“点”と“線”など「シンプルな見た目と操作」による、ゲームの本質を追求した新機軸が登場:「bit Generations 」レビュー (1/3 ページ)
7月13日と7月27の2回に分けて発売される「bit Generations」シリーズ。「ゲームの原点」を見つめ直す任天堂の意欲作、「dotstream」、「BOUNDISH」、「DIALHEX」の3本をレビューする。
7月13日と7月27の2回に分けて発売される「bit Generations」シリーズ。このシリーズは「ゲームの原点」を見つめ直すをコンセプトにしており、最近のゲームでは当たり前になりつつある、美麗なグラフィックや複雑な操作とは真逆の方向性を持ったタイトル群だ。この任天堂としての意欲作とも言えるタイトルは、全部で7本の発売が予定されており、そのどれもがシンプルな仕様になっている。お手頃な税込み2000円という価格とともにゲームボーイアドバンス用ソフトとして、携帯ゲームの手軽さを存分に発揮するタイトルたち。今回は7月13日に発売された「dotstream」、「BOUNDISH」、「DIALHEX」の3本をレビューしよう。
dotstream(ドットストリーム):今まで見た事のない“ライン”によるレースゲームとは!?
「dotstream」は“ライン”をモチーフにしたゲームで、スリップストリームやライン取りなどの通常のレースのような要素が盛り込まれている。しかし、キャラクターは車やバイクなどとは違い、ただの“ライン”でしかない。この“ライン”をいかに上手に操るかという事になるのだが、その操作感覚がかなり気持ちがいいと言える。方向キーの上下を押すことで、自分の通った道筋が軌跡のように残り、視覚的にも気持ち良さを演出してくれている。また、アクセルやブレーキといった仕様がないので、基本的にはライン取りが命となるのだが、自分が通った道筋や先行くNPCのラインが絡み合うため、見た目にも美しい。
そして、特筆すべきはそのBGMの格好良さ。レースゲームとして気分を高揚させてくれるようなものが多く、とにかく聞いているだけでも気分が乗ってくる。これが、“ライン”や“色”によるデザインの美しさと相まって、1つの作品としての完成度をより高めていると言えるだろう。dotstreamをプレイする時は、絶対にBGMを聞きながらプレイしよう。それに付随して、カーソルを動かした時などのSE(効果音)も凝っており、やみくもにカーソルを動かすだけでも楽しかったりする。そのように細部まで音にこだわっているdotstreamなので、できればヘッドフォンを使ってプレイすることをオススメしたい。
肝心のゲーム内容として、dotstreamには3つのモードが用意されている。基本とも言える「campaign」モードは、プレーヤーを含めた6人で5レースを争い、順位に応じたポイントを得て総合順位を決定するというものだ。総合順位で1位を取れば、上位クラスのレースに参加できたり、「formation」モードの新しいコマンドが入手できたりする。レースのクラスが低い時はコース自体の障害物が少なく、スピードもそんなに速く出ないので、難しく考えずにプレイできるだろう。しかし、クラスが上がるにつれ、コース自体の難度も上がり、敵となるNPCのライン取りもより正確になってくる。通れる幅も狭くなるため、スリップストリームが使いにくくなるので、より最良のライン取りを瞬時に判断できるようしないと1位を取るのは難しい。そのへんの駆け引きを制して、総合1位を取った時のカタルシスは、本当の意味でのレースゲームの原点と言えるかもしれない。
次に「spot race」だが、「campaign」モードでプレイしたコースを1つだけ選んで遊べるモードとなっている。ここでは、ライン取りの反復練習やストイックなタイムアタックに励むことが可能だ。そして、最後となる「formation」は、「campaign」モードで手に入れたコマンドを駆使して、編隊を組んで楽しむモードとなっている。敵となるほかのNPCは一切出てこないが、画面下部に出ているエネルギー量が常に減っていくため、コース上に落ちているエネルギーアイテムを随時取っていかなければならない。そして、一定量のエネルギーを保持していれば、その量に応じた新たな“ライン”が登場して、編隊を組める。このモードをより楽しむためには、一定のコマンドがあった方がいいので、「campaign」モードで幾つか手に入れてからプレイする事をオススメする。
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