RICOH AF-80
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2023年9月、中野のペコちゃんのジャンクコーナーにて驚きの100円で救出。電池消耗サインらしき液晶サインが点滅しっぱなしという状態に、おそらくお店は電気系統の故障と判断したのだろう。本機は、一見普通のAFコンパクトカメラだが、駆動用電池が単三電池×2である上に、目測式によるピント合わせも可能(しかも、オールドファンには懐かしいデュオレバーを再現している!)、おまけにフラッシュも自動発行と発行禁止をダイヤル操作で選択できるという優れものであることから、何とかなるだろうととにかく救出したもの。
後で調べて分かったのだが、原因はバックアップ用のリチウムコイン電池の消耗であった。バックアップ用電池を交換したところ、問題なく作動しているようだったので現役復帰となった。オリジナルには、ハンドグリップになるような貼り皮はないが、手持ちのスマホケースのお古から取り外していた合成皮革を切り取り貼り付けた。
上記のように、本機には非常に優れた機能があり、写真家、森山大道氏も使用したカメラだそうである。ただ、レンズはトリプレットで、お世辞にも画質はそれほどでもない。
実は、本機を手放そうかどうか迷っている。というのは、フィルム一本撮ると、そのうちの何カットかに、絞り開放になったと思われる露出オーバーのカットが生じるからである。これが、カメラの癖(例えばバックライトコントロールのような仕様、とか?)なのか、故障なのか判断が付かないことと、やはり、森山大道氏の使ったカメラ、というのが躊躇の理由である。
アルバム: 救出したジャンクカメラたち
タグ: カメラ
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