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MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

5,6巻


のだめカンタービレ 5巻 

■仮装オーケストラ

またまた学園祭の季節。
千秋は今回、Aオケでピアノを弾きますが
峰たちSオケの有志で『仮装オーケストラ』をやることになりました。
のだめも、ピアノ科の友人と一緒に『ピアニカ』で参加です。

最初はホントに仮装するつもりでしたが
峰クンが『ニコレット』のコスを嫌って
結局、皆、紋付ハカマでやることに
(のだめは『マングース』、真澄ちゃんは『ポンパドール夫人』のまま)

■真面目にラフマニノフ
一方、千秋は、ミルヒから『色っぽく』演奏しろと注文をつけられています。
悩みつつも、『半端はゆるしません』と珍しく真面目なミルヒとの演奏は
音楽家としては大きなチャンス。真剣に取り組む先輩。

『魅せ方を考えろ』というミルヒに
冷血人間の千秋先輩がどう答えるかが注目されます。

■『泣くかな?あいつ』
と、いうわけで、のだめの餌を与える時間も惜しい先輩。
「のだめを部屋に入れないほうがいいのか」
と、悩みます(未だに食事を作ってやっているところがもう捕らわれている。)
「泣くかな?」なんてうぬぼれ屋さんです(笑)

なのにのだめはあっさり「仮装オケの皆と食べるのでしばらく行けません!」
とカエルの面なんですよ。
のだめの心配をしてしまった自分に腹を立てた千秋先輩が
「もう2度とうちに来るな!」
と怒るところが、
着目点(アンダーライン)ですよ。皆様。ほんっと恋愛ネタ少ないので、捜すのが大変です。

■ピアノ弾かなくちゃ
仮装オケは大盛りあがりのうちに演奏を終え
千秋は彼等のパフォーマンスの中にも学ぶものはあると気付きます。
そうして、シュトレーゼマンとのピアノ協奏曲を成功させるのでした。
そのすばらしい演奏を聴いたのだめが、ピアノに開眼。
「先輩みたいに弾きたい」
と、またまたユーレイ状態に。
どうしてものだめを放っておけない千秋先輩は
のだめにご飯を食べさせ、着替えさせ学校に連れて行って、一緒に連弾してやるのでした。

(元彼女が家にいたのに、忘れてしまっている千秋先輩)

「さあ。これから、のだめも真剣にピアノに取り組むか!」
と、結局のだめのピアノが大好きな先輩は期待しますが
気持ち良く弾けて満足したのだめは、また
「楽しければイイ」生活に逆戻りなのでした。

■千秋の(やっぱりオレ様な)子供時代エピソードもおまけについてます。


第6巻

■進む道は?
年が明けて、もうすぐバレンタイン。
先輩にペロちゅーチョコレートを渡すのだめ(福引で当てた)

「好きですv」

その安易さに
「この程度だったのか?」
とイチイチショックを受ける
先輩が可愛いです。

千秋達4年は卒業試験、のだめ達3年も学期末試験の準備をするようになり
先のことを考え出します。
日本から出られない千秋は、
「留学もしないしコンクールにも出ないなんて信じられない」
と、言われて反発しますが
同様に「幼稚園の先生になる」というのだめに
もったいないという感を抱くのでした。
将来に悩む千秋。

■精鋭オーケストラ
院に進んだあと、日本で何ができるかを模索している千秋のところへ
夏のセミナーで会ったヴァイオリンの三木がやってきます。
のだめ達の大学の院にくる事になったらしく、千秋に
「一緒にオーケストラをやろう」
と薦めるのでした。

Sオケよりも高度な技術をもつオケの誕生です。
峰も、Aオケに愛かったらという条件をクリアしたらメンバーになることに。

■卒業&コンパ
真澄ちゃんのピアノ伴奏が緊急入院した為
卒業演奏会で、急遽、千秋がピンチヒッターに。
感激のあまり、涙ながらに熱演する、真澄ちゃん。
千秋は彼女(?)をも新しいオケに誘います。

Sオケでの卒業おめでとうコンパは大盛りあがり。
千秋を妬むダーティコンビは、カッコ悪いところをさらしてもらおうと
『太鼓』『カラオケ』などなどの難問をやらそうとします
でも、実は「やってもいい」と思っていた千秋
なのにことごとくじゃまされて、ちょっと不機嫌になっている。
実は不機嫌の理由はそれだけではなくて
新しいオケに入れてくれと頼んだメンバーを断わらなくてはならなかったからでした。
ふて腐れながら酔っ払って、道端でのだめをワルツで振りまわす千秋先輩なのでした。

■千秋の実家
コンパの次の日、千秋の実家(叔父の家)になぜかついていくのだめ。

そこでは、叔父さんが千秋に催眠術をかけて飛行機を克服させよう目論んでいます。
催眠術をかけられながら、のだめの事を愚痴る先輩。
話す事が多すぎて、催眠がまったくかかりません。(笑)
なにげに
「いくらズボラでも、好きな男の前でくらい少しは自分を飾れというか・・」
などと言うあたり、のだめの愛には自信まんまんなのですねv

叔父の一家は、現在少々暗いムード。
奥さんは家出しているし
息子は音楽を止めて、叔父さん自身も仕事で悩んでいるらしいです。
10歳の由衣子も、母親がいなくなって寂しいところを
のだめに遊んでもらい、少しずつ懐いて行きます。

のだめが提案して鍋をしたり
明け方に千秋とのだめが合奏したりして
三善家(おじさんの家)に音楽が戻り、雰囲気が明るくなってきました。
でも、由衣子とは仲良くなっても
「のだめは幼稚園の先生には向いてない」と
皆が言うのでした。

のだめに演奏者としての道を歩いて欲しい千秋。
結局は自分が(ラフマニノフの時のように)
がんばってひきあげるしかないのかと思うのでした。




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