SEOとURLの関係を調査せよ

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ボスからの指令です。

「検索結果の表示でキーワードが濃くなります!」とか報告するとぶっ飛ばされそうなのでマジメに調べました。

結果、SPAM業者には使えない効果的なSEO対策ができることがわかりました。

 


単語とフレーズの切れ目を調査

Googleウェブマスターツールに入って「ダッシュボード > 統計情報 >  Googlebot のクロール情報」へ行きます。

上位検索のクエリ」のほうが良いと思いますが、私のブログはうまれたてなのでデータが少なく、クロール情報にしました。ロボット(Google)がどう見ているのかを知ります。

 

Googleクロール情報

 

上は[フレーズ]で、1~10件までを撮りました。


各行の半角スペースがあいているところが単語の切れ目になっていると考えられ、記号はクローラーに無視されていると言えます。「の」や「を」がときどき区切られていないのは、フレーズになっているからということにしておきます。

  • http://pillcase.com/seo/ → http pillcase com seo
  • SEO対策の薬箱 → seo 対策の薬箱
  • 6種類のsitemapを~ → 6 種類の sitemap を

フレーズの書き方によって単語が取り出されていると見ました。「seo」と「対策」が離れているのは「対策」が名詞ではないから(?)「対策の薬箱」とまとめられているのかも知れません。

 

090118_wmt_phrase.jpg

 

次に上の通り[キーワード]を見ました。

上の画像では、記号だけでなくて数字もクローラーには見られていないと言えます。4番目「7つの掟」の「7」がどこにもありませんでした。

 

今回の報告には関係ありませんが「数字は金額などの検索に有効」とGoogleのヘルプでよんだおぼえがあります。例えば「時計 7000」で検索すると数字は無視されていなくて、7,000円や7,000番など結果に表示されます。

完全に無視されているのではなくて、ウェブマスターツール(単語やフレーズ)として表示する理由や価値が無いとみるべきでしょうか。とりあえず記号と数字はなしです。

 

URLと検索結果の関係

情報元を思い出せないのですが、URLと検索の関係はほとんど無くて、SEO対策のためにURLは無関係に近いという記事がありました。

ボス直伝「テキトー検索」を試した結果、何だか違うような気がします。関係があり、なにか特定の条件ですごく重要になるのではないかということです。

下の画像は「bco」という私にとっては意味のない3文字での検索結果です。

 

090118_google_serps_bco.jpg

 

1位に表示されている「株式会社BCO」さんはタイトルにキーワードが入っていますが、2位の「スリービー」さんはスニペットの「Three-B Co.~」とURLに。しかし3位の「四電ビジネス株式会社」さんはURLにしかキーワードがありません。

また、ドット「.」で区切られていますが、このドットは記号として無視され、連続した「bco」というフレーズ(または単語)として見られていることになります。

3位の四電ビジネスさんのトップページのソース内を検索しましたが、bcoという文字はありませんでした。URLだけに入っているということになります。

 

URLにキーワードを持つ理由

タイトルにキーワードが入っていれば良いので、SEO効果としては弱いと思います。でも、上で書いた通りまったくの無関係ではなく、入っていたほうが良いかも知れません。

AmazonやWikipediaのように、フォルダまたはファイル名に日本語表記しているWebサイトも有り、上位表示の強弱としてではなく、人間がみたときの見やすさや強調としては有効と思います。

 

検索にガンガンヒットさせるURL

検索結果という「表示」ではなく、効果的なSEO対策としてもっと広く考えると、リンクのアンカーテキストがあげられます。

通常、リンクを貼るときは
<a href="http://pillcase.com/seo/">SEO対策の薬箱</a>
という書き方をしますが、これができない、要するにテキストだった時にURLにキーワードを入れておくことは効果的です。

メルマガや一部のブログでは、http://で始まる文字が自動的にリンクへ変換され、記号を除いたキーワード(単語)がそのままアンカーテキストになります。これはブランディングに有効で、英語の社名(例えばLion)の場合は「Lion」が、更にGoogleは日本語へ関連させることもあるため「ライオン」としても認識されます。

今気付いたのですが、これを考えると「四電ビジネス」さんはURLでのバックリンクがあるのではないかと考えられます。

 

検索にガンガンヒットさせる最強のドメイン

かどうかはわかりませんが、URLをアンカーテキストにされると考えるととても強いURLが日本語ドメインです。

このブログなら
http://SEO対策の薬箱.com
と行きたいところですが、アンカーテキストなら短くする理由が無いので
http://SEO対策でのマーケティングとSEMブログ.com
のようにフレーズにしてしまえば良いと考えました。

オフラインのメディアやテレビCMなどから人間がURLを直接入力するとしたらとても不親切ですが、リンクされるためのURL、たとえばサテライトとしてメインサイトを助ける目的ならばアリです。

 

気になるのがhttp://で始まっても、日本語がURLとして認識されるかが問題です。ブログなどで切れてしまってリンクが「http://」だけになっているものをよく見かけます。

これを有効に使えるとして考えるならば「プレスリリース」です。

ニュースに掲載される時、社名や商品名をアンカーテキストにしてくれないサイトの場合はURLの日本語化はとても有効になります。

SPAM業者は基本的に「自分や自社などで機械的にリンクを貼る」ので、日本語ドメインに価値は無く、ニュースサイトなどへの最適化、ようするに「価値を認めてくれたひと」からの(有益とされる)リンクが頂けることになります。

 

まとめ

これを書いて思ったことが「長い」日本語ドメインの乱用ですが、日本語ドメイン自体が浸透していないように見えますし、その原因はWebサイト構築のシステムにあるように思えます。

また、301リダイレクトを使った乱用も気になりますが、SPAM業者には使えない方法なので、そんなマナーの悪いことをしたら自社のイメージダウンになります。

 

以下は私の個人的な感想ですが、

http://SEO対策の薬箱.com/SEOSEM/日本語ドメイン/考察.html

は、すごくイヤです(笑)

 

※本文中の「URL」は正確には「URI」らしいですけど、誰にでもわかるよう一般的に「URL」としています

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「URLと検索の関係」

・URLにキーワードが含まれていると、URL直貼りでリンクしたときには、アンカーテキストにキーワードが含まれることになるので、効果があると言える。

・ただしURLにキーワードがあること自体は、ランキングには関係なく、逆にキーワードを多用することはスパム対象にもなり得る。

・キーワードが含まれていると、ボールド表示されるのでCTR上昇に役立つかもしれない。

というのが、僕の見解です。

「CTR上昇」は大事なポイントですね。ECサイトなんかは商品名を入れると効果的です。

記事内にも記述がありましたが、ブログの場合記事タイトルをそのまま日本語でURLにする設定だと、長い場合上手に変換されないことがありますが、特にトラックバック送信先で正確にうけっとってくれず、リンク切れになっていることは多々ありますので、注意が必要ですよね。

CoolWebです。
1.「効果があるのか、無いのか、全く分からない」
2.「効果測定」をする価値があるのか?
3.実効性があるのか
4.費用対効果は?
というのが私の意見ですが、意見としてはダメかな?

その通りだと思います。
どうにも私は文章力が無くて、フォロー頂けて助かりました。

日本語や半角のスペースって、今はあまり良くない気がします。
MT4も日本語URLはリンクがおかしくなるそうなので(実験していませんですが)、CMSで作られているニュースサイトなんかは不具合を起こしてしまう原因になったり、おかしいから掲載や~めたっていうことになるかも知れないです。

これはインパクトありますよね。

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&safe=off&rlz=1B3GGGL_jaJP294JP294&q=%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%81%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8BSEO%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
※Googleで「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」を検索しています

ペーストした直後におもいっきり%いっぱいのURLに変換されてしまいましたけど(笑)

いえ、ここは私(たち)にとってすごく大事です。
1~4の全てが社内で私がやらなければいけないことで、効果の有無、効果測定の方法、費用対効果、を提案できなければマーケティングの中にあるSEOという、とても強い武器が使えなかったり弱くなったりしてしまうからです。

SEOというものを奥深くまで調べつつ、いつも最新の情報が頭の中にあって、どうしたら良いのかすぐに判断して言葉にできる人間になりたいと思っています。

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