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テーマ:アニメ!!(3880)
カテゴリ:ライトノベル・アニメノチカラ
ガラスがそうなりたいと願うようにラッパにも願う音を。
「梅雨ノ空・玻璃ノ虹」(ツユノソラ・ハリノニジ) あらすじは公式からです。 今日のカナタの任務は、街へ出て物資を調達してくること。 カナタは渡された購入品リストを持って、ノエルの運転するジープに乗り込みます。 見るものすべてが新鮮なカナタの疑問に、きちんと正しく答えてくれるノエル。 だけれどそんなノエルにも、なかなか解けない問題はあって――。 ******************************** この作品は空模様、時間、キャラの気持がリンクした作品だなと 思っていたのですが、今回はとても良くそれが表現されていました。 カナタが綺麗な音を出したところは鳥肌もの! ノエルのターン、カナタと二人色々ありましたが心地良いエピソードでした♪ 「タケミカヅチ」の整備に余念が無いノエル。 起動させるも「システム・エラー」の連続。 相変わらずカナタのラッパも上手くいかない。 今日はカナタとノエルで買出し。 リストの物を集めてくるのだが完全に保護者のリオとフィリシア! 「ハンカチ、ティッシュ」!!! どこの小学生だー!? セーズの街を本格的に回るのは初めてのカナタ。 運転手のノエルは黙ったきりなのに、一人であちこち見回して 感動、疑問の連続! 一軒の店の前で急ブレーキで止まったのでおデコをぶつけるカナタ。 今までのカナタの疑問にすらすらと答えるノエル! 博識です! 店屋から祭りの時に世話になった「お姐さん」のナオミが出てきた。 用件はここの店にもある。 仕事の買出しの事はノエルに任せたきりでガラスの工芸品に 興味津々のカナタ。 特にイルカのガラス細工が気に入ったよう。 ノエルがイルカの説明をしてくれた。 海にはもう「イルカ」・・・や魚がいない? 食べ物には困っていないような世界観ですが自然はかつての戦争で それほどまでに疲弊してしまっているのでしょうか? ガラス工芸はこれから行く工房で作っているという。 受け取るものがあるからそこに行くというノエル。 工房だけでなく必要な工芸品もナオミに集めてもらっている。 「タケミカヅチ」もちゃっちゃと治して!と明るく言うカナタに 少しため息をつきながら 「機械は裏切らないから。」 とノエルはつぶやく。 食料品の買出しでもカナタは計算が怪しい!? 外に出て車に戻ろうとしたところで子供がぶつかってきて 荷物を落としてしまうノエル。 見てみるとカナタの熱を下げてくれたユミナと連れの子供たちだった。 尻餅をついた少年に手を差し出すノエル。 けれど・・・ 「この人殺し!!!」 ユミナは少年の両親の死とは関係ないと言ってくれたけれど 少年にとっては軍人は皆、同じだった。 「兵隊なんか大嫌いだ!」 ユミナから子供達が戦争孤児だと教えられ、ショックを受けるカナタ。 降り出す雨。 「大丈夫・・・ボク達が兵隊なのは 本当のことだから。」 車の中で気持を立て直そうと話し続けるカナタ。 兵隊であること、叱責されたラッパのこと。 気持を奮い立たせるカナタの言葉を無言で聞いているノエル。 大きなガラス工房にやってきて感動するカナタ。 そこの職人カールは”マイスター”の称号を持つ素晴らしい職人で ナオミさんと良い関係のよう♪ ノエルが彼に依頼しているのは「タケミカヅチ」の光学センサーのための レンズだった。 二枚で機能するレンズだが一枚しかない。 複製を依頼しているのだが、ガラス成分の配合に苦労していて エラーになってしまうのだという。 セーズではガラスの原料が良く採れる。 それで工房や技術が発達したのだけれど、戦争で大きくなったのも事実。 「タケミカヅチ」も人を殺している。 「怖いと思う。」 そういうノエルに本当に怖いのはそれを扱う人だと言うカナタ。 同じラッパでも自分とリオ先輩の音はまるで違う。 「タケミカヅチ」で聞いたメロディは素敵だった。 「きっと良い戦車だよ。」 戦車に良いものなんて、と思いますが願わくば大切な人を 守るものであって欲しいですね。 だからこそ、戦争の遺産・・・ステンドグラスの聖母に雨が流れて涙に 見えるのが寂しい・・・。 ノエルは徹夜がたたって眠ってしまった。 ノエルが”職人”だからこの仕事を引き受けていると話すカール。 相変わらずラッパがうまく吹けないカナタは落ち込み気味。 「才能が・・・。」 「才能ってのは諦めるヤツの最低の言訳だ。」 カールがガラスを吹いて見せてくれた。 カナタのは若い職人が良くやるように無理矢理、音を作ろうと している。 自然な形に仕上がるガラス細工に感嘆の表情を見せるカナタ。 「ガラスがこういう形になりたがっているんだ。」 「ありがとうございます!カールおじさん!」 カナタ、そういえばノエルとクレハには”ちゃん”付けの タメ口でしたね。 空に雲が走る。風が強い。 雲の切れ間から差し込む太陽の光。 「音が自分で響きたいように!」 綺麗な起床ラッパの音が出た!!! ふと目を覚ますノエル。 雨は上がった。 音・・・ノエルは耳が良いカナタに一番近い音のレンズを 選んでもらうことを思いつく。 カールも「こいつらの音を聞いてやってくれ!」と望みを託す。 戻ってきたノエルはここに来て変ったと言うフィリシア。 カナタが選んだ一枚とオリジナルのレンズをセットするノエル。 センサーが起動するタケミカヅチ!!! 「ありがとう。」 初めて見せた極上の笑顔。 ノエルはもっとクールで、カナタの天真爛漫なところは逆に 「ウザイ」と取ってしまうキャラなのかなと思っていたら とても正直でちゃんと受け止めてくれる子だったのですね。 でも「機械は裏切らない。」 人の心の機微は扱いづらいもののようで、それはカナタも孤児の 少年に出会って身につまされたのではないでしょうか。 ノエルが精魂こめて修復する「タケミカヅチ」。 それはやはり「武器」で人を殺すもの。 起動させるような事件が彼女たちに降りかかるのでは、と 不安が募ります。 ナオミさんが言っていた「次の出荷」も何の事でしょう? フリュー ソ・ラ・ノ・ヲ・ト マイクロファイバースポーツタオル 3種セット【4月予約】 ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 1 【初回生産限定】 光の旋律(初回限定CD+DVD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月27日 10時31分04秒
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