中級者向けのPHP本を執筆。PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 活用編
2006年05月29日-
以下は、2006年に出版された第1版の書籍の説明です。
第2版でもコンセプトは変わりませんので、本書について知りたい方は以下をお読みください。
尚、第1版は在庫がありませんので、第2版をお求めください。
中級者向けのPHPの本「PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 活用編」を執筆しました。
PEAR等の便利モジュールを多く紹介している本です(ボリューム的には8割程モジュールの紹介)。
ファイル関連・WEBサービス(amazon/del.icio.us/XML_RPCクライアント/サーバーの実装法)・ブログ関連の他、開発にあたって便利なモジュールの利用法を各種紹介。
(紹介しているモジュールの一覧)
単純にPEAR等の多くのモジュールのリファレンスとして使え、PHPで出来ることが増え、開発スピードも高まると思います。
モジュールの使い方だけではなく、モジュールを使う上で徐々にクラスという概念や使い方に慣れ、PHPでのクラス・オブジェクト指向の考え方も身に付けられるようにも書いています。
具体的には、クラスにすることで何が得で、何が便利なのか?を説明します。
クラスを理解していない人にとって、どういうものをクラスにしたらよいか?というのは分かりにくい事です。
そこで、どういうものをクラスにするか?という説明をした上で、実習としてアクセスカウンタクラスを作ってみます。
更に、クラスの機能を簡単に拡張する継承という機能について画像アクセスカウンタクラスを作る過程で説明しています。
クラスやオブジェクト指向に慣れてきたところで、これまでの手続き型プログラミングの問題点を考え、その上で
MVCフレームワークを自作してみたりもします。
現在のところ、SymfonyやZendFramework等、MVCフレームワークは沢山でています。
この使い方の説明を書こうかと思ったのですが止めました。
なぜかというと、フレームワークについての理解があまりない状態で、フレームワークを使ってもメリットを感じにくい部分があるからです。
有名なフレームワークを使う前に、一度フレームワークを自作し、フレームワークについて理解を深めておくことの方が読者の方のスキルアップにつながるのでは?と思った結果です。
フレームワークというのは、WEBアプリの汎用的な挙動について理解した上でないと作れません。
実際に作ってみることでWEBアプリの挙動について理解し、WEBアプリケーション設計の力も身に付くのでは?と思っています。
最終章では自作フレームワークの上でショッピングカートアプリケーションを作る過程で、フレームワーク上でどうやって開発するかについても実習し、スキルアップを目指します。
フレームワークというものをよく理解した上で、SymfonyやZendFrameworkを使えば、より高い力を発揮できると思っています。
とまあ、こんな感じで、モジュール利用法の紹介をメインにしつつも、オブジェクト指向やフレームワークの考え方も説明し、理解してもらうことで、皆さんのPHPスキルアップに繋がればと、これまでにない本を目指して書いたつもりです。
上級者の方にとっても、モジュール利用例を示した豊富なサンプルを利用すれば開発効率向上に繋がると思います。
既に都内では書店で並んでいるようですので目に付いた方は手にとって頂ければ幸いです。
amazonのページ
PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 活用編 第二版
PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 活用編
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