
#16 悲劇への序曲
アロウズの突然の撤退、それは連邦内部でのクーデター勃発を告げる情報によるものだった。カタロンからクーデターの情報をキャッチした刹那は、ダブルオーの進路をアフリカへと向ける。だがそこで刹那を待ち構えていたのは、新たな機体を携え再び姿を現したミスター・ブシドーだった。