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テーマ:好きなクラシック(2342)
カテゴリ:クラシック音楽関連
(17日にUPした“その1/3”の続きです) ところで・・・ 私のブログのプロフィールに書かせて頂いております通り、現在“千葉県民”の私。以前は、“神奈川県民”をやっておりました。 今、ちょっと指折り数えてみましたが・・・ 現時点でまだ、“千葉県内に住んでいる期間”よりも、“神奈川県内に住んでいた期間”の方が長いです。 そんな訳で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の存在は、かなり前から知っていました。また、詳細は忘れてしまったのですが、かつて、その演奏を聴いた事もあったと思います(確か、黒岩英臣さんが“常任”を務められていた頃だったと思います)。 当時、私が神奈川フィルに抱いていた印象は・・・ 「可もなく不可もなく」。 当時の私は、『神奈川フィルを聴きに行こう』という積極的な気持ちには、なれませんでした。 月日は流れ・・・ こんな事を知ったのは、本当に“つい最近”の事です。 現在の神奈川フィルに、固定ファンがたくさんいらっしゃる事。 コンサートマスターの石田泰尚さんという方にも、ファンがたくさんいらっしゃる、という事。 そして・・・ 昨年4月から、金聖響さんが“常任”に就任され・・・ 「題名のない音楽会」など、テレビ等でその演奏を耳にする機会が増え・・・ と、昨年、私は思い始めました。 で、早速、神奈川フィルの公式HPで、演奏会の予定をチェックしていたら・・・ “第260回定期”の欄に、「矢代秋雄 交響曲」の文字() “自動的”に、そのチケットの一般発売日“当日”に、私は「神奈川フィル・チケットサービス」へ電話をかけた、という訳でございます。 前置きが長くなりました。 では、当日の演奏会の、私の甚だ勝手なレビューを書かせて頂きます。 その日、私がまず驚いたのは、開演直前の、ホールの雰囲気です。 この日の演奏会の指揮者・下野竜也さんのプレトークが終わった頃には、開演まで残り10分を切っていたと思います。そして・・・ “開演5分前”を告げる、横浜みなとみらいホールの“予ベル”。 ホールのロビーにおられたお客さんたちが、ホールの自分の席に着き始めました。 私はこの様子を、ホールの“P席”から眺めていたのですが・・・ そろそろ皆さんが席に着いたかな と、思ったそのタイミングで・・・ ホールの中が、水を打った様に、シーンと静まり返ったんです。 まるで、緊張の糸がホールの中に満遍無く、ピーンと張られた様に。 まもなく、舞台の上手と下手の扉が開き、神奈川フィルのメンバーの方々が、その姿を現し始めました。自分の席まで行って、着席はせず立ったまま、その場で客席正面へ向き直ります。 舞台に最後に登場された神奈川フィルのメンバーは、もちろん、コンマスの石田泰尚さん。 第1ヴァイオリンの先頭の席まで行き、客席正面に向き直り・・・ 石田さんが頭を下げ始めたのを合図に、他のメンバーの皆さんも、客席に向かってお辞儀をされました。 私自身は拍手をしながら、耳ではホールに響き渡るお客さんたちの拍手の音を聞き、眼ではコンマスの石田さんを見ていました。 その時、私には、見えた様な気がしました。 ホールの中に満遍無く、ピーンと張られた“緊張の糸”の片方の端が、きれいに束ねられて、石田さんの手に、“愛器”とともに握られているのを。 私は、そう確信しました。少なくとも・・・ 舞台上の“神奈川フィル”は、コンマスの石田さんによって“開演前”から、見事に統率されていたと思います。 この後、指揮者の下野竜也さんが登場されて神奈川フィルの演奏が始まる訳ですが、事前にこれだけオケの統率がとれていれば、さぞかし指揮者は“音楽づくり”に専念できるだろう、と、私は、そんなところに感心していました。 そんな石田さんの、風格と自信に満ち溢れた声が、聞こえてくる様でした。 まだ、マエストロのタクトが振り始められる前だというのに・・・ そんな、一味違うホールの雰囲気に、私の期待は高まる一方でした。 (“その3/3”へ続きますが、更新は24日(水)の予定です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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