「ソウルキャリバーIV」を初公開――「NAMCO BANDAI EDITORS DAY 2007」：「NAMCO BANDAI EDITORS DAY 2007」

会場はサンフランシスコ市内のクラブを借り切って行われた

　バンダイナムコゲームスは現地時間の6月12日、北米サンフランシスコにおいて2007年の第3四半期以降に発売するタイトルラインアップの発表を目的とした「NAMCO BANDAI EDITORS DAY 2007」を開催した。

　このイベントでは、限定されたプレスを招待し最新情報を公開するとともに、初めてプレアブル出展されるものを含めた最新タイトルを紹介、試遊できるというもの。7月11日〜13日にサンタモニカで行われるE3においても、バンダイナムコゲームスはプレスカンファレンスが開催する予定になっているが、こちらはそれに先駆けて北米のみならず、ワールドワイドに展開するゲームタイトルを対象としている。

　ナムコバンダイゲームスアメリカのCEO岩井誠氏が司会を務める形で進行した今回のイベントでは、今秋発売を予定しているXbox 360用「エースコンバット6 解放への戦火」において専用フライトスティックが周辺機器を製作するホリから発売されることなどが明かされた（ただしこれは米国のみで、日本での発売は未定）。

　岩井氏はまた、会場でのサプライズニュースとして、プレイステーション 3／Xbox 360両機種向けに「ソウルキャリバーIV」を2008年の発売に向けて開発していると、ちょっとだけそのイメージショットを公開した。また、北米で放映されているGONZO制作のアニメ「AFRO SAMURAI」（日本での発売の予定はない）をゲーム化することなどが告げられた。

　会場では、タイトルとイメージイラスト数点の紹介にとどまっているWii用体感剣劇アクション「ソウルキャリバー レジェンズ」の実機デモプレイが行われたほか、Xbox 360用フライトシューティング「エースコンバット6 解放への戦火」やロマンス＆ビューティー「ビューティフル塊魂」（PS3版／Xbox 360版）、そしてナムコのクラシックゲーム9作品を厳選して収録、さらにWii用として作り直された5作品、計14作品が楽しめる「ナムコミュージアム リミックス」の試遊もできた。なお、イベントに出展されたタイトルは以下のとおり。

• 「エースコンバット6 解放への戦火」（Xbox 360）
• 「ソウルキャリバー レジェンズ」（Wii）
• 「NARUTO：Ulitimate Ninja Heroes」（PSP）
• 「NARUTO：Uzumaki Choronicles 2」（PS2）
• 「ガンダム無双」（PS3）
• 「ビューティフル塊魂」（※PS3版／Xbox 360版）
• 「.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで」（PS2）
• 「カルドセプトサーガ」（Xbox 360）
• 「デジモンセイバーズ　アナザーミッション」（PS2）
• 「デジモンストーリー　サンバースト／ムーンライト」（ニンテンドーDS）
• 「トラスティベル 〜ショパンの夢〜」（Xbox 360）
• 「ナムコミュージアム リミックス」（Wii）
• 「Space Station Tycoon」（Wii）
• 「テイルズ オブ ザ ワールドレディアント マイソロジー」（PSP）

　すでに日本で発売済みのタイトルも含まれているが、あくまでもこれらは北米市場で今後展開される予定のタイトル群である。ちなみに、「NARUTO：Ulitimate Ninja Heroes」と「Space Station Tycoon」は北米のみの発売で日本での予定はない。「ナムコミュージアム リミックス」については現状北米先行での発売だが、日本での展開も考慮されているとのこと。

「ナムコミュージアム リミックス」はWii用として新たにコンセプトから作り直した（リミックスした）「パックンロール リミックス」、「パックモトス リミックス」、「ギャラガ リミックス」、「ラリーX リミックス」、「ワニワニパニック リミックス」の5タイトルに注目

　今回のイベント中に日本から参加している各開発担当者の皆さんにインタビューを敢行した。その様子については改めて紹介したいと思う。また、会場に展示してある作品についても後ほど掲載したいと思う。