デル、外付けドライブのような小型PC「Studio Hybrid」
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Studio Hybrid |
8月下旬 発売
価格:7万円前後~
デル株式会社は、ウルトラスモールフォームファクタを採用した小型デスクトップPC「Studio Hybrid」を8月下旬に発売する。
米Dellのマイケル・デル会長が、4月のグリーン会議で明らかにした「一般的なミニタワーPCよりも81%小さく、消費電力を70%削減」したPCが製品として今回登場した。外付けの光学ドライブのような外観を持つ小さな筐体に、PCの機能をすべて内蔵。エコPCとして、モバイル向けCPU/チップセットなどを採用し、Energy Star 4.0に準拠する。
本体サイズは72×211×197mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.8kg。縦置き/横置き対応のスタンドが付属し、縦置き時のサイズは78×211×216mm(同)。筐体はねじ1本で取り外しできるカバーで覆われており、6色のカラーバリエーション、竹製カバーの「ナチュラルバンブー」などを装着できる。
光学ドライブは前面から挿入するスロットインタイプ。BTOでBlu-ray Discドライブ(リードのみ)も選択可能で、その際、専用アクセラレータが自動で追加になり、BDの再生も可能。TVにも容易に接続できるよう、HDMI出力を標準装備する。
前面からディスクを挿入するスロットイン式の光学ドライブを搭載 | 背面のインターフェイス。HDMI出力などを標準装備 | 竹製カバー「ナチュラルバンブー」 |
ベーシック構成は、CPUにCeleron 550(2GHz)、メモリ1GB、HDD 160GB、チップセットにIntel GM965 Express(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載し、価格は7万円前後。
【お詫びと訂正】初出時、OSを誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。
インターフェイスはUSB 2.0×5、IEEE 1394、DVI-I、HDMI、Gigabit Ethernet、8in1カードリーダなどを装備。オプションで無線LANの追加も可能。キーボードは新型のマルチメディアキーボードが付属する。
●20型ワイド液晶「SP2009W」
SP2009W |
また、20型ワイド液晶ディスプレイ「SP2009W」を8月下旬に発売する。価格は43,900円。SP2008WFPの後継機種。200万画素のWebカメラ、デュアルマイクを内蔵し、動画/写真の撮影やビデオチャットなどが行なえるユーティリティを同梱する。
主な仕様は、解像度1,680×1,050ドット(WSXGA+)、表示色数約1,677万色、応答速度2ms(中間色)、ダイナミックコントラスト比2,000:1、輝度300cd/平方m、視野角が上下/左右ともに160度。パネルは色再現性92%の光沢タイプ。
インターフェイスはDVI-D(HDCP)、ミニD-Sub15ピンの2系統を装備。さらに、4ポートのUSB 2.0 Hub、オーディオ入力端子などを備える。
本体サイズは481.5×192×393.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。
□デルのホームページ
http://www.dell.com/jp/
□ニュースリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2008/080729?c=jp&l=ja&s=corp
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2008/080729b?c=jp&l=ja&s=corp
□関連記事
【2007年9月20日】デル、Webカメラ初搭載のWSXGA+対応20型ワイド液晶
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0920/dell.htm
(2008年7月29日)
[Reported by [email protected]]