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テーマ:キャンプを楽しむ方法(5140)
この日記を書いた5年後の同じ日、2011年3月11日、東日本大震災が起きました。 悲しみにくれる人、明日への不安におののくすべての人々の手のひらにこのともし火を・・・・
とてもいいものができました。 お台所にあるものを利用して、簡単に作製でき、長時間点灯するキャンドルを開発しました。 ・・・あまりにも簡単なのですでに誰かが開発している可能性もありますが・・ どうですか!!??すごいでしょう。掌に乗せることができます。 毛の無い人なら頭の上に乗せることさえ可能です。お尻に貼ったりすることだってできそうです。 しかも数時間連続点灯します。しかも安全設計。 しかもとても軽くて・・・風が吹くとどこかに飛んでいってしまいます。 材料はたったのこれだけ!! 燃料は食用油。奥様が安売りの時に買ったキャノーラ油を使いました。コレステロールが0です。安心して使えますネ。ご家庭にある油ならなんでもOKです。 キャンドル本体はお弁当で使うアレ。アルミのおかず入れ。 100枚で100円くらいで売ってます。一枚だけでは売ってくれませんので、キャンドルを100個作る覚悟で買ってきましょう。 それを一枚だけ取り出して、指先で富士山のような形に成型します。 ・・・噴火口を小さくネ。キャンドルの芯はキッチンペーパーを小さく切ったもの。それをクルクルと紙縒りのように丸めます。 富士山の中に油を少量入れます。少量でOKですよ。 噴火口にキッチンペーパーを丸めた芯を差し込みます。芯に油が沁み込んだら点火!! どうですか!!この明るさ。 右側に置いてあるのは市販のアロマキャンドル。左が手乗りキャノーラキャンドルをシェラカップの中に置いたもの。 数倍の明るさです。しかも安全。食用油自体には引火しませんから、芯が燃えているだけ。 しかも安い。1000gも入って200円くらい。家の照明はすべてこのキャンドルにしてもいいくらい。あまった油で朝食の目玉焼きができるし・・・。 さて、更に改良を加えて・・・これを屋外でも使えるようにするつもりです。雨にも負けず、風にも負けない手乗りキャンドル。今年のキャンプはこれで決まりダネ!!防災用の照明にもGoodですよ。
追記(2011年3月18日) 東日本大震災から一週間。 あまりにもいろいろな事を見て、聞いて、読んでいるうちにボクの頭の中は混乱し途方にくれ、心はふさぎこんでいくばかりでした。あまりにも多くの情報に触れたため悲しみは過度に深まり、未来への不安で心が壊れてしまいそうでした。 そんな無為な日々をおくっていると一人の心優しい女性から一通のメールが届きました。メールには震災をきっかけにボクのブログにたどり着き、そしてこの記事で紹介した手乗りキャンドルを作って感動したと記されていました。さらにはアルコールストーブやらソーラークッカーやら空き缶コンロやらあれもこれも作ってみたい。その文面から瑞々しい好奇心と物を作るワクワクする喜び、そして何よりも明るくほがらかな人柄と幸せな家庭の雰囲気がありありと伝わってきました。 そっか、ボクの作ったモノでもこんなに楽しんでもらえるんだ。好奇心を持って明るい心でありさえすれば明日は明るく迎えてくれる。 明るい未来を築くには自分の心が健康でなくっちゃネ。 自分で書いておきながらすっかり忘れてしまっていたこの手乗りキャンドル。まずは自分の手のひらにのせ、心を温め穏やかになろうと思います。 そして悲しんでいる人、困っている人、怒っている人、その他いろんな人・・・この地球上のすべての人の手のひらに乗っけてみたいと思います。 手のひらの中のともし火を見つめればすべての人の心が温かくなるような気がします。
3月20日はこの19年で月がもっともこの地球に近づく日。そしてその夜は特別な特別なとっておきの大満月。 エクストラスーパームーンとよび天変地異を引き起こすと怖れる人もいる特別なお月様。 このキャンドルを手のひらに乗せて特別なお月様を見に行こうよ。ドキドキするでしょ。ワクワクするでしょ。とびっきりステキなショーが始まるんだ。でっかいお月様に願い事をしたらどんなことでもきっと叶うと思うよ。 電力会社さま:どうか20日の夜は原子力の火をちょっとだけ消してもらえないでしょうか。明るすぎると大事なお月様が見えにくくなってしまいますから・・・・ 平成二十三年弥生十三夜 春の雪が残る飛騨高山にて
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