神山高校1年B組の折木奉太郎（おれき ほうたろう）は姉が所属していたものの、部員不在で廃部寸前な古典部に入部。
　学校生活の中でおこる謎を次々と解決していく、第１０話



　2年生の入須先輩は奉太郎をお茶にさそい、密室殺人の推理を持ちかけた。
　2年F組、中条、羽場、沢木口の３人の推理はどれもあたっていない。
　入須先輩は３人のいずれの推理もあたっていないことを予想していた。
　入須先輩は最初から奉太郎が目当て、あらためて依頼をした。

入須
「最初から君が目当てだった。古典部などではなく。折木君、私は君がこれまでの一軒で君自身の技術を証明したと考える。君は、特別よ。
　そこで、もう一度頼みたい。折木君、どうか、2年F組に力を貸して。あのビデオの正解を見つけてほしい。」



　休日の学校に奉太郎、福部、伊原。映像をもう一度見直す。
　カメラワークが悪いことを指摘した伊原。
　福部は進級をかけて補習につれていかれた。奉太郎にメモ帳を渡す。
　伊原は図書当番へ。
　奉太郎は部室で1人、映像を見直し、推理に入った。
　　


　登場人物の誰もが懐中電灯を持っていないのに、電灯で照らすシーンがある。
　カメラマンが7人目の人物、カメラワークが悪いのではなく、それを持つ登場人物がいた。
　奉太郎は入須先輩に推理内容を伝え、文化祭までに残りの映像が完成した。

　完成した映画の試写会が終了。なかなか好評。
　しかし、伊原が指摘した。あの映画の中のどこにもザイルが出てこなかった・・・
（9話で、小道具の羽場は脚本の本郷にザイルをたのまれていたことを明かしていた）


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